☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第60号☆★☆★☆★☆★                        平成22年10月28日  最近めっきり寒さが厳しくなりましたね。  今回は、かほく市の大きな2つの行事の開催についてご案内させていただき ます。ぜひ会場まで足を運んでいただき、かほく市の人・活動・食などを通し て『かほく市』をもっと知っていただけると幸いです。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第60号 をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL  076-283-1112 FAX  076-283-4644 E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪第7回かほく市生涯学習フェスティバル開催のご案内 ♪かほく四季まつり『かにカニ合戦〜海の幸・山の幸まつり〜』開催のご案内 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●第7回かほく市生涯学習フェスティバル開催のご案内  日頃より生涯学習活動を行っている方々の活動成果を発表し、市民のみなさん の人づくり、地域づくりへの参加を促進するため、「かほく市生涯学習フェス ティバル」を開催します。  河北台中学校講堂、河北台健民体育館などを中心に、記念講演会、芸能発表、 作品展示などのイベントが開催されます。併せて図書館まつり、健康まつりな ども開催されますので、多数の方々のご来場をお待ちしております。  なお、会場周辺の駐車場では、誘導員の指示に従って下さい。 《生涯学習フェスティバル》  ・開催日 10月30日(土)・10月31日(日)  ・時 間 9時〜18時(31日は、16時)  ・会 場 河北台健民体育館、河北台体育館、河北台中学校講堂 ほか 《記念講演会》  ・演 題 『みんなちがって、みんないい』  ・日 時 10月30日(土)10時30分〜12時  ・会 場 河北台中学校 講堂  ・講 師 乙武 洋匡 氏 【問い合わせ先】  かほく市教育委員会生涯学習課 TEL 076−283−7137 ●かほく四季まつり『かにカニ合戦〜海の幸・山の幸まつり〜』開催のご案内  地物の「加能ガニ」をはじめとする、かほく市の秋の味覚が勢揃い!  カニと地元農産物の即売のほか、カニ雑炊・焼きガニなど各種カニ料理がお楽 しみいただけますので、ご家族そろってご来場ください。好評のカニのセット 予約販売も行います。  ・日 時 11月14日(日)9時30分〜14時  ・会 場 七塚生涯学習センター(ふれあい館)駐車場 【問い合わせ先】  かほく市まつり実行委員会事務局  かほく市商工会     TEL 076−282−5661  かほく市役所産業振興課 TEL 076−281−3921 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:自主防災組織の結成前に研修 かほく市七窪 02:好きな食べ物で笑顔 金大・看護大生が高齢者と交流 かほく市で昼食会 03:かほく市、糖尿病危険度1位返上へ メタボ「予備軍」を指導 04:ドイツ・メスキルヒ市から帰国 かほく市青少年交流団の19人 05:最大243万円の支援制度紹介 かほく市で住宅内見・分譲会 06:幻の石川県産サツマイモ「兼六」、半世紀ぶりに復活 07:新ポンプ車の導入祝う 高松、宇ノ気分団で入魂式 かほく市 08:組織的な協力体制築く かほく市と県立看護大 特色ある地域、大学へ 09:地元産の長芋すはま 23日文化祭で提供 かほく市河北台中生が試作 10:かほく市民、歩いて健康 市内の丘陵地で「ノルディック」 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年09月27日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自主防災組織の結成前に研修 かほく市七窪  かほく市七窪の全580世帯が11月中旬、自主防災組織を結成する。26 日には七窪体育館で啓発研修会を開き、約40人が万一に備え、防災力の向上 に努める決意を示した。  市内では松浜、外日角、八野、白尾に続き、5カ所目の自主防災組織となる。 七窪では4人が防災士の資格を取得、5町内会から防災委員を5人ずつ選出し ており、組織結成後は訓練や防災用資材の整備を進め、災害発生時には被災者 の救助などに取り組む。  研修会では英(あなた)哲雄区長が「普段から助け合いの精神を高め、災害 に備えたい」と協力を求めた後、県危機対策課の宮下謙二課長補佐、七窪区総 務の荒木三十六さん(68)が講演した。 〈02〉2010年10月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎好きな食べ物で笑顔 金大・看護大生が高齢者と交流 かほく市で昼食会  金大と県立看護大の学生グループが企画した高齢者との昼食会は30日、か ほく市高松の東町会館で開かれ、学生26人が合同で考案した献立6品を振る 舞い、お年寄り26人をもてなした。  金大生は人間社会学域経済学類の奥田睦子准教授のゼミ生10人、看護大生 は垣花渉准教授のゼミ生ら16人で、両准教授と交流があるかほく市のNPO 法人・総合型地域スポーツクラブ「クラブパレット」が協力した。  学生グループは5月から準備を始め、8月には民生委員の紹介で高松東町町 会の高齢者宅を訪ね、好きな食べ物などの聞き取りを重ねた。看護大生が中心 となり、聞き取りを基に、豆腐ハンバーグやサケのホイル焼きなど健康に配慮 した献立6品を考案した。 〈03〉2010年10月02日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市、糖尿病危険度1位返上へ メタボ「予備軍」を指導  かほく市は30日、特定健診(メタボ健診)で肥満、もしくは血糖値などが 高めだった市民を対象とした「かほくココカラセミナー」を始めた。同市は昨 年度、糖尿病の危険がある市民の割合が県内市町の中で最多だっただけに、来 年2月までの週1回、運動習慣を定着させるプログラムを紹介し、生活習慣病 の予防につなげる。  受講対象者は特定健診でメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)には該当し なかったものの、血糖や脂質、血圧などの数値が基準を上回った国民健康保険 に加入する65歳未満の約100人。食事や運動を助言する特定保健指導の対 象外だが、「グレーゾーン」の市民にも運動指導を行い、病気を予防する。  初回のセミナーは河北台健民体育館で開かれた。10人が血圧などを測定し た後、NPO法人・総合型地域スポーツクラブ「クラブパレット」のスタッフ らの指導で踏み台昇降や上体起こしなど5種目の運動に取り組んだ。  市によると、昨年度の特定健診で平均血糖値を調べる「ヘモグロビンA1 c」の結果、糖尿病の可能性がある5・2以上の数値を示した受診者の割合が 県内市町で最悪の76・4%に達したという。 〈04〉2010年10月08日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ドイツ・メスキルヒ市から帰国 かほく市青少年交流団の19人  9月27日から姉妹都市のドイツ・メスキルヒ市を訪れていた、かほく市の 青少年交流訪問団は7日、現地の学校での授業参加など全日程を終え、かほく 市に戻った。七塚生涯学習センター前では家族や友人が出迎え、団員19人を ねぎらった。  団長の酒井弘幸市教育部長が「11日間の旅で生徒は大きく成長した」と成 果を報告し、遠田敏博市教育長が「有意義な体験を宝とし夢の実現に生かして ほしい」とねぎらった。  一行は市内3中学校の生徒15人と引率者4人。アーネ・ツヴィック市長を 表敬するとともに、ホームステイしながらハイデッガー・ギムナジウム校など を訪れ、授業へ参加するなど交流事業を重ねた。 〈05〉2010年10月10日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎最大243万円の支援制度紹介 かほく市で住宅内見・分譲会  かほく市「学園台」の「秋の住宅内見会&分譲会」(同市学園台販売推進委 員会、高松北西部土地区画整理組合、北國新聞社主催)は9日、同所で始まり、 5社が最大243万円相当のマイホーム支援制度や県立看護大を中心にまちづ くりが進む住宅街を提案した。  木造住宅4軒が公開され、自然素材を多く活用した住まいをはじめ、平屋建 てのアトリエなどが紹介された。特定の分譲地を想定したおすすめプラン住宅 4棟も設定された。  同支援制度は同組合の良好な街並みづくり奨励金120万円、同市が設けた 最大100万円の若者マイホーム取得奨励金、同20万円の木の家づくり奨励 金などがある。11日までと11月20、21日に開かれる。 〈06〉2010年10月11日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幻の石川県産サツマイモ「兼六」、半世紀ぶりに復活 県砂丘地農業試験場  食糧難の戦時中、石川県が開発したサツマイモ品種「兼六」が半世紀ぶりに 復活する。安定した収量と味の良さが評価され、一時は全国で栽培されたもの の、種芋の腐りやすさがネックとなり、生産が途絶えた「幻のサツマイモ」。 干しイモに加工すると、甘みが強く、鮮やかなオレンジ色に仕上がることが偶 然分かり、県が加工用のブランド品種として売り出すため、再び試験研究に乗 り出した。  「兼六」は県農事試験場(現在の県農業総合研究センター)が食料補給の一 助とするため、1935(昭和10)年に沖縄県から種を取り寄せ、優良選抜 を繰り返して開発。当初は「石系8号」と名付けられた。  実が多く育てやすいと評判になり、全国で栽培されるようになると、他県で 同一品種に別の名前を付けた「偽物」が出回り始めた。このため、45年に 「兼六」と命名し、品種の統一を図った。  しかし、寒さに弱く、貯蔵性が悪い種芋の欠点が克服できず、56年に県が 高知産の「高系14号」を奨励品種に選んだのを機に、生産農家が減少。60 年ごろには県の試験場での改良研究も打ち切られ、県内から姿を消した。その 後、現在の独立行政法人農業技術研究機構作物研究所が県に代わって種芋を保 存していた。  県が加工用の品種に育てるため、再び研究に乗り出したのは、昨年1月、県 砂丘地農業試験場の職員が圃(ほ)場の一角で栽培した「兼六」を食品業者に 持ち込み、干しイモ加工を依頼したことがきっかけだった。  試作した干しイモは、透明感のあるオレンジ色に仕上がり、加熱後の糖度は 「五郎島金時」や「かほっくり」を上回る7〜8度となることが判明した。干 しイモ用の主要品種である「タマユタカ(玉豊)」で発生しやすい、白いカス が表面に付着する品質障害が出にくいことも分かった。  このため、県砂丘地農業試験場は今年、大崎甘藷(かんしょ)生産組合(か ほく市)や金沢、白山市の食品業者の協力を得て、作付面積を10アールに拡 大。砂地ではイモが十分に太らないことから、砂丘地と壌土での成長比較や、 施肥、植え方などで収量不足を補う栽培技術の開発を進めている。  今年は加工した干しイモの試験販売にも乗り出す計画で、同試験場は「一度 は市場から淘汰(とうた)された品種だが、今の貯蔵技術があれば腐りやすい 欠点もカバーできる。県が開発した唯一の県産サツマイモに再び光を当てた い」としている。 〈07〉2010年10月18日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新ポンプ車の導入祝う 高松、宇ノ気分団で入魂式 かほく市  かほく市消防団高松第二分団と宇ノ気第一分団の消防ポンプ自動車入魂式は 17日、同市内でそれぞれ行われ、関係者が車両の更新と消火態勢の充実を祝 った。  消防ポンプ車は2台とも全長5・5メートル。毎分2600リットル以上の 放水能力があり、後部にホースを積み込めるホースカーを備える。高松第二分 団は1992(平成4)年、宇ノ気第一分団は91(同3)年に導入した車両 の老朽化に伴い、計2660万円で入れ替えた。  高松第二分団の式では油野和一郎市長があいさつ、尾山俊一市消防団長にホ ースの先端に当たる管鎗(かんそう)を手渡した後、杉本成一市議会議長、木 本利夫県議が順に祝辞を贈り、寺口武義分団長が謝辞を述べた。宇ノ気第一分 団の式では内田義則分団長が謝辞を述べた。ともに放水が披露された。 〈08〉2010年10月19日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎組織的な協力体制築く かほく市と県立看護大 特色ある地域、大学へ  かほく市と県立看護大との包括的連携に関する協定締結式は18日、同市宇 ノ気保健福祉センター「ほのぼの健康館」で行われ、出席者約20人が組織的 な協力体制を築き、特色や活力のある地域と大学を目指す方針を確認した。  協定は6項目で構成され、相互が協力して福祉の向上や学術研究の推進、地 域コミュニティーの発展などを目指すとした。同市と同大の幹部職員で構成す る包括的連携に関する協議会を年4回程度開き、現時点で計画した26事業の うち、可能なものから実施に移す。  調印式の終了後、同協議会の初会合が開かれ、来年2月ごろに市内の妊婦と 配偶者を対象とした「プレママ・プレパパ支援事業」を共同で行い、大学の教 員が指導や助言し、出産の不安解消につなげることを決めた。  式では油野和一郎市長、木村賛県立看護大学長が協定書に調印した後、油野 市長が「市の人的、物的資源を活用してもらうことで、市の魅力向上にもつな げたい」、木村学長が「地域の課題に目を向け、問題の解決のためにも協力し ていきたい」とあいさつした。 〈09〉2010年10月21日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地元産の長芋すはま 23日文化祭で提供 かほく市河北台中生が試作  かほく市河北台中の3年生の有志24人は23日、同校の文化祭で、市がブ ランド化を進める同市産の長芋とかほっくりを使った旧七塚町の伝統菓子「す はま」と芋ようかん、蒸しパンを作り、来場者に提供する。地場産の食材で生 徒が考案した料理や菓子といった「スローフード」の作り方も展示し、全校生 徒や保護者にふるさとが生み出す豊かな食材を紹介する。  旧七塚町のすはまは他市町のすはまとは異なり、長芋が味の決め手となる。 少なくとも戦後から、各家庭でハレの席の菓子として使われてきたが、現在で は手作りする人が減ってきた。  3年生は総合学習の一環で、市がブランド化を進めるスイカと大根、ブドウ、 長芋、かほっくり、紋平柿(もんべいがき)などについて学習を重ねてきたこ とから、すはまをはじめ地元の野菜で作った菓子を文化祭を出すことにした。  20日は同校に市食生活改善推進協議会の会員4人を招き、試作した。すは まは長芋のすりおろしときな粉、水あめなどを混ぜて作り、蒸しパンは砂糖を 加えず、サツマイモの甘みだけで仕上げた。  上々の出来栄えに生徒は笑顔を見せ、代表の田渕優南さんは「自宅でも作り たいほどおいしい。多くの人にふるさとの幸の良さを伝えたい」と意気込み、 同協議会の作田芳美さん(62)=白尾=も「地元の良さを伝えようとする生 徒の頑張りに拍手を送りたい」と期待した。  当日は同協議会の協力を得てすはま60袋、蒸しパン60個を用意する。芋 ようかんは試食用に準備する。 〈10〉2010年10月22日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市民、歩いて健康 市内の丘陵地で「ノルディック」  かほく市は26日から、両手にポールを持ちながら歩くノルディックウオー キングを取り入れた健康増進策の普及に乗り出す。砂丘地を抱え、起伏に富ん だ市内の特性を生かし、丘陵地で効果が大きいとされるトレーニング法の普及 を図ることで、市民の健康づくりを支援し、生活習慣病の予防につなげる。  同市は昨年度の特定健診で、糖尿病の危険がある市民の割合が県内市町で最 多だった。このため、総務省の「緑の分権改革」調査事業を活用し、同市のN PO法人・総合型地域スポーツクラブ「クラブパレット」と共同で普及を図る ことにした。  体験会では宇ノ気体育館を発着点に、国指定史跡の上山田貝塚や七塚海岸な どをノルディックウオーキングで巡り、道中ではヨガを楽しむ。昼食時には医 師が監修する金沢市内のフランス料理店が作った「ヘルシーランチ」を味わい、 体の内外から健康づくりを進める。  クラブパレットによると、ノルディックウオークはフィンランド生まれのト レーニング法で、消費エネルギーは通常のウオーキングよりも2、3割多く、 減量にも効果があるという。  体験会は26日から11月20日までに計6回開き、市内から計180人の 参加を募る。ノルディックウオーキング用のポールを計30組準備し、体験会 の終了後は愛好者グループの結成を促す。市は「市民が健康増進を図りながら 自然や名所に親しむ機会にしたい」(健康福祉課)としている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------