■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.183 『ふるさとメール能登穴水』 平成29年8月24日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  お盆が過ぎた頃からでしょうか、暑さがいくらか和らぎ始めた感じがする今 日この頃、いつの間にか夏も終わりに近づいているようです。その一方で、春 から夏にかけてたっぷりの太陽の日差しと水分を受けて成長した作物は、いよ いよ実りの秋を迎えようとしています。  穴水町でも実りの秋は楽しいイベントが目白押し!ぜひ皆様のお越しをお待 ちしています。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ まいもんまつり“秋の陣”牛まつり  ☆ 牛まつり特別イベント  ☆ 穴水町クラフトマーケット「あなまるマーケット2017」 ☆ 能登ふるさと博 来迎寺コンサート 二胡の調べ ☆ 能登ふるさと博 灯りでつなぐ能登半島 ひがんのあかり  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“秋の陣“牛まつり ★★★★★★★★★★★★★★  ステーキ、しゃぶしゃぶ(又はすき焼き)といった牛のフルコースを、穴水 まいもんまつり加盟店でご用意しております。国産牛特有の柔らかい肉を使用 した美味しいお料理をぜひご賞味ください。 日  時:平成29年10月1日(日)〜 31日(火) 場  所:穴水町内のまいもんまつり加盟店(要予約) 料  金:3,800円(税抜き) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 牛まつり特別イベント ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水港湾あすなろ広場にて、牛まつりの特別イベントを開催します。会場内 で販売するステーキやお肉をご購入いただき、炭火焼きコーナーにてお召し上 がりいただけます。みなさまのご来場をお待ちしております。 日  時:平成29年10月1日(日)10:00〜15:00 場  所:穴水港湾あすなろ広場 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 穴水町クラフトマーケット「あなまるマーケット2017」★★★★  牛まつりと同じ日、同じ場所でクラフトマーケットを開催します。クラフト ・アート作家&職人さんによるオリジナル作品の展示販売を行います。みつけ て楽しい・つくって楽しい・参加して楽しい芝生の広場、様々な出会いが生ま れ、コミュニケーションの輪が広がるイベントです。 日  時:平成29年10月1日(日)10:00〜15:00  場  所:穴水港湾あすなろ広場 (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ 能登ふるさと博 来迎寺コンサート 二胡の調べ ★★★★★★★★  二胡は中国の民族楽器で、二本の弦の間に弓を挟んで弾く珍しい楽器です。 東洋のバイオリンとも呼ばれる優しい音色をお楽しみ下さい。 日  時:平成29年9月2日(土)13:00開場 14:00開演  場  所:勅定山来迎寺 入場料:1,000円(抹茶、菓子付き) (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ 能登ふるさと博 灯りでつなぐ能登半島 ひがんの灯り ★★★★★  中居地区の寺院や神社を石畳で結ぶ「さとりの道」。彼岸花が咲く時期に、 カップろうろくの光で幻想的に照らされます。長谷部太鼓保存会による太鼓の 演奏もあります。 日  時:平成29年9月23日(土)18:00〜21:00  場  所:一乗院(中居南) (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そ ういった皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと 応援寄附」に託していただき、穴水町のまちづくりにご協力をお願いいたしま す。また、1万円以上ご寄附いただいた方には、穴水町の特産品をお届けいた します。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者まで活き活 きとした活力あるまちづくりを推進していきます。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625  ---------------------------------------------------------------------- 01:のと鉄道の活性化、東大生が探る 穴水町 02:神輿2基が海へ 穴水町で曳き舟祭 03:海行くキリコ、継承に助っ人 インターン学生43人 穴水町・沖波の大   漁祭り 04:明かり1万個帰省客迎える 穴水町曽良で盆灯 05:列車から「未来」に配達 のと鉄道、きょうから受け付け 特製封筒、便   箋で 06:ボラ待ち櫓「浮いた」 老朽化で置き換え 穴水町 07:園児と「のこった」 大相撲の追手風部屋の力士、穴水町で交流 08:能登さくら駅がジオラマに 桜のトンネル、ボラ待ち櫓など 成城中高鉄   研部、穴水町の交流会が縁 09:密漁禁止、30カ所に看板設置 石川県漁協穴水支所 サザエやアワビ守   る 10:ボラ待ち櫓、若者が守る 穴水町の象徴復元に協力 星稜大生、穴水高生   が今月末組み立て ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2017年08月21日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のと鉄道の活性化、東大生が探る 穴水町  地方が抱える課題を東大生が現地に滞在して解決するプログラムが20日、 穴水町で始まり、学生4人がのと鉄道本社を訪れ、観光振興策などに理解を深 めた。  「フィールドスタディ型政策協働プログラム」と題して、この日欠席した2 人を含む学生計6人が1カ月間能登にとどまり、のと鉄道のほか、珠洲市や能 登町の地域活性化策を提案する。古田善則同社総務部長がのと鉄道の施策や観 光資源を説明し「いろんな切り口で能登を見てほしい」と呼び掛けた。  学生は今後、のと鉄道では山下孝明社長との意見交換や沿線の調査などを通 じ、利用者を増やすアイデアに知恵を絞る。教養学部3年の古閑遍理(こがへ んり)さん(27)は「地元の方と一緒に盛り上げていけるような案を出した い」と話した。 〈02〉2017年08月20日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎神輿2基が海へ 穴水町で曳き舟祭  穴水町甲で19日、加夫(かぶ)刀(と)比古(ひこ)神社の曳(ひ)き舟 祭(ふねまつり)が行われ、神輿(みこし)2基が船に乗って海上を渡御(と ぎょ)し、住民が海の安全と豊漁を願った。  神輿は早朝、標高66メートルの円山(まるやま)山頂にある神社から海岸 まで降ろされ、船に載せられた。船尾には神の依(よ)り代(しろ)になると されるタブノキが積み込まれ、岸を離れると、樹全体にくくり付けられた短冊 が潮風に揺れた。  船は大漁旗を掲げた別の船にえい航され、地区の湾内を周回した。対岸に着 くと、男衆が神輿を担ぎ、太鼓が響く中、勇壮に地区を練り歩いた。10年以 上祭りに参加している金沢星稜大の野外スポーツ部員19人も担ぎ手に加わっ た。 〈03〉2017年08月16日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎海行くキリコ、継承に助っ人 インターン学生43人 穴水町・沖波の大漁 祭り  穴水町沖波の諏訪神社の大漁祭りは15日、同地区で行われ、キリコ5基が 海で豪快に乱舞した。少子高齢化で祭りの存続が危ぶまれる中、昨年度に続く インターンシップ事業で県内の大学生43人がキリコを担ぎ、地元住民からは 伝統継承の若き「助っ人」を歓迎する声が上がっている。  祭りのインターンシップ事業は昨年度から、県と奥能登4市町、金大、金沢 星稜大などで構成する能登キャンパス構想推進協議会が担い手不足の解消を目 指して実施している。今年の大漁祭りには、昨年度の2倍となる6大学が参加 した。  大漁祭りのキリコは高さ約7メートル、重さ約1・5トンあり、水を含むと さらに重みが増し、1基を40人ほどで担ぐ。沖波地区は人口約260人で、 65歳以上が6割近くを占める。道本巌夫区長は「学生の参加がなければ、キ リコを5基全て出すことはできなかった。協力は非常にありがたい」と感謝す る。  祭りでは法被姿の男女約200人が立戸(たっと)ノ浜から、新生組、北組、 中組、拾(じゅう)人(にん)組、立戸組のキリコ5基を遠浅の海に担ぎ出し た。太鼓や鉦(かね)の音が響く中、担ぎ手たちは「ヤッサイ、ヤッサイ」の 掛け声でキリコを動かし、海の安全と豊漁を祈願した。 ●9月に対応策検討  7月22日に沖波で開かれた祭りの責任者会議から参加する長期インターン の学生5人は、キリコの組み立てや地元青年団との意見交換にも取り組んだ。 9月には、地元住民から祭りの存続に向けた地域の課題や要望について聞き取 り、対応策を検討する。金大3年の王生(いくるみ)汐香さん(21)は「地 元の方との一体感が楽しかった」と話した。 〈04〉2017年08月15日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎明かり1万個帰省客迎える 穴水町曽良で盆灯  穴水町曽良(そら)で14日、ろうそくを地区の沿道や海岸沿いに並べる行 事「盆灯(ぼんとう)」が行われ、計1万個の明かりが帰省客を迎えた。  高野山真言宗千手(せんじゅ)院では、本堂に地元住民や児童が製作したラ ンプシェード約200個が並んだ。境内ののり面には、約2500個のろうそ くで「盆灯」「面影偲(しの)ぶ曽良へ」の文字が浮かび上がった。  盆灯は、能登ふるさと博(本社後援)の「灯(あか)りでつなぐ能登半島」 の一環で、今年で9回目となる。ろうそくの設置や点火作業には、金沢星稜大 の学生20人が協力した。 〈05〉2017年08月11日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎列車から「未来」に配達 のと鉄道、きょうから受け付け 特製封筒、便箋 で  のと鉄道(穴水町)は、未来の自分や家族、恋人らに宛てた手紙をいったん 預かり、1年後、または3年後に届ける「未来郵便」の受け付けを11日から 始める。後日届いた手紙を持参した人には能登ワインを贈る特典も用意し、列 車による能登の旅を促す狙いだ。手紙の投函(とうかん)先は国内に2両しか 現存しない、能登中島駅(七尾市)の鉄道郵便車とし、一般客はもちろん、鉄 道、郵便の愛好者らの利用にも期待を寄せている。  「未来郵便」は専用の特製封筒と便箋、観光列車「のと里山里海号」がデザ インされた切手、鉄道郵便車「オユ10」の特別記念乗車証のセットを利用す る。のと里山里海号の車内、穴水駅の物産館「四季彩々」、能登中島駅の「駅 マルシェ」の3カ所で販売し、価格は、保管期間が1年のセットは800円 (税込み)、3年間のものは1千円(同)となる。  投函先となる鉄道郵便車は、七尾市の能登中島駅に保存展示されており、車 両内にあるポストを使用する。手紙は指定された期間保管した後、郵便局を通 じて配達する。  1年後と3年後、届いた手紙を持って穴水駅を訪れた人には、それぞれ先着 50人まで、能登ワイン1本を記念に贈呈する。のと鉄道の担当者は「未来郵 便を通じて、能登の旅を思い出深いものにしてほしい」と話している。 〈06〉2017年08月10日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ボラ待ち櫓「浮いた」 老朽化で置き換え 穴水町  穴水町は9日、同町比良の中居湾ふれあいパーク沖合にある観光用のボラ待 ち櫓を新しい櫓(やぐら)に置き換えた。従来の櫓は20年前に設置され、老 朽化が目立っていた。  台船に載せられた櫓がクレーンでゆっくりつり上げられると、見物していた 地元住民から「浮いた」と歓声が上がった。潜水士が海中からマイクを通して、 クレーンの操縦者に設置位置を細かく指示した。  新しい櫓は高さ約12メートル、重さ約4トン。支柱には能登産のアテ材を 使い、表面に防腐剤を塗った。建設業者が7月上旬から8月上旬に同町大町の 穴水港で組み立て、古い櫓は今月7日に撤去した。町の担当者は「新しくなっ たボラ待ち櫓を多くの人に見てほしい」と話した。 〈07〉2017年08月08日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎園児と「のこった」 大相撲の追手風部屋の力士、穴水町で交流  穴水町に合宿中の大相撲・追手風(おいてかぜ)部屋の力士が7日、穴水町 甲の平和こども園かぶとを訪問し、0〜5歳の園児14人と相撲を取るなどし て交流した。  穴水町出身の大翔(穴水中OB)と、大翔鶴、大翔岩の3人が訪れ、まげを 模した帽子をかぶった園児とマットの土俵の上で組み合った。園児は2、3人 がかりで力士を押し出し、尻もちをつかせると、大喜びした。  園児は力士と手や足の大きさを比べ、その大きさに歓声を上げた。園児に 「どうしてお相撲さんになったんですか」と尋ねられた大翔は「穴水町に追手 風部屋が合宿に来ていたので、部屋に入るのにあこがれた」と答えた。記念撮 影も楽しんだ。弥長翼ちゃん(5)は「体が大きくてすごい」と喜んだ。  力士は、同町宇加川の住宅型有料老人ホーム「能登清水の里穴水」も訪れた。 〈08〉2017年08月06日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登さくら駅がジオラマに 桜のトンネル、ボラ待ち櫓など 成城中高鉄研 部、穴水町の交流会が縁  昨年8月に穴水町で開かれた全国高校生地方鉄道交流会に参加したことが縁 で、成城中高(東京)の鉄道研究部が、桜の名所として知られるのと鉄道能登 鹿島駅のジオラマ模型を製作した。2カ月半かけて細部までこだわり、桜並木 に囲まれた駅の風景を再現している。生徒は5日に都内で始まった全国的な鉄 道模型コンテストにジオラマを出品し、のと鉄道の魅力を全国から集まった鉄 道好きの高校生にアピールした。  能登鹿島駅はホーム周辺にソメイヨシノなど約100本が植えられ、「能登 さくら駅」の愛称で親しまれる。ジオラマは高さ10センチ、幅30センチ、 奥行き90センチで実物の150分の1の大きさとなる。線路や車両は市販の 鉄道模型を使用するものの、駅のホームや周りにある樹木など町並みは、生徒 が作り込む。  昨年8月の全国高校生地方鉄道交流会では、成城中高など県内外4校が参加 した。のと鉄道の活性化策を発表するコンテストでは成城中高が最優秀賞に選 ばれ、里山里海の風景に感動した生徒たちは、思い入れがある、のと鉄道をP Rしたいと、能登鹿島駅のジオラマを作ることを決めた。  鉄道研究部の中高生8人が特にこだわったのは桜の木だという。細かく砕い たスポンジをピンクに着色し、写真と見比べながら、アルミのワイヤーで作っ た木に一つ一つ貼り付け、花びらの濃淡を表現、「桜のトンネル」を仕上げた。 ホームには学生やカメラマンの人形を置き、実際にはない町のシンボル、ボラ 待ち櫓(やぐら)も登場させた。  ジオラマは東京ビッグサイトを会場に開催されている「全国高等学校鉄道模 型コンテスト」で披露された。成城中高は今年が5回目の出品で、生徒はのと 鉄道沿線の観光スポットなどを紹介するマップも合わせて作り、会場に並べた。 コンテストは6日まで。  ジオラマは9月の同校文化祭でも展示する。渡辺崇(たか)志(ゆき)部長 (成城高2年)は「ジオラマを見て、のと鉄道の魅力を知ってもらい、能登ま で足を運ぶ人が増えたらうれしい」と話した。 〈09〉2017年08月05日(土)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎密漁禁止、30カ所に看板設置 石川県漁協穴水支所 サザエやアワビ守る  県漁協穴水支所は4日、穴水町内の沿岸や漁港に、サザエやアワビの密漁禁 止を周知する警告看板の設置を始めた。同支所と町、輪島署、七尾海上保安部 の連名で、漁協組合員以外がサザエなど魚介藻類を採ることは漁業権の侵害に 当たり、20万円以下の罰金が科せられると記した。8日までに、密漁行為が 目立つ計30カ所に立てる。  昨年9月に穴水支所は、大量のサザエを密漁した男性に対し、初めて刑事告 訴を行った。漁業権の存在を知らず、気付かぬうちに密漁をしている例もある として、看板で注意を促す。  穴水支所の小泉一明運営委員長は「看板の効果で、少しでも密漁の被害を減 らしたい」と話した。 〈10〉2017年08月01日(火)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ボラ待ち櫓、若者が守る 穴水町の象徴復元に協力 星稜大生、穴水高生が 今月末組み立て  昨年4月に強風で倒壊した穴水町川島のボラ待ち櫓(やぐら)の復元に、金 沢星稜大生や穴水高生が協力する。櫓の構造を知るベテラン漁師が高齢化して おり、力仕事や手作業を学生や生徒が担う。8月末に組み立てを行う計画で、 若者の力と漁師の知恵で穴水のシンボルを守る。  倒壊前の櫓は、穴水湾に面した遊歩道「潮騒の道」沿いにあった。地元漁師 グループ「中居七浦七入(ななうらなないり)会」が設計し、金沢星稜大生が 協力して2012年に完成したが、海水で支柱が腐食し、強風にあおられて昨 年4月に壊れた。  新たな櫓は、海面からの高さ約15メートルで、網を仕掛けて漁ができる構 造とする。以前の場所から約500メートル北の宝山マリーナ付近に建てる。 大勢の観光客が集まる「雪中ジャンボかきまつり」(北國新聞社共催)会場の あすなろ広場や町役場からも見えるようになり、穴水観光の魅力を高める。  七入会は、1996(平成8)年に穴水湾でのボラ待ち漁が途絶えるまで、 櫓の組み立てに携わっていた。同会代表の松村政揮さん(69)と金沢星稜大 人間科学部の池田幸應教授はこれまで櫓3基の再建で協力しており、今回も学 生の「援軍」を得る。  31日は宝山マリーナで、松村さんや池田教授、池田教授のゼミ生ら7人が、 支柱とする高さ10〜18メートルの能登産スギ12本の樹皮をはいだ。今後、 漁船の素材にも使われる繊維強化プラスチック(FRP)のシートを、海中に 没する部分に巻き付けて補強する。  組み立ては29、30日に行う。金沢星稜大や高崎経済大の学生と地元の穴 水高生の約50人が協力する。  14年にも同町岩車の櫓の組み立てに携わった金沢星稜大4年の木道尚希さ んは「地域の方と協力して作る櫓を多くの人に見てほしい」と話した。松村さ んは「若者の手助けは本当にありがたい。彼らの一生の思い出になってほしい」 と学生の活動を見守った。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------