■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.194 『ふるさとメール能登穴水』 平成30年7月26日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  猛暑が続いています。近頃は場所によっては気温が35度を超えるのがあた りまえになってきています。豊かな自然に囲まれている能登半島では、都会ほ どの酷暑ではないでしょうが、暑いことには変わりありません。  先日行われた町の恒例行事「長谷部まつり」も、日中は炎天下の過酷な条件 でした。予定されているパレードを行うべきか止めるべきか、判断に迷ったケ ースがありました。最終的に子どもの安全を最優先とし、「学童穴水音頭踊り」 を中止、「長谷部信連行列」の小学生が演じる役の参加を取り止めとしました。 見物客の数など興行面で多少の影響がありましたが、無事に事故なく祭りを終 えることができ、ほっと胸をなでおろしています。  これまでも雨対策は十分に講じてきましたが、暑さ対策に関しては長い歴史 の長谷部まつりにとってもおそらく初めての試みだったと思われます。  今年の異常な暑さは誰にとっても未体験ゾーンのようです。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 山梨県南アルプス市 直売市  ☆ のとてつ2018ビール列車  ☆ 穴水の夏・秋祭り ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 山梨県南アルプス市 直売市 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  姉妹市町である山梨県南アルプス市(八田地区)と穴水町の交流の一環とし て、今年も新鮮な果実やワインなどの特産品を紹介・販売します。ブドウの試 食、ワインの試飲コーナーをはじめ、ブドウの無料配布も行います。ぜひご家 族揃ってお越しください。 日  時:平成30年8月25日(土)10:00〜 完売終了 場  所:あすなろ広場 内  容:南アルプス市の特産品(ブドウ、ワインなど)の販売 (問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ のとてつ2018ビール列車 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  のと鉄道では毎年夏に沿線地域のお祭りに合わせ、ビール列車を走らせてい ます。今年の1回目の運行計画はこちらです。  8月3日(金)穴水駅17:30集合  穴水駅発17:52→穴水駅着19:47  この間和倉温泉駅に45分間停車し、石崎奉燈祭の前夜祭見学  大人お一人様4千円(ビール飲み放題お弁当付き)  浴衣着用の方は500円割り引きます。 (問い合わせ)のと鉄道旅行センター      TEL(0768)52−0900 ★★★ 穴水町の夏・秋祭り ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  これからが夏本番!穴水町の各地で夏祭り・秋祭りが次々と開催されます。 能登の伝統的な祭りをお楽しみください。 ≪沖波大漁祭り≫ 日  時:平成30年8月14日(火)〜15日(水) 開催地区:沖波地区 ≪明千寺キリコ祭り≫ 日  時:平成30年8月15日(水)〜16日(木) 開催地区:明千寺地区 ≪甲曳き舟祭り≫ 日  時:平成30年8月18日(土) 開催地区:甲地区 ≪地蔵祭り≫ 日  時:平成30年8月23日(木) 開催地区:曽良地区 ≪中居キリコ祭り≫ 日  時:平成30年8月25日(土) 開催地区:中居地区 ≪大町祭り・川島祭り≫ 日  時:平成30年9月8日(土) 開催地区:市街地 ≪鹿波秋祭り≫ 日  時:平成30年9月8日(土)〜9日(日) 開催地区:鹿波地区 ≪前波曳山祭り≫ 日  時:平成30年9月15日(土)〜16日(日) 開催地区:前波地区 ≪奈古司神社 秋季大祭≫ 日  時:平成30年9月22日(土) 開催地区:岩車地区 (問い合わせ)穴水町観光交流推進室                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町地内(町営来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 59坪〜 全14区画(内6区画は分譲済) 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)を募集しています。穴 水で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そういった 皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと応援寄附」 に託していただき、穴水のまちづくりにご協力をお願いいたします。また、1 万円以上ご寄附頂いた方には、穴水町の特産品をお届けいたします。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者まで活き活 きとした活力あるまちづくりを推進していきます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ---------------------------------------------------------------------- 01:山梨県南アルプス市児童が穴水町で交流 町役場を訪問 02:2年ぶりの武者行列に喝采 穴水町で長谷部まつり 給水地点設け暑さ対   策 03:鹿波獅子太鼓♪トントコトン 穴水町向洋小、児童が練習 04:イカダ釣りで出会いを演出 穴水町で初企画 05:AEDを学ぶ 穴水町連合婦人会が講習会 06:ニュー低燃費車で再挑戦 穴水町の企業協力 ポリテク石川、9月の全国   大会 目標は10位以内 07:移転後の来館者10万人達成祝う 穴水町立図書館 08:進学奨励金を新設 穴水高を支援する会 09:「能登1300年」後も結束 のと鉄道などの委員会 3年後を見据え誘   客策                     10:豊作願い虫送り 穴水町宇留地 11:塩田の作業体験 能登中居鋳物館で 穴水町・向洋小 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2018年07月25日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎山梨県南アルプス市児童が穴水町で交流 町役場を訪問  穴水町と、姉妹都市である山梨県南アルプス市の子どもたちの「海っ子山っ 子交流事業」が24日、同町で始まった。訪問団は小学5、6年生20人と引 率者5人で、代表して河澄優花さん(12)と松本賢司団長(56)が役場に 石川宣雄町長を訪ね、穴水の子どもたちとの交流や自然体験に胸を躍らせた。  一行は27日まで滞在し、ボラ待ち櫓(やぐら)漁やマリンスポーツを体験 する。両市町は夏に子どもたちを相互派遣しており、石川町長は「末永い付き 合いをしていきたい」と歓迎した。  穴水町は1993年、穴水姓が全国一多かった旧八田村と姉妹都市提携を結 び、八田村が合併で南アルプス市となった後の2004年には同市と姉妹都市 協定を結び直した。 〈02〉2018年07月23日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎2年ぶりの武者行列に喝采 穴水町で長谷部まつり 給水地点設け暑さ対策  穴水に拠点を置いた鎌倉期の武将長谷部信連(のぶつら)をしのぶ第56回 長谷部まつり(北國新聞社後援)は22日、穴水町大町、川島の商店街通りな どで行われた。厳しい日差しが照り付ける中、昨年は雨で中止となったパレー ドが2年ぶりに繰り広げられ、華やかな武者行列が沿道の喝采を浴びた。  同まつり実行委員会は、気温30度を超す暑さによる熱中症を懸念し、児童 のパレード参加を取りやめ、初めて給水地点を設けた。  信連役は殺陣師(たてし)の村田彦二さん(37)=金沢市=、奥方役は町 の外国語指導助手(ALT)キヨミ・メアリー・モズリーさん(25)が演じ た。今月末で任期満了となり、米国に戻るモズリーさんはこの日が誕生日で、 「とても暑かったけれど、穴水ですてきな思い出ができた」と笑顔を見せた。  当初は武者行列に参加する予定だった若君役の鳥井翔平君=向洋小4年=、 姫君役の尾伊端(おいばた)結依さん=穴水小1年=は出発前の記念撮影だけ となった。鳥井君は「馬と一緒に歩きたかった」と残念そうだった。  パレードには20団体、約650人が参加し、県警音楽隊を先頭に穴水高・ 穴水中の合同ブラスバンド、踊りを披露した町連合婦人会、初参加のツエーゲ ン金沢のPR隊などが続いた。能登半島地震を機に穴水町と交流する神戸市職 員労働組合と同市神港橘高の演舞グループ「龍獅團(りゅうしだん)」が最後 に登場してまつりを盛り上げた。  同町あすなろ広場の特設ステージでは県内の太鼓団体が競演し、山中温泉の 山中芸妓も華やかに舞台を飾った。 〈03〉2018年07月18日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎鹿波獅子太鼓♪トントコトン 穴水町向洋小、児童が練習  穴水町向洋小の3、4年生14人は17日、ふるさと教育の一環で、鹿波 (かなみ)獅子太鼓の練習に励んだ。  同太鼓は鹿波地区に古くから伝わる獅子舞に合わせて、1991年に地元の 若者らが創作した。  「のと半島鹿波獅子太鼓」の東忠次会長(63)らが指導に当たった。4年 生は昨年度に続いて2回目で、今年2月には6年生を送る会で披露した。初め て体験する3年生は「トントコトン」などと声を出してリズムを覚え、ばちの 持ち方、手首の使い方などを学んだ後、4年生と一緒に太鼓をたたいた。 〈04〉2018年07月16日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎イカダ釣りで出会いを演出 穴水町で初企画  穴水町新崎(にんざき)釣りイカダ組合の「能登穴水湾で釣りコン」は15 日、新崎漁港の釣りイカダで行われ、能登や金沢、東京などから参加した男性 11人、女性9人が釣りを通して交流を深めた。  男女の出会いの場の提供と、釣り愛好者の増加を目的に初めて企画された。  参加者は3グループに分かれて穏やかな湾内で約2時間釣りを楽しんだ。女 性は初めて釣りをする人が多く、男性陣に餌の付け方などを教わりながら糸を 垂れ、アジやキスが釣れると歓声が上がった。  釣りの後は新崎地区集会所で昼食を共にし、釣ったばかりのアジを刺し身や 塩焼きで味わった。サザエの刺し身も振る舞われた。 〈05〉2018年07月13日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎AEDを学ぶ 穴水町連合婦人会が講習会  穴水町連合婦人会の自動体外式除細動器(AED)講習会は12日、町さわ やか交流館プルートで開かれ、約40人が万一に備えて心肺蘇生法を学んだ。  岡田礼子会長が「AEDを使うことで尊い命が救われることを学んでほしい」 とあいさつした。穴水消防署員の指導のもと、参加者は患者への声掛け、11 9番通報、胸骨圧迫など救命の手順を確認し、AEDの装着を体験した。 〈06〉2018年07月10日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ニュー低燃費車で再挑戦 穴水町の企業協力 ポリテク石川、9月の全国大 会 目標は10位以内  穴水町の石川職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ石川)の学生たち が9月、栃木県で行われる超低燃費車の性能を競う全国大会に挑む。初出場し た昨年は76台中の39位と「惨敗」だった。今年は雪辱を果たそうと地元の 金属加工業者などの全面的支援も得ながら、車体の製造に取り組み、「目標は 10位以内」と意欲を燃やしている。  出場するのは「Hondaエコマイレッジチャレンジ全国大会」で、9月2 9、30日に茂木町のレース場「ツインリンクもてぎ」で行われる。2・4キ ロのコースを7周し、ガソリン1リットル当たりの走行距離を競う。車両の大 きさや排気量50cc以下のエンジンを使用するなどの規定がある。  同校は大学や専門学校のクラスにエントリーする。昨年の生産技術科2年生 は、優勝記録の2104キロに対し247キロと振るわず、76台中で39位 だった。初出場とあって順位は二の次だったが、実力不足を思い知らされた。  2回目の今年は、2年生7人の新メンバーが、先輩の体験を生かしながら車 体を大幅に見直した。1人乗りの3輪車で、車体を覆うカバーであるカウルは 昨年のプラスチックではなくカーボンを採用し、エンジンも大半の部品を独自 で作るなどして軽量化する。生徒や教員らは4月、優勝経験のある金沢工大を 訪れ、設計の工夫を学んだ。  車体製造には、昨年に続いて穴水町の精密金属加工業「タキノ工業所穴水工 場」の協力を受ける。生徒7人は9日に工場を訪れ、社員から車体フレームに 使う鉄パイプの曲げと溶接などの技術指導を受けた。  リーダーの森田亮寛さん(19)=金沢市出身=は「プロの指導は教科書で 分からないことが体験できる」と感謝した。ドライバーの片山雄太さん(19) =羽咋市出身=は「全員で協力し、1000キロ以上を達成して10位以内に 入りたい」と意気込んだ。  タキノ工業所の田中真社長は「もの作りは経験しないと分からない。ベスト を尽くして大会に臨んでほしい」と応援している。チームは8月上旬には車体 を完成させ、テスト走行を繰り返して大会に備える。 〈07〉2018年07月10日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎移転後の来館者10万人達成祝う 穴水町立図書館  穴水町立図書館は8日、2011年10月10日に町さわやか交流館プルー トに移転してからの来館者数が10万人に達した。10万人目となった同町大 町の滝川あす菜ちゃん(4)に記念品が贈られた。  母親の若葉さんと一緒に来館したあす菜ちゃんは、職員手作りのお祝いのく す玉を割り、笑顔を見せた。「いっぱい本を読んでください」と遠藤美徳館長 から記念の図書カードや人形などを受け取ると、「はい」と元気に応えた。あ す菜ちゃんは母親と絵本を借りにほぼ毎週来館している。  移転からの開館日数は2046日だった。 〈08〉2018年07月05日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎進学奨励金を新設 穴水高を支援する会  穴水高校を支援する会の総会は4日、穴水町地域情報センターで開かれ、国 公立大学合格者に対する給付型の進学支援奨励金(1人分、55万円)を新設 することなど今年度の事業計画を承認した。  進路担当者の指導力向上のための夏季研修セミナー参加や、進路情報サポー トシステムの導入、大手予備校のサテライト講座の受講費補助なども実施する。 昨年に続き中学生向けの学校PRチラシも作製する。 〈09〉2018年07月03日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「能登1300年」後も結束 のと鉄道などの委員会 3年後を見据え誘客 策                      のと鉄道(穴水町)と誘客で協力する寺院や観光施設などで作る「能登立国 1300年おもてなし委員会」は2日までに、立国1301年を迎える来年以 降も活動を継続することを決めた。輪島市の曹洞(そうとう)宗大本山總持寺 祖院が開創700年を迎える3年後の2021年をめどに大幅な誘客増の達成 を目指し、新たな戦略を打ち出す考えだ。  のと鉄道は今年、總持寺祖院と羽咋市の日蓮(にちれん)宗本山妙成寺の協 力を仲介して特別御朱印を作り、両寺院を巡る観光客が増加した。同委員会で は、能登立国1300円丼や、道の駅すずなり、道の駅あなみず、柳田植物公 園、能登ワインなど協力施設の割引やプレゼント企画を売り込んだ。  一定の効果が出たことから委員会は、1300年の今年だけで活動を終わら せることはもったいないと判断。「能登1300年夢物語(仮称)」のテーマ のもとで引き続き、結束して能登の観光振興に取り組む。  2019年は御朱印を扱う寺院を拡大するほか、總持寺祖院と妙成寺で貴重 な寺宝展の開催などで誘客を図る。20年は、珠洲市で開催される奥能登国際 芸術祭のPRを重点的に行う。  21年は、開創700年を迎え、能登半島地震で損壊した建物の修復が完了 する總持寺祖院を中心に据えた旅行企画などを検討する。  のと鉄道の山崎研一ツアー誘客統括マネジャーは「北陸新幹線開業時のよう に、数年先を見越して1年ごとに旅行企画の目玉を作ることが大事」と話し、 今後、詳細を詰めて旅行会社などに提案していく方針だ。 ●「ヘッドマーク列車」を運行 妙成寺、總持寺祖院が協力  のと鉄道は2日、能登立国1300年を記念し、「能登國」の書のヘッドマ ークを付けた観光列車の運行を始めた。  妙成寺と總持寺祖院が協力し、妙成寺の駒野日高貫首、總持寺祖院の鈴木永 一監院(かんにん)老師の書をもとに、直径60センチのヘッドマークを作っ た。沿線住民や観光客らに能登の歴史を感じてもらう狙いがある。  運行に立ち会った妙成寺の山川知則執事長は「3者の取り組みを契機に、能 登に多くの人が訪れてほしい」、總持寺祖院の・・膵粟・竜辧覆靴・砲蓮崘重ミ 半島全体を考え、今後もつながりを大切にしたい」と話した。 〈10〉2018年07月01日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎豊作願い虫送り 穴水町宇留地  穴水町無形民俗文化財の「宇留地(うるち)の虫送り神事」は30日、同町 宇留地で行われ、約50人が、割った竹を束ねたたいまつを掲げて集落の田ん ぼを練り、豊作と害虫駆除を願った。  神事は「うんか祭り」とも呼ばれ、藩政期から続いている。「町こども里活 まなび事業」として応募した町内の小学生も参加し、「うんかうんか出て行け、 泥虫まいまいせ」と唱えて夜道を進んだ。 〈11〉2018年06月29日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎塩田の作業体験 能登中居鋳物館で 穴水町・向洋小  穴水町向洋小の6年生13人は28日、同町中居の能登中居鋳物館に新設さ れた塩田コーナーで海水をまく作業を体験し、塩作りに理解を深めた。  藩政時代、中居で生産した塩釜は能登全域の塩田で使用された。塩田コーナ ーは、「鋳物の里」中居の歴史をより深く知ってもらうため整備された。児童 は手おけで弧を描くように海水を砂地にまき、塩作りの一端を学んだ。館内で 校章をかたどった鋳物作りにも取り組んだ。  同小4、5年生は保護者と自動体外式除細動器(AED)の講習会を受講し た。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------