☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第62号☆★☆★☆★☆★                        平成22年12月23日  12月、1月は、忘年会・お正月・新年会と飲食する機会が多くなりますね。 身体(特に胃腸)が疲れた時、あったかい雑炊など食べたくなりませんか? ちょうどそんな時、かほく四季まつり〜冬の味くらべ〜が始まります。雑炊や 野菜いっぱいの鍋をぜひ味わってください。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第62号を どうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4644 E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪第7回かほく市成人式の開催について ♪美味しく楽しく かほく四季まつり 〜冬の味くらべ〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●第7回かほく市成人式の開催について  ・開 催 日 1月9日(日)  ・受付開始 午前9時  ・開  式 午前10時  ・会  場 河北台中学校講堂  ・駐 車 場 七塚生涯学習センター、河北台健民体育館などの駐車場  ※当日は、駐車場が大変混み合いますので、時間にゆとりを持ってご来場く  ださい。また、駐車場にも限りがありますので、ご家族などの送迎または乗  り合わせでの来場にご協力お願いします。 【問い合わせ先】   かほく市教育委員会 生涯学習課 TEL 076−283−7137 ●美味しく楽しく かほく四季まつり 〜冬の味くらべ〜   ホッと温まるかほく四季まつりの冬編。かほく市出身の冒険飛行家「東善作」 がアメリカで経営していたチャプスイ店(中国風雑炊)にちなんだ食のイベン トです。  「かほくの名物雑炊キャンペーン」として市内の登録飲食店がこだわりを持 って考案したアイデア雑炊や鍋料理が期間限定で提供されます。ネーミングにも 地域らしさや各飲食店のこだわりが盛りこまれています。「食べてもらえる、 ダブルでおいしい」お楽しみ抽選会も行われますので、ご家族、ご友人をお誘 いのうえ、ふるってご応募ください。  なお、登録店等につきましては、市内の方においては後日配布されるチラシ をご覧ください。  ・期  間 1月15日(土)〜2月13日(日) 【問い合わせ先】   かほく市役所 産業振興課 TEL 076−281−3921 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:荷方節の継承任せて かほく市の内日角保育園 住民寄贈の脚絆、甲手で 02:かぶらずし、銀座へ かほく市瀬戸町の組合製造 三越の飲食店 03:七窪区自主防災会が発足 かほく市、初期消火や救出へ 04:陸上競技場改修へ かほく市 12月補正案に設計費 健民体育館と 05:東善作、雑炊でたたえる かほく市出身の飛行家 道の駅・高松で提供 06:世界レベルの技、披露 かほく市でトランポリン教室 07:中学卒業まで通院無料 来年度から、不育症治療も助成 かほく市議会 08:若手職員、市長に提言 かほく市の定住促進第2弾 効果検討し事業化 09:高齢者165人に歳末見舞金贈る かほく市の社会福祉協議会など  10:かほくふう郷土食「合格」 石川県立看護大 必修化授業で創作 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年11月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎荷方節の継承任せて かほく市の内日角保育園 住民寄贈の脚絆、甲手で  かほく市内日角に伝わる市無形文化財の作業歌「荷方節(にかたぶし)」の 継承を目指し、練習に取り組む内日角保育園の園児に25日までに、地元住民 から手作りの脚絆(きゃはん)と甲手(こて)約30組が贈られた。園児 は27日に同園で開く表現会で新調された衣装に身を包み、地域の歴史を伝え る荷方節を元気に発表したいと練習を重ねている。  荷方節は能登と加賀を結ぶ水路だった河北潟を往来する駄賃船の仕事歌で、 船で生計を立てていた内日角の荷方衆が歌ったとされる。同園では2005 (平成17)年から内日角伝承芸能保存会の指導を受け、活動に取り入れてい る。  脚絆と甲手は今月6日に「豊かな心を育(はぐく)む教育推進県民会議」か ら感謝状を受けたことがきっかけで、保存会の沢本昭子さん(68)らが寄贈 を申し出た。足に巻く脚絆は縦20センチ、横30センチ、腕に巻く甲手は縦 15センチ、横20センチの青い布をそれぞれ縫い上げて仕上げた。  園児は10月上旬から「やんさのやんさ」などと囃子(はやし)を元気に響 かせながらけいこを続けている。稲本夢奈ちゃん(6)は「難しいけれど、元 気に踊りたい」と話し、山川一二三園長は「園児に昔の人の苦労を伝える意味 もある。みんなの頑張りを見てほしい」と話した。 〈02〉2010年11月30日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かぶらずし、銀座へ かほく市瀬戸町の組合製造 三越の飲食店  かほく市瀬戸町農産物加工生産組合の「大海手造(づく)りかぶらずし」が 12月の約1カ月間、東京・銀座の三越銀座店で初めて販売される。店内の飲 食店で限定メニューとして提供し、銀座最大の高級老舗百貨店を訪れる客にこ だわりの味を紹介し、販路拡大を目指す。  かぶらずしは町内全56戸が加わる同組合が1986(昭和61)年から製 造している。地元産の大カブを5日間荒漬けし、サバとニンジン、自家製の麹 (こうじ)を加え、さらに1週間本漬けして仕上げる。今季は約4500キロ を出荷する。  三越銀座店での販売はJA石川かほくの紹介で今年3月、東京で開かれたJ Aグループの国産農畜産物商談会に参加したのがきっかけ。9月にオープンし た「みのる食堂」で12月6日から31日まで計200キロを納入する。  高崎武義組合長は「老舗の百貨店で商品を納入でき、大変光栄だ。食通をう ならせたい」と意気込んでいる。  かぶらずしの製造は最盛期を迎えており、29日も約10人が瀬戸町生活改 善センターで作業に追われた。商品は500グラムと1キロ、1・5キロ、2 キロの計4種類あり、12月1〜30日に販売する。 〈03〉2010年12月02日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎七窪区自主防災会が発足 かほく市、初期消火や救出へ  かほく市七窪の全586世帯でつくる七窪区自主防災会が1日発足し、市役 所で認証式が行われ、関係者が防災力の向上に努める決意を新たにした。  市内では松浜、外日角、八野、白尾に続く5カ所目の自主防災組織となる。 同防災会は4人の防災士と5町会から5人ずつの防災委員が中心となり、訓練 や啓発、防災用資材の整備に努め、災害発生時には初期消火や被災者の救出な どに取り組む。  式では防災士の資格を取得した英(あなた)哲雄区長が「区民が総参加し、 地に足の付いた活動をしていきたい」とあいさつ、油野和一郎市長が認証状を 手渡し「宇ノ気地区では初の結成であり、自助共助の精神で万一に備えてほし い」とあいさつした。 〈04〉2010年12月05日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎陸上競技場改修へ かほく市 12月補正案に設計費 健民体育館と  かほく市教委は来年度から2013(平成25)年度までの3カ年で、体育 施設11カ所の大規模改修に順次着手する。うのけ総合公園陸上競技場と河北 台健民体育館を皮切りに進める方針で、12月補正予算案に同競技場と同体育 館の工事に向けた基本設計費と実施設計費597万5千円を盛り込む。  市教委は市スポーツ振興審議会が3月に提出した答申などに基づき、市体育 施設整備計画を策定した。合併特例期間が満了する13年度までに全27施設 のうち、高松、宇ノ気両野球場や高松、宇ノ気両体育センター、高松陸上競技 場などの計11施設について、大規模修繕、もしくは芝生広場などに用途を変 更することを決めた。  うのけ総合公園陸上競技場は1991(平成3)年に完成した。日本陸連の 第3種公認競技場の認定期間が来年7月に満了するため、再認定に必要な基準 を満たすよう整備する。計画では全天候型400メートルトラックの全面補修 やフィールド部分の芝生の張り替えなどを実施する。  河北台健民体育館は1977年に落成し、90年と2005年に増築した。 災害時の避難拠点としても活用できるよう耐震補強を施し、トイレや外壁など も修繕する。  市教委は今年度中に基本設計と実施設計を終える。競技場は来年度の上半期、 体育館は同下半期の着工と完成を目指しており、「老朽化した施設を整備や整 理を進めることで、競技力向上と交流人口の拡大につなげたい」(生涯学習課) としている。 〈05〉2010年12月08日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東善作、雑炊でたたえる かほく市出身の飛行家 道の駅・高松で提供  戦前に世界三大陸を単独で横断飛行した、かほく市出身の東善作(あずまぜ んさく)の偉業達成から今年で80年の節目を迎えたのを記念し、同市の高松 レストハウス「道の駅・高松」は16日、山海の幸を盛り込んだ雑炊2種類の 提供を始める。米国滞在中にチャプスイ(雑炊)店を営み、資金を稼いだ善作 のロマンや苦労を舌で感じてもらい、地元出身の偉人を発信する。  善作をたたえ、市内の飲食店が雑炊などを提供するかほく四季まつり「冬の 味くらべ―あったか雑炊・鍋まつり」(北國新聞社特別協力)が1月15日に 始まるのを前に、木村行男料理長(55)がまつりの周知を兼ねて考案した。  市内産のレンコンと鶏肉、米飯などを入れた「山チャプ炊」、エビの天ぷら やイワシ、岩のりなどが入る「海チャプ炊」を用意。能登有料道路高松サービ スエリア内の立地を生かし、山チャプ炊は金沢方面の上り線、海チャプ炊は能 登方面の下り線で扱う。  善作は1916(大正5)年、飛行士を目指して渡米。30年に小型機でロ サンゼルスを出発し、米、欧州、アジアの三大陸を横断して東京に到着した。  7日は試作と試食が行われ、東善作研究会の金津五雄会長らが味に太鼓判を 押した。毎週水曜を除き、まつりが閉幕する来年2月13日まで、1杯800 円で提供する。 〈06〉2010年12月12日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎世界レベルの技、披露 かほく市でトランポリン教室  かほく市のNPO法人・総合型地域スポーツクラブ「クラブパレット」のト ランポリン教室・特別交流会「世界の頂点を体感せよ」(北國新聞社後援)は 11日、同市金津体育館で開かれ、金沢学院大クラブの伊藤正樹、二木美香、 山口学の3選手が跳躍の披露や実技指導を通して世界レベルの技を伝えた。  小中学生約40人を前に、6日の全日本トランポリン選手権で3連覇を果た した伊藤選手が3回宙返り2分の1ひねり、同選手権3位の二木選手が2回宙 返り1回半ひねりなどの難易度の高い演技を見せ、山口選手が解説した。  3人は一人一人に基本動作を指導し、美しく跳ぶこつや空中で体を動かす楽 しさなどを伝えた。 〈07〉2010年12月15日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中学卒業まで通院無料 来年度から、不育症治療も助成 かほく市議会  かほく市議会12月定例会は14日、本会議を再開し、8氏が一般質問した。 油野和一郎市長は通院時にかかる自己負担金を全額助成する乳幼児等医療給付 事業について、来年度から対象を6歳以下から中学校卒業時までに拡大し、子 育て支援の充実と定住人口の増加をさらに目指す考えを示した。竹内幹雄、高 橋成典、金子猛の3氏の質問に答えた。  県内では既に11市町が実施しているが、河北郡市の1市2町では初めて。 入院費の全額助成については、2007(平成19)年度から中学校卒業時ま でに広げている。助成額は年間で3100万円程度増える見通しで、来年度当 初予算案に関係費を上程する。  市は女性が流産や死産を繰り返す「不育(ふいく)症」についても、早けれ ば来年度にも医療保険対象外となっている医療費を助成する。実現すれば能登 町に続く制度で、対象者や助成額の検討に入る。坂井正靱氏に答弁した。  厚生労働省によると、患者は国内で年間約8万人に上る。医療保険が適用さ れない治療が多く、患者にとって治療は大きな経済的負担となっている。 ●七塚北部、宇ノ気南部で保育園統合  油野市長は保育園の統廃合事業に関し、はまなすと緑が丘両保育園、内日角 と大崎両保育園をそれぞれ七塚北部、宇ノ気南部の両園に集約する方針を示す とともに、早期の事業着手へ地元関係者と協議を進めていることを明らかにし た。  統合予定のないしらゆり、七窪、新化の3園についても、合併特例期間が満 了する2013(平成25)年度までに計画的に増改築や改修を行うとした。 〈08〉2010年12月17日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎若手職員、市長に提言 かほく市の定住促進第2弾 効果検討し事業化  かほく市の若手職員8人で構成する市定住促進プロジェクト会議は16日ま でに、若者マイホーム取得奨励金制度に次ぐ定住人口増加策の第2弾として1 1案を取りまとめ、油野和一郎市長に提言した。新婚世帯の家賃助成や市主催 の農業・哲学体験ツアーの実施などを提案しており、市は実現可能な施策を来 年度から順次事業化する。  同会議は7月から計9回の会議を開き、定住促進の柱として若年層の生活支 援と交流機会の創造支援、住み良さの向上施策の三つを掲げた。施策は他市町 村の事例を参考に54案を考案し、最終的に11施策に絞り込んだ。  若年層の生活支援としては結婚後半年以内の新婚世帯を対象に賃貸料の一部 を助成する「新婚さんの住まい応援事業」、男女にスポーツをテーマに出会い の場を提供する「スポーツ婚活イベント」への助成などを挙げた。  交流機会の創造支援としては、市ゆかりの著名人にPRを依頼する「ふるさ と大使」の創設、B級グルメ「かほ串(くし)」の開発とイベントへの参加、 ブドウ農家見学や西田哲学体験などの体験ツアー開催を提案。住み良さの向上 施策としては、子どもセンターの設置や商業用地を安価に貸し出す「街並み魅 力向上事業」などを挙げた。  今年度導入した若者マイホーム取得奨励金については現時点で58件の申請 があり、うち20件が市外から転入するなど成果を挙げており、市は来年度予 算案編成作業に合わせ、財源とともに出生率向上や転入増加、転出抑制などの 効果を検討した上で可能なものは事業化する。 〈09〉2010年12月17日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高齢者165人に歳末見舞金贈る かほく市の社会福祉協議会など   かほく市社会福祉協議会と県共同募金会かほく市支会は16日、市内3カ所 の特別養護老人ホームに入所している高齢者165人に「歳末たすけあい見舞 金」を贈った。  贈呈式は白尾の特別養護老人ホームあかしあ荘と二ツ屋のことぶき園で行わ れ、同募金会かほく支会長の油野和一郎市長らが5千円が入った封筒を一人ず つに手渡した。  見舞金は市内3施設・病院を含む56カ所を利用している303人と、生活 保護や要介護などの認定を受けている市内266世帯にも贈呈される。 〈10〉2010年12月18日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほくふう郷土食「合格」 石川県立看護大 必修化授業で創作  かほく市の県立看護大と同市商工会は17日、地元産のかほっくりや長芋を 使った炊き込みご飯、チヂミなどの56種類の料理を同市の新名物として発信 することを決めた。同大が必修化した郷土食作りの授業で学生が考案した作品 を商工会が地域の魅力を発信するため活用する。同商工会は今後、ホームペー ジ(HP)で広く紹介したり、料理講習会を開くなどの取り組みを企画する。  郷土食作りは1年生の後期で単位取得が必要な専門科目「健康体力科学」で 導入。25品目以上の食材を使い、主食、主菜、副菜、汁物を約2時間で仕上 げた。食材は市内産の長芋、かほっくりのいずれかと大根、紋平柿を使い、糖 尿病の患者でも味わえるよう計700キロカロリー以内とすることなどを条件 とした。  学生はかほっくりや長芋を使った炊き込みご飯やチヂミのほか、市内産の淡 水魚「ホンモロコ」を入れた南蛮漬けなどを製作。大根の甘みを生かし、薄味 にしたみぞれ汁や紋平柿をペースト状にしたドレッシングを掛けたサラダ、同 柿のシフォンケーキなどの料理をグループごとに仕上げた。  市商工会の小泉博一観光振興委員長は「地元の食を知ろうとする意欲が感じ られ、味もおいしい。新名物に育てたい」と述べ、献立を紹介する講習会を開 くことを検討するとした。同商工会は近く、寄せられた料理のレシピや写真な どを公開する。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ 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