☆★☆★☆★☆『いい風 いい夢 かほくだより』 第56号☆★☆★☆★☆★                        平成22年6月24日 かほく市特産品の一つ「ぶどう」の美味しい時期がいよいよはじまります。市 内には、ぶどう狩りを体験できる農園や直売所があります。ぜひ足をお運び下 さい。 それでは、ふるさと情報満載の『いい風 いい夢 かほくだより』第56号を どうぞ。 発行:かほく市総務部企画情報課企画政策係 TEL 076-283-1112 FAX 076-283-4644 E-mail kikaku@city.kahoku.ishikawa.jp http://www.city.kahoku.ishikawa.jp/ ―――――◇◇◇トピックス◇◇◇――――― ♪哲学館へ行こう! ■第30回夏期哲学講座 参加者募集! ■西田幾多郎博士作品を吟ずる第8回『全国吟詠大会』 参加者募集! ♪かほく四季まつり〜サマーフェスタinかほく〜 ♪北國新聞※かほくニュース ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ●哲学館へ行こう! ■第30回夏期哲学講座 参加者募集! 夏期哲学講座は、昭和55年から続いている合宿型の集中講座です。全国から集 まる参加者たちは、3泊4日寝食を共にしながら哲学談議を続けます。かほく市 に集まる有志たちと共に、4日間の哲学体験をしてみませんか。 1.日  時:平成22月8月21日(土)〜8月24日(火) 2.定  員:65名 3.受講資格:18歳以上 4.受講料:〔学生/かほく市民〕 11,000円 〔一般〕       17,000円 (予定) ※ 宿泊を希望される方は、別途に宿泊費が必要になります。 5.申込締切:8月1日(日) ※ 詳細は哲学館までお問い合わせください。 ■西田幾多郎博士作品を吟ずる 〜第8回『全国吟詠大会』 参加者募集!〜 西田幾多郎の作った漢詩・和歌を詠う吟詠大会が開催されます。吟詠愛好者 (高校生以上)ならどなたでも出吟していただけます。皆様のご参加をお待ち しております。 1.日  時:9月5日(日) 9時30分開演 2.場  所:石川県西田幾多郎記念哲学館 哲学ホール 3.出吟料:3,000円 4.申込方法:下記までお問い合わせください。 5.申込締切:7月15日(木) 【申込み・問合せ先】 石川県西田幾多郎記念哲学館 TEL 076−283−6600 ●かほく四季まつり〜サマーフェスタinかほく〜  7月31日(土)・8月1日(日)開催 (8月1日は白ギス釣り大会のみ) 今年もやってきました「サマーフェスタinかほく」。海・川・まちの3会場 で繰り広げられるこの夏の最大のイベントです。普段体験できないことにチャ レンジして、楽しい思い出を作りましょう!! 大人気のかほく市観光大使「にゃんたろう」がキャッツフェスタ会場にやって きてまつりを盛り上げてくれるよ! 【ビーチフェスタ】※イベント参加には申込みが必要です。(申込締切:7/15) ○ 地引網体験、ビーサン跳ばし大会 ・日 時:7月31日(土) 7:00 〜 10:00  ・会 場:外日角海岸周辺  ○ 白ギス釣り大会 ・日 時:8月1日(日)4:00 〜 10:00(競技時間 5:00 〜 8:00) ・会 場:白尾海岸周辺 【リバーフェスタ】 ・開催時間:10:00 〜 12:30  ※鮎つかみ体験は9:30より受付 ・会  場:大海川河川敷 夏栗橋周辺 ・内  容:鮎つかみ体験 自然体験教室 「笹舟を作って川に流してみよう!」 特産市など 【キャッツフェスタ】   ・開催時間:13:00 〜 22:00   ・会  場:宇ノ気野球場   ・主な内容:保育園児・幼稚園児による発表、猫にゃんグランプリ ウルトラヒーローミニショー、クラブパレットによる発表 エイサー(沖縄県伝統芸能)、金沢えみ歌謡ショー         市民輪踊り(民謡協会による演奏で輪踊り) レーザーショー、花火大会  ほか [お願い] キャッツフェスタ会場には、駐車場がありませんので、指定駐車場から運行す る無料シャトルバスをご利用ください。 【申込み・問合せ先】 かほく市まつり実行委員会事務局(かほく市産業振興課) TEL 076−281−3921 FAX 076−281−8045 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□ ◆ ―――――――――――――――――――――――――――――――――    //北|國|新|聞|* か|ほ|く|ニ|ュ|ー|ス|//      ― ― ― ―   ― ― ― ― ― ― ---------------------------------------------------------------------- 01:軽運動100日に商品券 かほく市 糖尿病など予防へ 02:豊かな水環境に触れる かほく市内日角 用水路の生き物調査 03:西田哲学、分け隔てなく 出征の弟子に自筆の書 記念館に寄贈  04:哲学館へ移築、8月完成 西田幾多郎、思索重ねた書斎 きょう寸心忌  05:学校林整備60年目 かほく市・大海小、児童が保全活動 06:ゆーりん「選手を応援してね」 かほく市高松小に協力求め 07:宇野気駅前、緑の回廊に かほく市 住民がサルビア300株 08:ゆるキャラと食で誘客 「お国自慢」を発掘 民間に委託、雇用拡大 09:自主防災へ講習会 七窪青年団蘇生法など習得 かほく市  10:2つの「河北」ロータリークラブ交流 にゃんたろう山形へ ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年05月25日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎軽運動100日に商品券 かほく市 糖尿病など予防へ  かほく市は24日までに、30分以上の軽運動を100日間行った市民に、 千円分の商品券を提供する制度「市民100日健康・体力づくり運動」に乗り 出した。同市は糖尿病の危険がある市民の割合が県内市町の中で最も多い。制 度導入によって運動を習慣づけて市民の健康増進を促し、医療費抑制を目指す。  利用者は市が配布する専用カードに30分以上の運動を行った日付を記入す る。100日に達し市に提出すると市商工会発行のかほく市共通商品券1枚 (千円分)が交付される。  対象は市内在住の成人で、運動の種類に制限はない。商品券の提供は1人最 高3枚で、その後は自主的な継続を呼び掛ける。  市によると、昨年度の特定健診で平均血糖値を調べる「ヘモグロビンA1 c」の数値をまとめたところ、糖尿病の可能性がある5・2以上の数値を示し た受診者の割合が県平均で68・5%だったのに対し、かほく市民は76・4 %と県内19市町で最悪だった。  市は今後、職場やグループなどに運動指導者を派遣し、軽運動を紹介するD VDも作る方針で「身体を動かす大切さを説き、病気予防を促したい」(教委 生涯学習課、健康福祉課)としている。 〈02〉2010年05月31日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎豊かな水環境に触れる かほく市内日角 用水路の生き物調査  かほく市内日角の全住民でつくる「内日角還地(かんち)保全隊」は30日、 内日角ふるかわ公園で用水路の生き物調査を行い、約60人が美しい水環境が ほぼ保たれていることを確認した。  集落の田休みに合わせて行った。動植物に詳しい同所の冨澤洋一さん(66) と河本幸治さん(57)の指導で、参加者は体長約50センチのライギョや ヘラブナなど10種類を捕獲した。外来種のブルーギルやミドリガメも見つか った。参加者には早朝につき上げたササもちが配られた。 〈03〉2010年06月04日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎西田哲学、分け隔てなく 自学男性と交流、誠実さにじむ 出征の弟子に自 筆の書 かほく市の記念館に大阪府の遺族が寄贈   かほく市出身の哲学者西田幾多郎が、太平洋戦争に出征を控えた男性へ贈っ た自筆の書などが3日、男性の遺族から同市の県西田幾多郎記念哲学館に寄贈 された。男性は戦前、飲食店を営みながら西田哲学を自学自習し、西田と頻繁 に手紙をやりとりした間柄だった。同館は、学問を志す人には分け隔てなく応 対した西田の誠実な人柄を示す証しとして保管、活用する。  西田と交流があったのは愛知県一宮市の川出章夫さん。遺品を受け継いだ川 出さんの長女茶谷あきさん(69)=大阪府和泉市=が寄付を申し出た。書は 縦44センチ、横19センチの絹布に、氏名とともに南北朝時代の武将楠木正 成が湊川の合戦に出陣する際、禅僧と交わしたとされる言葉「一剣天倚寒」 (一剣天によって寒(すさま)じ)が墨書され、軸装されている。 ●名付け親  あきさんによると、川出さんはうどんの生地を足で踏みながら、西田の著作 を読むほど哲学に関心があった。不明な点があると、西田と手紙で質疑を交わ した。息子や娘が生まれると名付け親になってくれるよう依頼し、あきさんも 西田の命名という。  同館が西田の日記を調べたところ、1944(昭和19)年12月に川出さ んが来訪した事が記されていた。禅語などをしたためる際、西田は居士号の 「寸心」と書く場合が大半で、本名は珍しいとされる。  川出さんは、戦時中に軍港があった広島県呉市で兵役に就き、書を国旗とと もに懐に巻き付け、肌身離さず持っていたという。89年に75歳で死去する まで大事そうに見入っていたという。  あきさんは川出さんが使っていた西田の単行本「禅の研究」「哲学論文集」 など38冊も贈った。本に書き込みをするのを嫌っていたため、折り目などは ほとんどなく、川出さんが気に入った一節を書き写していたノート1冊も贈呈 した。  金沢市出身の夫正広さん(73)とともに同館を訪れたあきさんは「学者で もない父でも懇ろに応対した西田先生の誠実さを多くの人に伝えてほしい」と 話した。 〈04〉2010年06月07日(月)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎哲学館へ移築、8月完成 西田幾多郎、思索重ねた書斎 きょう寸心忌    7日はかほく市(旧宇ノ気町)出身で1945(昭和20)年に亡くなった 哲学者西田幾多郎の命日である「寸心忌(すんしんき)」。同市が石川県西田 幾多郎記念哲学館の敷地西側に移築を進めている西田の書斎「骨(こっ)清窟 (せいくつ)」が、8月中旬にも完成する見通しとなった。代表的な著作「善 の研究」が発刊されてから来年で100年を迎えるのを前に、国登録有形文化 財でもある建物を手厚く継承し、西田が思索を重ねた場所を発信する。  骨清窟は1922(大正11)年に京都市内に建てられた西田邸の一部で、 74(昭和49)年に旧宇ノ気町が旧西田記念館の敷地内に移した。木造平屋 建て約20平方メートルで、西田が愛用した机やいす、蔵書などが当時の配置 のまま保存されている。2003(平成15)年には文化財の登録を受けた。  02年に同記念館を約2キロ離れた場所に移転、拡充した県西田幾多郎記念 哲学館が開設された際も、骨清窟の移築計画が浮上したが、先送りされ、月2 回の公開日や団体などからの要請を受けた日を除き、鍵が掛けられたままの状 態だった。  市は昨年度、補修を兼ねて移築を決め、文化庁との協議を経て今年2月に着 工した。旧盆前の完成を目指しており、市は「西田哲学が生み出された場所を 今以上に保存、活用したい」(市教委生涯学習課)としている。 ●ふるさとの偉人、遺徳たたえる かほく市で献花式  7日には同市宇ノ気小で献花式が行われ、約200人がふるさとの偉人の遺 徳をたたえた。  西田幾多郎博士頌(しょう)徳(とく)会長の油野和一郎市長、木本利夫県 議、杉本成一市議会議長、西田の親類の林道子さん(74)、高橋正治さん (68)らが白菊を手向けた後、6年生137人が「西田先生を讃(たた)え る歌」を合唱した。  式に先立ち、油野市長らが同市森の墓前で手を合わせた。6日には同哲学館 で宇沢弘文東大名誉教授が講演した。 〈05〉2010年06月08日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎学校林整備60年目 かほく市・大海小、児童が保全活動  かほく市大海小の児童でつくる「大海みどりの少年団」は6日、同市野寺の 学校林約1・5ヘクタールで60年目となる保全活動に取り組み、5、6年生 25人が代々受け継いできた地域の財産を守る決意を新たにした。  保護者や金沢森林組合の職員の指導で、児童は雪の重みで倒れたアテの若木 を立て直す「木起こし」を行い、添え木の設置や下草を刈り取った。尾根に向 かって伸びる遊歩道の階段も修理した。 〈06〉2010年06月09日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ゆーりん「選手を応援してね」 かほく市高松小に協力求め  10月の「ねんりんピック石川2010」の出場選手に贈られる歓迎メッセ ージの台紙が8日、かほく市高松小に届けられ、6年生79人が激励文などを 書き入れた。  台紙はB5判二つ折りで、石川門や千枚田などの写真が飛び出る仕掛けがあ る。同校にはマスコットキャラクター「ゆーりん」の着ぐるみも訪れ、児童に 協力を呼び掛けた。台紙は高松小を除く市内5校の6年生約350人にも届け られる。 〈07〉2010年06月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎宇野気駅前、緑の回廊に かほく市 住民がサルビア300株  かほく市のJR宇野気駅前通りで13日、拡幅工事が終わった住宅や事業所 の軒先にプランターを一斉に置く「ふれあい街角花づくり」が行われる。緑の 回廊を演出し、にぎわい創出を図る試みで、11日には土入れなどの準備が進 められた。  企画しているのは県道宇野気ふれあい通り線沿いの全住民63人でつくる 「ふれあい通りまち育て協議会」の一部メンバー。延長約220メートルの県 道沿いの住民と商店主、地権者らに協力を求め、プランター100鉢にサルビ アを300株植える。協議会は住民らと協定書を交わし、水やりなどの管理を 依頼する。  昨年8月に親子が木工作品を並べた「うのけふれあい通り子供ギャラリー」、 同12月のイルミネーション設置に続く事業で、鉢野みち子会長は「新たな人 の流れを生み出していきたい」と話した。 〈08〉2010年06月14日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ゆるキャラと食で誘客 「お国自慢」を発掘 民間に委託、雇用拡大  かほく市は、かほく四季まつり(北國新聞社特別協力)のマスコットキャラ クター「にゃんたろう」を活用した誘客策の展開とともに、かほっくりやブド ウなど地元の農産物を活用した加工品の開発に乗り出す。観光誘客を推進し、 地域経済の活性化につなげる考えで、6月補正予算案に事業費1千万円を盛り 込む。  事業は「お国自慢調査発掘事業」と銘打ち、国の緊急雇用創出事業を活用し、 今年度末まで取り組む。2年前に制定した「ゆるキャラ」のにゃんたろうと、 市がブランド化を進めているブドウ、スイカ、かほっくりなどの「食」を市の 認知度向上や誘客促進の柱に掲げる。  にゃんたろうのグッズ開発や農産加工品の商品化などが想定されているが、 市は民間の発想を生かした内容にすることを目指し、業務は7月以降に公募す る民間業者に委託する。  2人以上を新規雇用し、委託費の一定割合以上を人件費に充てることを委託 の条件に加え、求職者の受け皿とする。  市によると、市内を訪れる観光客数は年間で約30万人にとどまっており、 能登へ向かう行楽客や市内の大型商業施設の利用客の大半が素通りしている。 市は「民間の知恵を借り、潜在的な観光需要を掘り起こしたい」(産業振興課) としている。 〈09〉2010年06月14日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自主防災へ講習会 七窪青年団蘇生法など習得 かほく市  かほく市七窪青年団は13日、市消防本部で救命救急講習会(北國新聞社後 援)を開き、OBを含む約20人が心肺蘇(そ)生(せい)法などを習得し、 地元住民の救命率向上に貢献することを誓った。  七窪区で今年度中に自主防災組織の設立が予定されていることから、青年団 の組織活性化と団員の地域貢献を目的に開催した。  市消防本部消防署の松田浩二救急救助係長の指導で、参加者は人形を使い、 自動体外式除細動器(AED)の扱い方や止血法、搬送方法などを学んだ。  同講座を企画した前団長の鈴木志朗太さん(24)は「住民には子どもたち も多い。自主防災組織を補完できるようにしたい」と話した。 〈10〉2010年06月19日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2つの「河北」ロータリークラブ交流 にゃんたろう山形へ  かほく市の河北ロータリークラブ(RC)は19日、山形県河北町の河北R Cの創立25周年記念式典で、かほく四季まつり(北國新聞社特別協力)のマ スコットキャラクター「にゃんたろう」をかたどった九谷焼の置物を贈り、名 称が同じことから始まった交流の弾みとする。  メンバー15人が山形を訪問し、かほく市商工会が頒布するにゃんたろうの 置物を贈ることにした。森功会長は「河北町はサクランボと紅花が有名な地。 にゃんたろうを介し、メンバー以外にも交流を広げたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「かほくニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール「いい風 いい夢 かほくだより」の申し込みや解除は北國  新聞のホームページから行うことができます。  北國新聞のホームページは http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------