☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第58号☆★☆★☆★☆★                        平成22年8月26日  子どもたちの夏休みも残りわずかとなりました。家で宿題に追われている子、 外で元気に遊んでいる子、さまざまな週末となりそうですね。  今年の夏はとても暑いですね。お盆が過ぎた今も「暑いですね。」が、挨拶 となっています。まだまだ熱中症対策、健康管理には十分気をつけてください。  それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第58号 をどうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4644 E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう!  ■柳田邦男講演会「臨床のまなざし ―2.5人称の視点―」 ♪子宮頸がん予防講演会のご案内 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●哲学館へ行こう! ■柳田邦男講演会「臨床のまなざし ―2.5人称の視点―」 ・日 時:9月20日(月・祝) 13時〜15時 ・会 場:石川県西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール ・講 師:柳田 邦男 氏(ノンフィクション作家) ・座 長:浅見  洋 氏(石川県立看護大学教授) ・参加費:1,000円(学生は無料) ・主 催:広々とした看護哲学研究会        いのちにやさしいまちづくりネットワーク ・共 催:石川県立西田幾多郎記念哲学館       石川県立看護大学「死生観とケア」研究会 【問合せ先】 石川県西田幾多郎記念哲学館 TEL 076−283−6600 ●子宮頸がん予防講演会のご案内  −子宮頸がんはワクチン接種により予防できる唯一のがんです−  子宮頸がんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)というウィルスの 感染が原因で引き起こされる病気です。子宮の入り口にできるがんで、20〜30 代で急増し、日本では年間約15,000人の女性が発症しています。発がん性HPV に感染する可能性が低い10代前半に子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、 子宮頸がんの発症をより効果的に予防できます。  かほく市では、予防接種の助成制度の開始にあたり、下記の通り予防講演会 を開催しますので、子宮頸がんをよく知るためにも、ぜひ、お誘い合わせてご 参加下さい。 ・日 時:9月12日(日) 10時〜11時30分 ・会 場:七塚健康福祉センター 1階 多目的ホール ・講 師:紺谷産婦人科医院 院長 紺谷 明哉 先生(金沢市)      医学博士、石川労働局母性健康管理指導医 ・テーマ:「子宮頸がんにかからないために        〜検診とワクチンで子宮頸がんは予防可能になりました〜」 ・参加費:無料 ・主 催:かほく市けんしん委員会  ・共 催:かほく市  ※かほく市以外の方も、参加することができます。ぜひお越し下さい。 【問合せ先】 かほく市役所市民部健康福祉課 TEL 076−283−1117 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:宇ノ気庁舎改修に着手 かほく市で祈願祭と起工式 02:模擬体験で災害に備え かほく市の金津小 夏休み防災教室 03:子宮頸がん、ヒブなど4種 ワクチン接種に助成 かほく市 04:高峰博士の志、小論文に 河北台中で「さくら、さくら」上映 05:かほく市白尾地区 防災ノート、全戸に配布 役員が手作り 06:幾多郎の短歌に押し花 かほく市の松井さん、哲学館でハガキ展 07:かほく市、申請続々 マイホーム取得奨励金制度 4カ月で37件 08:介護の苦楽「五七五」に かほく市が川柳募集 高齢者支える意識を 09:子育て支援充実へ かほく市宇ノ気北部保育園が起工 10:西田幾多郎の書斎 末永く保存を かほく市の哲学館移築完了  ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年07月24日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宇ノ気庁舎改修に着手 かほく市で祈願祭と起工式  かほく市庁舎増改修工事の安全祈願祭と起工式は23日、市役所駐車場で行 われ、約50人が分庁方式の取りやめに伴い、2012(平成24)年1月に 行政機能を集約する宇ノ気庁舎(本庁舎)の工事完成を心待ちにした。  増築棟は鉄筋コンクリート地下1階、地上3階建てで、延べ床面積は約23 00平方メートル。既存部分も改修し、宇ノ気、七塚、高松の3庁舎に分かれ ていた窓口を集める。総事業費は約6億円。増築棟は来年8月中旬完成を予定 している。  安全祈願祭と起工式では油野和一郎市長がかま入れした後、「市民に親しみ を持っていただく空間にし、職員一人一人のサービス向上にも努めたい」とあ いさつ、杉本成一市議会議長、木本利夫県議が順に祝辞を述べ、市町会区長会 連合会の田井勇太郎会長の発声で乾杯した。 〈02〉2010年07月30日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎模擬体験で災害に備え かほく市の金津小 夏休み防災教室  県の「夏休み防災教室」は29日、かほく市金津小で1泊2日の日程で始ま り、5、6年生34人が災害模擬体験や自然災害の科学実験教室などを通して 防災の知識を深めた。  児童は、県危機管理監室や市消防本部の職員から説明を受け、地震体験車や 煙道、消火などを体験し、液状化実験装置の工作教室や超高層ビルの固有振動 を再現する実験教室に参加した。  体育館に模擬避難所を設営し、水を使わないシャンプーを使う避難所生活の 体験、保存用味噌(みそ)汁やパンの缶詰など防災食を試食し、万一に備え た。 〈03〉2010年07月31日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子宮頸がん、ヒブなど4種 ワクチン接種に助成 かほく市  かほく市議会全員協議会は30日開かれ、市側は10月から不妊の一因とな る子宮頸(けい)がんのほか、ヒブ、小児肺炎球菌、インフルエンザの各ワク チン接種費用の一部を助成する方針を示した。9月補正予算案に事業費を計上 する。  子宮頸がんの助成は小学6年〜中学3年を対象とする。ワクチンは半年間で 計3回の接種が必要で、市は2万2500円を上限に補助する。  ヒブ、小児肺炎球菌はいずれも生後2カ月〜5歳が対象で、1回2千円で上 限8千円、インフルエンザは1歳〜中学3年が対象で、1回当たり1千円をそ れぞれ助成する。 〈04〉2010年08月03日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎高峰博士の志、小論文に 感動、発見 河北台中で「さくら、さくら」上映  金沢育ちの世界的化学者高峰譲吉博士を描いた映画「さくら、さくら〜サム ライ化学者高峰譲吉の生涯〜」(同製作委員会、北國新聞社製作)のかほく市 河北台中生徒を対象とした上映会は2日、同校講堂で開かれた。3年生129 人は映画で受けた感動や発見を小論文にまとめることにしており、ふるさとが 生んだ先人の功績に理解を深めながら、文章力や論理的な思考力を高める。  県内すべての公立高の入試で小論文もしくは作文が課されていることから、 同校は3年生に映画を題材とした小論文、1、2年生に感想文をそれぞれ提出 させることにした。  映画は全校生徒396人が観賞した。喜澤正一校長は「高峰博士の姿から挑 戦し続ける大切さを学び取れたと思う。小論文を通じ、生徒の学力定着にもつ なげたい」と話した。  同校は今年度、県内8中学校とともに県教委の活用力向上パイロット事業の 実践校に選ばれ、文章などを「書く活動」に重点を置いた授業を行っている。 文系教科だけでなく、数学の証明問題や理科の実験では、仮定と結論を論理的 に書く練習を行い、美術では自他の作品の長所をメッセージカードに記入させ るなどの取り組みを進めている。 〈05〉2010年08月13日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市白尾地区 防災ノート、全戸に配布 役員が手作り  かほく市白尾の全910世帯でつくる白尾地区自主防災会は12日までに、 各家で取り組める災害防止対策や災害発生時の安全確保の方法などを記した 「防災ノート」を作り、全戸に配布した。万一の際に迅速で的確に対応できる よう、日ごろから備える。  防災ノートはB5判、8ページ。風水害と火災、地震発生時の対応方法をは じめ、非常持ち出し品のチェック表、緊急連絡先などを書き込む一覧表を記し た。  同防災会によると、白尾地区は転入者の増加に伴い市内55町会区の中で人 口が最多となり、昔ながらの近所づきあいが薄れる傾向があるため、防災が地 域の話題となるようにノートを配布した。  役員がレイアウトを含めた編集作業全般を担当し、費用を1部約150円の 印刷代程度に抑えた。同防災会長を兼ねる油野和能区長は「地区の防災力の向 上は、助け合いの精神があってこそ。まずはチェック表で各家の安全対策を見 直してほしい」と話した。 〈06〉2010年08月15日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎幾多郎の短歌に押し花 かほく市の松井さん、哲学館でハガキ展  かほく市内日角の松井英俊さん(67)の「西田幾多郎の歌の風景とその植 物の押し花ハガキ展」(北國新聞社後援)は14日、同市の県西田幾多郎記念 哲学館で始まった。四季の花木を詠んだ西田の短歌をしたため、自宅で丹精し た花木で彩りを加えた25枚が展示され、来場者が西田の人生観や心象風景に 触れた。  はがきには西田が詠んだ「このあたりおほじの君の家跡ときく土手の上に女 郎花(おみなえし)さく」など25首をしたため、短歌に登場するオミナエシ やツキミソウなどの花木12種類であしらった押し花を添えた。傍らには実際 の花木を並べ、西田がどんな植物をめでながら歌を残したのか理解できるよう にした。9月5日まで。 〈07〉2010年08月15日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎かほく市、申請続々 マイホーム取得奨励金制度 4カ月で37件  かほく市が今年度創設した若者マイホーム取得奨励金制度の申し込みが、1 4日までの約4カ月間で計37件、約2千万円に上り、制度開始以来の好調さ を維持している。このままのペースで進めば、年末までに当初予算に計上した 72件分・3700万円が底を突く見通しで、市は12月補正予算案での経費 の追加を検討している。  同制度は若年世代の人口増を狙い、45歳未満の人が住宅の新築、購入時に 借入金の5%相当を助成する。市外からの転入は80万円、市内の転居は30 万円が上限で、市内の建築業者に発注した場合は20万円を上乗せする。  市の人口は微減が続く中、制度を活用した転入者は現時点で14世帯で、こ のうち市以南の金沢市と津幡町、野々市町から計9世帯を数えた。転入者の大 半はこれまで市以北の能登地区だったこともあり、市は制度の効果が表れたと みている。  市は「開始から4カ月間で、想定していた件数の半数を超えた。人口流出防 止にもつながっており、人口増に転じる形に持ち込みたい」(企画情報課)と している。 〈08〉2010年08月17日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎介護の苦楽「五七五」に かほく市が川柳募集 高齢者支える意識を  かほく市は16日までに、高齢者介護の苦楽や健康の大切さなどをユーモア を交えて詠んだ「介護川柳」の募集に乗り出した。社会を風刺した「サラリー マン川柳」などが人気を集めていることに着目し、市民が創作した「五七五」 で、健康増進とともに地域全体でお年寄りを支える意識を高める。  応募できるのは、市内在住もしくは市内に勤務、通学する人で、1人3首ま で。9月21日まで募集し、市が依頼する審査員が選考し、優秀作は11月に 七塚健康福祉センターで行う「介護の日イベント」で表彰する。  副賞は1千〜3千円の商品券で、一部の作品は市が発行する広報誌やチラシ に掲載するなどして活用し、介護を取り巻く泣き笑いを広く伝え、介護者や介 護を受けている人を励ます。  同市在住の要介護認定者は7月末時点で、同市が誕生した2004(平成1 6)年度から186人増え、1324人となった。介護保険料の年額基準額を 5万4千円と1万4400円上昇せざるを得ないなど高齢者の介護予防が「喫 緊の課題」(同市)となっている。  このため市は、年50回程度の介護予防教室開催や、市民39人を介護予防 推進員に委嘱し、高齢者の体操指導を手助けしてもらうなどの地道な取り組み を進めている。  市は楽しく読める介護川柳を提案することで、「子どもからお年寄りまでが 介護予防の大切さを知るきっかけにしたい」(介護予防課)と、作品の提出を 呼び掛けている。 〈09〉2010年08月17日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎子育て支援充実へ かほく市宇ノ気北部保育園が起工  かほく市宇ノ気北部保育園(仮称)の起工式は16日、同市谷で行われ、約 50人が金津小の北側で来年4月に開園する施設の工事完成を心待ちにした。  同園は上田名、横山両保育園を統廃合する。敷地面積は3420平方メート ル、園舎は鉄骨平屋建て857平方メートルで、中庭を囲むようにL字型と し、園児が屋外に出やすくする。  木材をふんだんに使い、全園児が一緒に利用できるランチルームなどを設け る。定員は70人で、総事業費は約3億4千万円。  安全祈願祭と起工式では油野和一郎市長がかま入れの後に「安全で健やかな 保育が行える施設にし、子育て支援の充実を図りたい」と式辞を述べ、杉本成 一市議会議長、木本利夫県議が順に祝辞を贈った。市町会区長会連合会の田井 勇太郎会長の発声で乾杯した。 〈10〉2010年08月22日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田幾多郎の書斎 末永く保存を かほく市の哲学館移築完了   国登録有形文化財の哲学者西田幾多郎の書斎「骨清窟(こっせいくつ)」の 移築完成記念式典は21日、かほく市の県西田幾多郎記念哲学館で約90人が 出席して行われ、西田が思索を重ねた建物の末永い保存を誓い合った。  油野和一郎市長が式辞を述べ、杉本成一市議会議長が祝辞を贈った後、同館 運営委員会の澁谷亮治会長、西田のひ孫健さん(46)、孫の上田薫さん(9 0)らが加わってテープカットした。  骨清窟は1922(大正11)年に京都市内に建築された西田邸の一部で、 木造平屋建て約20平方メートル。74年にかほく市宇野気に移されたが、傷 みが目立っていたため、同市が今年2月から同館に移築する作業を進めてい た。総事業費は2670万円。 ●哲学講座も始まる  第30回夏期哲学講座も同館で始まり、全国17都道府県から集まった19 〜85歳の59人が西田哲学を中心とした哲学や倫理などに理解を深めた。 24日までで、初日は西田の孫弟子に当たる上田閑照京大名誉教授が講演し た。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 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