■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.204 『ふるさとメール能登穴水』 令和元年5月23日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  平成から令和へと変わる10日間の超大型連休は皆さまにとってどのような 連休だったのでしょうか?10日間すべてお休みだった方もいれば、お仕事だ った方々もいらっしゃったのではないのでしょうか。また、海外旅行を楽しん だ方もいるのでは?うらやましいです。4月下旬は少し気温が低かったですが 5月に入りとても気温があがりましたね。天候も良く、とても充実した連休だ ったのではないでしょうか。  また、空の玄関口、のと里山空港でも「のとキリシマツツジフェスティバル」 を中心としたゴールデンウィークイベントが開催され、多くの方々にお越しい ただきました。ゴールデンウィーク後には上中地区において「能登峨山キリシ マ展示即売会」が開催されました。地元の方々が愛情いっぱいに育てたツツジ が沢山展示され、それを求めに遠方からも沢山のお客様にお越しいただき、と ても賑わっていました。  さて、6月15日(土)から、いよいよまいもんまつり”夏の陣”さざえま つりが始まります!加盟店でさざえのフルコースが堪能できますので、皆さま ぜひ、お越しくださいね。波静かで穏やかな穴水湾は、柔らかい肉質のやさし いさざえを育てます。この時期しか味わえない穴水町の夏の幸をぜひ、ご賞味 ください。               ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 穴水まいもんまつり 夏の陣 さざえまつり  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 穴水まいもんまつり 夏の陣 さざえまつり ★★★★★★★★★★  さざえのお造り、さざえのつぼ焼き、さざえご飯などのさざえづくしのフル コースを穴水まいもんまつり加盟店にてご用意させていただきます。穴水湾で 育った新鮮なさざえをぜひご賞味ください。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 期  間:令和元年6月15日(土)〜7月15日(月) 店  舗:穴水町内のまいもんまつり加盟店(要予約) 料  金:3,800円(税抜き) (お問い合わせ)穴水町観光交流推進室 TEL(0768)52−3790 ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町地内(町営来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 59坪〜 全14区画(内6区画は分譲済) 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っています。 穴水町で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そうい った皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと応援 寄附」に託していただき、穴水のまちづくりにご協力をお願いいたします。 また、1万円以上ご寄附頂いた方には、穴水町の特産品をお届けいたします。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者まで活き活 きとした活力あるまちづくりを推進していきます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ---------------------------------------------------------------------- 01:ベトナム人、介護で活躍 穴水町の福祉施設 技能実習、県内で初認定 02:「のとてまり」の収穫心待ち 穴水高と穴水中、シイタケを植菌 03:能登峨山キリシマ品定め 穴水町で苗木の展示即売会 04:能登に憧れ、就農続々 穴水町、古民家に野菜の店を 05:サルビアで地域に彩り 穴水町の甲農地保全組合 06:買い物支援バスが始動 穴水町の山間部3地区 07:プロの技、店主が紹介 まちゼミあなみず開講 08:火の用心続け69年 穴水町沖波の2班 大火を教訓に住宅火災ゼロ 09:初代寒雉しのび一服 穴水町でふる里茶会 10:国立大に進学、3人に奨励金 穴水高を支援する会 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2019年04月30日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ベトナム人、介護で活躍 穴水町の福祉施設 技能実習、県内で初認定  穴水町内で福祉施設を運営する社会福祉法人牧羊福祉会は、ベトナムから外 国人技能実習生2人を受け入れた。県によると、介護分野でのベトナム人実習 生の受け入れ認定は県内で初めて。2人は日本の技術や知識の習得に努めなが ら率先して仕事に励み、その姿勢は日本人スタッフの刺激になっている。  実習生はグエン・ティ・ズンさん(28)とグエン・ティ・ハンさん(23) の女性。ベトナムで看護系の大学を卒業した後、日本語学校で語学を学び、3 月に来日した。4月から穴水町岩車の特別養護老人ホーム能登穴水聖頌園(せ いしょうえん)で利用者の食事やトイレ、入浴の介助などを担当している。  2人は日本語能力試験で「日常的な場面で使われる日本語をある程度理解で きる」レベルのN3に合格しており、利用者との会話も楽しんでいる。施設の 担当者は「介護に対する志や人の役に立ちたいという思いが強く、既に戦力に なっている」と評価する。  牧羊福祉会は2017年11月に外国人が働きながら技術を身につけ、母国 の発展に生かす技能実習制度に介護職種が追加されたことを受け、外国人実習 生を採用した。介護分野の人材は不足しているため、同福祉会は今年度中にイ ンドネシアから3人、ベトナムから2人をさらに採用する計画だ。  ズンさんは「スタッフは優しく、毎日が楽しい。一生懸命、技術を覚えたい」 と笑顔を見せ、ハンさんは「少しずつ仕事を覚え、介護の専門家になりたい」 と意気込んだ。 〈02〉2019年05月08日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「のとてまり」の収穫心待ち 穴水高と穴水中、シイタケを植菌  穴水高と穴水町穴水中で7日、シイタケの植菌作業が行われ、生徒がほだ木 に奥能登産原木シイタケ「のと115」の菌を植え、収穫を心待ちにした。  穴水高では2年生37人がコナラ約200本にドリルで穴を開け、1本当た り30〜50個の菌を埋め込んだ。年明け後に収穫し、市場に出荷する。のと 115の栽培は8年目で、昨季は112個を出荷した。うち11個が特秀品 「のとてまり」に認定され、8個入り1箱に11万円の値が付いた。  穴水中では、1年生57人がコナラ約60本に菌を植え付けた。ふるさと教 育の一環で来年2月に収穫し、調理して味わう。穴水高、穴水中とも作業には 日本きのこセンターの平野伸夫さんと奥能登原木しいたけ活性化協議会員が協 力した。 〈03〉2019年05月11日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登峨山キリシマ品定め 穴水町で苗木の展示即売会  穴水町上中園芸組合の能登峨山(がざん)キリシマ展示即売会は10日、同 町上中集会所前の広場で始まり、園芸愛好家が色鮮やかに咲き誇るのとキリシ マツツジを品定めした。  のとキリシマツツジの一種で深紅の一重咲きが特長の特産「能登峨山キリシ マ」をはじめ、8軒の組合員が丹精した紫や紅色ののとキリシマツツジの苗木 が並んだ。500円から10万円で販売され、ササユリなどの山野草も展示さ れた。12日までの期間中、約1万本の苗木が用意される。 〈04〉2019年05月13日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登に憧れ、就農続々 穴水町、古民家に野菜の店を  石川県内外から能登へ移住、就農するケースが増加している。宝達志水町で は今春、岐阜県出身の40代男性が米の栽培をはじめ、穴水町では津幡の夫婦 が農地付き空き家を取得した。いずれも豊かな自然や人の温かさに憧れて能登 での生活を決めており、人口減少、農業の担い手不足に悩む自治体やJAは地 域活性化につながると歓迎している。  津幡町太田の会社員中村隆行さん(42)と妻勝美さん(42)は穴水町波 志借(はじかし)の古民家を取得した。町の空き家バンクを通じて農地付き住 宅に移住する初めてのケースで、2人は「将来は栽培した野菜や加工品を扱う 店を構えたい」と夢を膨らませる。  2人は自然の中の暮らしで農業ができる所を探していたところ、穴水町の空 き家バンクで物件を見つけた。売り主との調整や地元住民の紹介を受けるなど 町移住定住促進協議会の支援も決め手となり、移り住むことを決意した。  建物は木造2階建てで、母屋部分は築109年。土蔵と納屋も備え、約16 8平方メートルの畑が隣接する。中村さんは週末に津幡から通って建物をリフ ォームしながら農業を学び、準備が整い次第、新生活を始める。  まずは野菜栽培を始め、収穫した作物を扱う店を開いて人が集まる場所にし たいと思い描く。中村さん夫婦は「不安もあるが、住民は優しく楽しみの方が 大きい」と笑顔を見せた。  古民家を所有していた波志借出身の小林栄一さん(68)=東京都=は「9 年前に空き家となっていたが、希望を持った2人が来てくれて安心した」と話 した。 〈05〉2019年05月13日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎サルビアで地域に彩り 穴水町の甲農地保全組合  穴水町の甲農地保全組合は12日、同町甲、曽良、大郷の約210世帯に赤 い花を咲かせたサルビアの苗を配布した。各家庭の周りで植えてもらい、地域 の環境美化を後押しする。  地域を花で彩ろうと昨年に続いて実施し、約1400株用意した。配布は兜 公民館で行われ、1世帯6株ずつ持ち帰った。輪島署甲駐在所や甲郵便局など にも届けた。 〈06〉2019年05月16日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎買い物支援バスが始動 穴水町の山間部3地区  穴水町内社会福祉法人連絡会は15日、木原、藤巻、細野地区の高齢者を対 象にした買い物支援バス「おでかけ支援バス」の運行を始めた。初日は12人 が利用し、町中心部で買い物を楽しんだ。  山間部に位置する3地区には小売店がなく、買い物は月に数回訪れる行商か 離れて暮らす家族や親類に頼っていた。自分の目で商品を選びたいという声に 応え、6社会福祉法人でつくる連絡会が施設の送迎バスの空き時間を活用して バスを運行することにした。  バスは藤巻集会所を出発し、此木のショッピングセンター、公立穴水総合病 院近くの薬局を巡回した。毎月第3水曜に運行する。発着点は隔月で変わり、 6月は木原集会所となる。連絡会は今後、対象地域の拡大を検討する。 〈07〉2019年05月16日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎プロの技、店主が紹介 まちゼミあなみず開講  商店主らが講師を務める穴水商店振興会の「第4回まちゼミあなみず」は1 5日、穴水町内の各店で始まった。6月15日まで23店が26講座を順次開 き、暮らしに役立つプロの技や趣味の知識を伝える。  15日は3講座が用意され、新設の「始めてみよう船釣り」では、遊漁船 「GORITURI」を運航する瀬戸康貴さんの指導で、参加者が鹿波漁港沖 でアジ釣りなどを楽しんだ。  まちゼミは受講無料の少人数制で、学ぶ、食べる、作る、健康美容の4分野 がある。今回は革細工やミニ四駆、アイロンビーズ教室などが新設された。申 し込みは各店で受け付けており、問い合わせは町商工会まで。 〈08〉2019年05月18日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎火の用心続け69年 穴水町沖波の2班 大火を教訓に住宅火災ゼロ  穴水町沖波の2班31世帯が、70年近く防火の夜回りを続けている。19 50(昭和25)年の大火を教訓に一日も欠かすことなく拍子木の音を響かせ ており、大火後、班内で住宅火災は発生していない。高齢者の見守り活動にも 役立っており、住民は時代が令和に変わっても「火の用心」の心を伝え続けよ うと意気込んでいる。  県消防史によると、大火は69年前の50年4月15日に発生し、住宅10 棟が焼けた。当時の北國新聞は、台所の火の不始末が原因で強風にあおられた 火が燃え広がり、土蔵や納屋などの部分焼を合わせて57棟が被害に遭ったと 報じている。人的被害はなかった。  夜回りを続けているのは「拾人(じゅうにん)組」と「中組」の2班で、全 世帯が持ち回りで取り組み、午後6〜8時の間に拍子木を打ち鳴らしながら2 0分ほどかけて班内を巡回する。住民78人のうち、65歳以上が31人と4 割近くを占めるため、声掛けなど高齢者の安否確認も兼ねている。「火の用心」 と書かれた拍子木は傷むたびに新調してきた。  沖波地区自主防災会事務局の増野孝志さん(67)によると、夜回りは大火 を機に徹底されるようになった。かつては沖波にある5班のうち、他の班でも 夜回りをしていたが、住民の高齢化などで次第に行われなくなった。穴水消防 署によると、町内で夜回りを続けているのは沖波だけとなっている。  大火後、落雷が原因で集落外れの工場を焼く火災はあったものの、集落内で 住宅火災は発生していない。増野さんは「夜回りで住民の連帯感も高まる。大 火の記憶を失わず、今後も続けていきたい」と話した。 〈09〉2019年05月20日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎初代寒雉しのび一服 穴水町でふる里茶会  宮・慨・機覆・鵑繊砲佞詢っ祺颪錬隠稿サ・蠖緜・羌錣旅睫郢蛙晋製〔晴Ρ。 などで開かれ、石川県内外の約300人が中居出身で加賀藩御用釜師を務めた 初代宮・慨・気鬚靴里咫⊃歓圓・靴琉貮・鯡・錣辰拭」 初代寒雉が手掛けた茶釜が使われ、ツツジを模した和菓子が振る舞われた。 参加者は亭主を務めた十四代宮・慨・気気鵝複沓検法甼眤・圈瓩力辰房、魴垢ア ながら、風雅なひとときを過ごした。寒雉さんが明王院の庭先にあるザクロの 枝で制作した茶しゃくが展示され、町の「こども里活まなび事業」で町内の親 子7組17人も参加した。 茶会は地元有志でつくる実行委員会の主催で、2012年に初代の没後30 0年を記念して始まった。 〈10〉2019年05月22日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎国立大に進学、3人に奨励金 穴水高を支援する会 穴水高校を支援する会が新設した進学支援奨励金の贈呈式は21日、穴水町 役場で行われ、会長の石川宣雄町長が今年4月に同校から国立大に現役で進学 した3人にそれぞれ28万2千円を贈った。 奨励金が贈られたのは岩野由佑さん(富大経済学部)、上原ひとみさん(金 大人間社会学域地域創造学類)、大森万祐加さん(岐阜大教育学部)の3人。 石川町長が3人の保護者に目録を手渡し「穴水高を存続させるため、能登一の 進学校を目指して生徒数を増やしたい」とあいさつした。 奨励金は町の補助金を活用した給付型で、入学料と同額とした。定員割れが 続く町唯一の高校存続に向け、優秀な人材の町外流出を防ぎ、生徒の学習意欲 と進学率向上を目指す狙いで制度を設けた。  町は支援する会の活動費として年間580万円を支出し、生徒の通学や模試   などの受験費用、部活動の遠征費を支援している。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------