■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.214 『ふるさとメール能登穴水』 令和2年3月26日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 「今年はなんも雪ふらんね」「このまま降らんことないわいね」こんなやりと りをしながら既に3月下旬になってしまいました。いまだかつてない程の暖冬 だったこの冬も終わろうとしています。  その暖冬の影響で桜の開花も例年以上に早いのではないかとの予想もされて おり、金沢の開花予想は明日27日だそうです。例年ですと穴水はそこから1 週間から10日程度遅れて開花しています。今日現在、「つぼみ堅し」といっ たところです。   毎年この時期は、町内のまいもんまつり加盟店で、「冬の陣」かきまつりの メニューと「春の陣」いさざまつりのメニューが同時に味わえる期間になりま す。3月のかきは旨味成分のグリコーゲンを多く含んでいるそうで、身も大き く濃厚な味わいが特徴です。  一方、いさざ料理の醍醐味はなんといってもおどり食い。いきの良いイサザ は、器から跳ねて飛び出してしまうこともしばしば。箸でつまむのもひと苦労 です。するっと通るようなのど越しがたまりません。               ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり  ☆ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり  ☆ 花見だよ!in能登さくら駅(中止のご案内)  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ★★★★★★★★★★★★★  まいもんまつり“冬の陣”かきまつりをただ今開催中です。町内の飲食店で、 焼きがき、カキフライ、かきご飯などの「かきフルコース」を用意しています。 穏やかな穴水湾で育ったプリプリのかきをぜひお召し上がりください。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/seisaku/fuyunojinnkakimatsuri.html 日  時:令和2年3月31日(火)まで 場  所:穴水町内 まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:焼きがき、カキフライ、酢の物、かきご飯、お吸物、お新香 料  金:フルコース 3,800円(税抜き)      ミニコース 2,400円(税抜き) (問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり ★★★★★★★★★★★★  穴水に春を告げる小魚として珍重される「いさざ」。その「いさざ」のフルコ ースを町内のまいもんまつり加盟店にてお召し上がりいただけます。とれたて 新鮮な「いさざ」料理で春を感じてみてはいかがでしょうか。  詳細は、町公式ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/seisaku/harunojinnisazamatsuri.html 期  間:令和2年4月20日(月)まで 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:いさざのおどり喰い、いさざの卵とじ、小バチメの唐揚げ又はいさ ざの揚げ物、ハチメの塩焼き、刺身(魚)、ご飯、いさざのお吸い物、香の物 料  金:3,800円(税抜き) (問い合わせ)穴水町観光物産協会  TEL(0768)52−3790  ★★★ 花見だよ!in 能登さくら駅 ★★★★★★★★★★★★  能登さくら駅【のと鉄道・能登鹿島駅】の構内で毎年開催されている「花見 だよ!in能登さくら駅」は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を 受け、来場者のみなさんと関係者らの健康と安全面を考慮し中止とさせていた だきます。 なお、桜のライトアップは例年通り行います。  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画約69坪 全14区画(空き状況はお問い合わせください) 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っています。 穴水町で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そうし た皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと応援寄 附」に託していただき、穴水町のまちづくりにご協力をお願いします。また、 1万円以上ご寄附いただいた方には、穴水町の特産品をお届けいたします。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者までいきい きとした活力あるまちづくりを推進していきます。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625  ★★★ 北國新聞・穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 01:シイタケ「大きい」 穴水町で園児が収穫 02:色とりどり団子 涅槃会へ準備 穴水の来迎寺  03:ヤギ親子愛らしく のと里山海道の別所岳SAにお目見え 04:失われる前、街並み描く 能登半島地震直後の商店街 角さん作品展示 05:穴水震度5弱 水道管が破裂、床ひび 06:新型コロナ 穴水町の「さくら駅」催し中止 花見、夜桜は実施 07:「学校整備計画」策定へ 穴水病院、当面は現体制堅持 08:農業遺産、神事一つ消える 穴水・木原の鯖踊り、継承断念 09:イノシシ処理施設 来年4月に本格稼働 10:煮物味わい無病息災 穴水町下唐川でだごだい祭り ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2020年03月19日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎シイタケ「大きい」 園児が「のと115」収穫  穴水町川島の平和こども園の年長児11人は18日、同町挟石(はさみし) の農業高森正治さん(63)方の栽培ハウスで奥能登産原木シイタケ「のと1 15」の収穫を体験した。  奥能登原木しいたけ活性化協議会が企画し4年目。園児は昨年12月にハウ スに原木を運び込んで成長を心待ちにしていたが、暖冬でうまく育たず、高森 さんが別の原木と入れ替えた。  園児は「ここにある」「大きい」などと歓声を上げながら収穫を楽しんだ。 小山葵空(そら)ちゃんは「固くて取るのが難しかったけど、楽しかった」と 笑顔を見せた。シイタケは各家庭に持ち帰って天ぷらや炊き込みご飯などにし て味わう。 〈02〉2020年03月18日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎色とりどり団子 涅槃会へ準備 穴水の来迎寺   穴水町大町の真言宗来迎寺で、20日の涅槃会(ねはんえ)で持ち帰っても らう色とりどりの涅槃団子の準備が整った。  檀信徒ら延べ20人が3日かけ、米粉を使って犬やヘビ、鳥、花びらをかた どった団子に仕上げた。子どもが作った大きなキリンの団子もあり、例年の半 分ほどとなる4千個を用意した。  涅槃会は、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、一堂に会する法 要と団子まきを取りやめる。20日午前に加波(かば)祐正住職ら僧侶のみで 読経し、午後から檀信徒らに参拝してもらい、団子を渡す。 〈03〉2020年03月17日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ヤギ親子愛らしく のと里山海道の別所岳SAにお目見え  穴水町と七尾市にまたがるのと里山海道・別所岳サービスエリア(SA)に 16日までに、親子のヤギ2匹がお目見えし、仲むつまじい愛らしい姿が利用 者を和ませている。  いずれも雌で、茶色の毛の母親「アズキ」(1歳6カ月)と、今月7日に生 まれたばかりの黒い毛並みの子「アンコ」の2匹が、下り線の展望台「能登ゆ めてらす」下の広場にある小屋に入った。穴水町の農場「たんぽぽファーム」 から譲り受けた。  ヤギは家族連れらに楽しんでもらおうと5年前から飼っており、行楽期を控 える3月から11月まで触れ合える。ヤギを世話する観光物産施設「奥能登山 海市場(さんかいいちば)」の橋爪和夫店長は、「新型コロナウイルスの影響 で入り込みは減っているが、立ち寄った際はヤギの親子を見て、明るい気分に なってほしい」と話した。 〈04〉2020年03月15日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎失われる前、街並み描く 能登半島地震後の商店街 角さんの絵展示  能登半島地震直後の穴水町商店街の風景を描いた角章子さん(66)=同町 大町=のスケッチなど16点が14日、町さわやか交流館プルートに飾られた。 描かれた店舗は、屋内の損傷で取り壊され、やがて街並みから失われた。知人 の薬局、ピンクの外壁の理容店や赤色の看板を掲げた玩具店などを豊かな色彩 で表現した。  地震から間もなく13年、13日には震度5弱の揺れに見舞われたが、角さ んは「みんなが支えあって歩んできたのが穴水。そのことを伝えたかった」と 話した。  「復旧から復興へ 支え愛、助け愛」と題し、被災時に励まし合う町民の姿 をとらえた写真41点や本紙記事なども展示された。いずれも来月半ばまで。 〈05〉2020年03月13日(金)北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎穴水震度5弱 水道管が破損、床にひび  13日未明に震度5弱を観測した穴水町では、町さわやか交流館プルート内 にある町図書館で、書棚4、5カ所にわたって約700冊の本が落下し、散乱 したため13日を臨時休館とし対応した。  13年前の能登半島地震で被災し、現在は町営住宅で1人で暮らす水口紀美 (としみ)さん(80)は「なかなか眠れず起きていたら、ドンと音がして大 きく揺れた。前も3月だったので、驚いた。怖くてしばらく動けなかった」と 話した。  ドラッグストアなど一部店舗は、商品の片付けのため開店時間を遅らせた。 同町川島の酒販店「七海屋」では、数万円程度の被害が出たとみられる。  穴水中は午前10時から予定通り卒業式を行った。町内に開設された自主避 難所のうち、向洋小には一時4人が避難した。  穴水町役場前の長谷部橋の水道管が破損し、漏水した。庁舎入り口付近 の床面3カ所では最大3メートルの亀裂が確認された。 〈06〉2020年03月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新型コロナ 穴水町の「さくら駅」催し中止 花見、夜桜は実施  穴水町の能登鹿島駅さくら保存会は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の ため、4月5日に予定していたイベント「花見だよ!in能登さくら駅」を中 止する。  桜のトンネルで知られる同駅での観桜期の花見やライトアップは例年通り実 施する予定で、今月下旬には地元老人会などが桜並木にぼんぼり約60個を取 り付ける。  保存会の堂前勇次郎会長は「中止は残念だが仕方ない。桜と海のコントラス トや幻想的な夜桜を楽しんでほしい」と話した。 〈07〉2020年03月11日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「学校整備計画」策定へ 穴水病院、当面は現体制堅持  穴水町議会3月定例会は10日、本会議を再開し、山本祐孝、湯口かをる (以上無所属)小坂孝純(自民)伊藤繁男、小泉一明、佐藤豊(以上無所属) の6氏が一般質問した。  石川宣雄町長は新年度、学校施設整備基本構想計画の策定に着手する方針を 示し「子どもたちのことを最優先に計画を進める」と述べた。  公立穴水総合病院については、当面は現在の医療体制を堅持し、新年度から 新病院改革プランを策定する中で、将来の経営のあり方を主要テーマに検討す るとした。いずれも小坂氏の質問に答えた。  新規開業、起業支援の充実に向け、補助対象業種を拡大した創業者支援事業 と小規模事業者支援事業を新設する。山本氏の質問に答えた。  穴水高の出願倍率が前年の0・55倍から0・35倍に落ちたことについて、 町教委側は七尾と金沢への出願が各10人程度いたとし、町内の中学卒業生が 60人から48人に減少したことも大きな要因と説明した。山本氏が質問した。 〈08〉2020年03月11日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎農業遺産の鯖踊り継承断念 山村の木原で450年続く祭り  室町時代末期を起源として約450年の歴史を誇る穴水町無形民俗文化財の 神事「木原の鯖踊(さばおど)り」が途絶える見通しとなった。地元の木原地 区が過疎、少子高齢化で後継者を確保できず、毎年4月に営む神事の継続断念 を決めた。世界農業遺産「能登の里山里海」の構成要素の一つでもある町無形 民俗文化財が絶えるケースは同町で初めてとみられ、奥能登の山村が直面する 厳しい現実をうかがわせている。  木原地区は10日までに、住民の総意として町教委に神事の断念を届け出た。 教委側は「町の文化財保護審議会に諮った上で、指定取り消しか、継承する方 法がないかを検討したい」としている。  鯖踊りは起源とされる頃から、地元の石本家と森本家が踊り手と先導役を担 い、毎年4月4日に木原白山神社で営まれてきた。ムジナを退治した猛犬の主 人である森本家当主が羽織はかま姿で先導し、石本家の当主が烏帽子(えぼし) と狩衣(かりぎぬ)姿でサバと包丁を結わえた、まな板を頭上に持ち、左右に 振りながら跳びはねるように踊る。  踊り手は石本家当主が死去した1984(昭和59)年以降、町外在住の息 子や、祭りの準備、運営に携わる当元が交代で務めていた。88年に町の無形 民俗文化財に指定された後は地区全体で継承に努めてきた。しかし、昨年は、 3月に先導役である森本家当主が74歳で亡くなり中止した。  今年1月に地区で今後の開催について話し合い、神事を担う両家の当主が不 在では、由来による本来の神事を受け継ぐことができず、踊り手の確保も困難 なことから継続を諦めた。 〈09〉2020年03月04日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎イノシシ処理施設 来年4月に本格稼働  穴水町町議会3月定例会は3日開会し、会期を13日までの11日間と決め、 新年度一般会計当初予算案76億1千万円と、イノシシなど有害鳥獣処理施設 建設工事を盛り込んだ4870万円減額の3月補正予算案(今年度累計72億 4633万円)など議案23件、報告1件を提出した。  石川宣雄町長は提出議案説明で「第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略」 の基本目標に沿って、町民が安心して働き、結婚、出産、子育てができる地域 社会の実現に向けた事業を推進する考えを示した。  有害鳥獣処理施設は国の補助事業を活用し8640万円を計上。同町山中で 建設を予定し、来年4月の本格稼働を目指す。おがくずの微生物の力で分解す る装置2台を置き、年間435頭の処理が可能となる。町によると、町内のイ ノシシ捕獲数は18年度が395頭、19年度は今年1月現在で431頭とな っている。 〈10〉2020年03月04日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎煮物味わい無病息災 穴水町下唐川でだごだい祭り  穴水町下唐川で藩政期から続くとされる「だごだい祭り」は3日、同所の八 坂神社で営まれ、住民が古式にのっとり素朴な「落ち着きの膳」を味わい、豊 作や無病息災を願った。  祭りは、京へ出稼ぎに行った村人が故郷に戻る際、神様が宿った石を持ち帰 ったが、ぜいたくなもてなしができず、身近な山菜や団子を振る舞ったという 伝承に由来する。3日に行われることから「唐川の三日堂(みっかどう)」と も言われる。  四柳嘉章宮司が湯立ての神事を営んだ後、氏子らが「だごだい」と呼ばれる 団子とセリの煮物、ハコベのあえ物などを味わった。松木義明区長(76)は 「三日堂が終わると春が来たと感じる。伝統の祭りを守り続けたい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------