■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.165 『ふるさとメール能登穴水』  平成28年2月25日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 日々とても寒い日が続いております。みなさまいかがお過ごしでしょうか。例 年以上に多くの人で賑わいをみせた「雪中ジャンボかきまつり2016」。今 年も県内外から多くの皆様にご来場いただき、2日間で5万6千人の来客を記 録しました。前の週に積もった雪を溶かすほどの天候に恵まれ、北陸新幹線開 業や能越自動車道の全線開通も手伝いかきの販売所も例年にない列、焼き場の 満席状態も長時間続くという、嬉しい悲鳴の限りでした。中には遠方から足を 運んでくださったにも関わらずご満足いただけなかった方もいらっしゃり、そ の方々には心よりお詫び申し上げる一方で、今年も多くの皆様に支えられ、イ ベントを無事終えることができましたことを、心より御礼申し上げます。あり がとうございました。  なお、特別イベントは終了しましたが、加盟店でかきのフルコースがご賞味 いただける「かきまつり」は3月31日まで開催中です。また、春も追いかけ るように迫っており、春告魚とも言われる「いさざ」をテーマにした、まいも んまつり“春の陣”いさざまつりは3月20日より開催です。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ かき食談  ☆ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり  ☆ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり ☆ 能登ふるさと博  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ ぶんぶんボウルとかき食談 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★  まいもんまつり加盟店「かき浜」のご主人による、かきにまつわるお話を聞 きながら、旬のかき料理を味わいませんか。今年もまいもん穴水応援隊のぶん ぶんボウルの2人がかけつけてくれます!かきが大好きな皆さんと楽しい時間 を過ごしませんか?またとないこの機会にぜひご参加ください。 日  時:平成28年3月12日(土)午後6時〜 場  所:かき浜(穴水町字麦ヶ浦ハ−8) 参 加 費:4,000円 定  員:20名 (お問い合わせ)穴水町観光交流推進室                   TEL(0768)52−3790  ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ★★★★★★★★★★★★★ 今が旬の「かき」、皆さまお召し上がりになりましたか。穴水町内の飲食店に て、焼きがき、カキフライ、かきご飯などの「かきフルコース」をご用意して おります。冷たく澄んだ穴水湾で育ったかきは、身がしまってプリプリの食感 です。大好評の「かきまつり」は、残すところあと1ヵ月!ぜひこの機会にご 賞味ください。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/seisaku/fuyunojinnkakimatsuri.html 日  時:平成28年1月10日(日)〜 3月31日(木) 場  所:穴水町内 まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:焼きがき、カキフライ、酢の物、かきご飯、お吸物、お新香 料  金:3,800円(税抜き) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり ★★★★★★★★★★★★ 穴水の春を告げる小魚として珍重される「いさざ」。その「いさざ」のフルコー スを穴水町内のまいもんまつり加盟店にてお召し上がりいただけます。とれた て新鮮な「いさざ」料理で春を感じてみてはいかがでしょうか。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/seisaku/harunojinnisazamatsuri.html 期  間:平成28年3月20日(日)〜 4月20日(水) 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:いさざのおどり喰い、いさざの卵とじ、小バチメの唐揚げ又は      いさざの揚げ物、ハチメの塩焼き、お刺身(魚)、ご飯、      いさざのお吸い物、香の物 料  金:3,800円(税抜き) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ 能登ふるさと博 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  冬の能登半島には、かきやカニ、寒ぶりなど、このシーズンならではの美味 しい食材がいっぱいです。「かきまつり」をはじめとした「うまいものめぐり」 のイベントが各地で開催され、新鮮な能登の幸をお召し上がりいただけます。 この機会に能登半島を周遊してみてはいかがでしょうか。  詳細につきましては、能登ふるさと博ウェブサイトをご覧ください。   http://www.notohaku2016w.com/ 期  間:平成28年1月10日(日)〜 3月20日(日) (お問い合わせ)「ほっと石川」観光キャンペーン実行委員会         (石川県観光戦略推進部観光振興課内)                   TEL(076)225−1542  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料) 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そ ういった皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと 応援寄附」に託していただき、穴水のまちづくりにご協力をお願いいたします。 また、1万円以上ご寄附頂いた方には、穴水町の特産品をお届けいたします。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者まで活き活 きとした活力あるまちづくりを推進していきます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ---------------------------------------------------------------------- 01:能登米発信へ生産者が結束 穴水町で大会 02:地元産大豆でみそ 穴水町旧兜小 03:穴水駅で「信連」舞う 加能座が乗客を歓迎 04:穴水高の70周年記念事業実行委が発足 05:大人への自覚新た 穴水町で立志のつどい 06:無病息災を願い団子振る舞う 穴水町の関寺八幡宮 07:追手風部屋に入門 穴水中の橋本さん 遠藤に続く郷土の星に 3月場所   で初土俵 08:研究成果を発表 穴水町のポリテクカレッジ石川 09:在宅医療を学ぶ 穴水総合病院がシンポジウム 10:中学生が「あえのこと」 穴水中 輪島塗の膳で味わう 11:卒業制作でワインラベル 穴水中3年 成人式で受け取る 12:在宅介護経験を町全体で共有 穴水町の団体、認知症対応で 30集会所   でサポーター講座 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2016年02月22日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登米発信へ生産者が結束 穴水町で大会  能登の7JAなどでつくる能登米振興協議会と能登米生産者協議会の生産者 大会は21日、穴水町大町のJAおおぞら本店で開かれ、約470人が7JA の統一ブランド米である能登米の発信へ結束を強めた。  山・外貔洪橋酋┻腸馗后・浩ダ粁汗源瑳垓┻腸馗垢・△い気帖∠А覆覆弔瓠ヒ 左登志県農林水産部長が祝辞を述べ、環境に配慮した稲作に取り組む生産者ら を表彰した。  米専門店の山田屋本店(東京)の秋沢淳雄社長が「今、消費者が求めている お米とは」と題して講演した。表彰者は次の通り。  ▽中能登農林事務所長賞 万年数男▽奥能登農林事務所長賞 高田昌信▽能 登米振興協議会長賞 時国営農組合▽感謝状 山田重隆 〈02〉2016年02月21日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地元産大豆でみそ 穴水町旧兜小  穴水町曽良の旧兜(かぶと)小で20日、町内の親子ら19人が、地元産の 大豆とこうじでみそを造った。町里山 里海活用実行委員会が企画し、旧校舎で「かあさんの学校食堂」を運営する地 元婦人グループが指導した。  参加者はゆでた大豆をすりつぶし、塩とこうじを混ぜて手でこねた。 丸めて「みそ玉」にすると、空気を抜くためにおけに勢いよく投げ入れ、 敷き詰めた。みそは半年間、旧校舎で熟成させる。 〈03〉2016年02月21日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水駅で「信連」舞う 加能座が乗客を歓迎  のと鉄道(穴水町)は20日、穴水駅で観光列車「のと里山里海号」の発着 時刻に合わせ、地元ゆかりの武将に扮(ふん)した役者による演舞イベントを スタートさせた。県内の若手古典芸能演者らでつくる「加能座」のメンバーが ホームで舞を披露し、乗客をもてなす。  初日は、村田彦二座頭(ざがしら)が鎌倉時代の初代穴水城主、長谷部信連 (のぶつら)に扮し、刀や扇子、馬印にしたとされる金の竹ざるを手に舞い、 「能登はやさしや土までも」などの口上で能登の魅力を紹介した。太鼓奏者の 岩城博之さんと三味線奏者の千本民枝さんが伴奏した。  乗客の会社員石井清一さん(79)=永平寺町=は「立派な舞を見て、気持 ちが高まった」と話した。  演舞は3月27日まで、毎週日曜の午前10時12分、午後1時35分の列 車到着後、午前10時47分、午後2時14分の列車発車前に披露される。 〈04〉2016年02月18日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水高の70周年記念事業実行委が発足  穴水高の創立70周年記念事業実行委員会は17日に発足し、同高で開いた 総会で事業計画を決めた。10月8日に穴水町内で記念式典と祝賀会を開く。  記念事業として、同高にマイクロバスを寄贈するため、購入費300万円を 目標に募金活動を行う。直近10年の歩みを振り返る記念誌も製作する。実行 委員長には、同窓会長の吉岡俊宏氏を選任した。 〈05〉2016年02月10日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大人への自覚新た 穴水町で立志のつどい  穴水町の「立志のつどい」は9日、町さわやか交流館プルートで開かれ、穴 水中2年生61人が、大人への自覚を新たにした。  諸橋志津子町教育委員長があいさつし、石川宣雄町長、舞谷繁穴水ロータリ ークラブ会長が祝辞を述べた。生徒代表の細畑あつさんと谷口美月さんが将来 の夢について意見発表した。  インターネットやスマートフォン関連の事業を手掛けるアップバンク(東京) の取締役を務め、「マックスむらい」のニックネームで活動する村井智建(と もたけ)さん(34)=同町出身=が講演した。 〈06〉2016年02月08日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎無病息災を願い団子振る舞う 穴水町の関寺八幡宮  穴水町宇留地(うるち)地区の伝統行事「だんご祭り」は7日、同所の関寺 八幡宮(せきでらはちまんぐう)で行われた。うるち米と小豆あんを練り、砂 糖や塩を使わない昔ながらの製法で作った団子が参拝者に振る舞われ、一年の 豊作や無病息災を願った。  宇留地地区は藩政期から、良質なうるち米を生産する米どころで、祭りでは 男性が女性をねぎらって団子を作ったと伝わる。  祭りの当元「出村組」の谷口賢次郎さん(83)ら同組の住民が、うるち米 約15キロを使い、こぶし大の団子約220個を用意した。  神事の後、東四柳史明宮司(68)と烏帽子(えぼし)をかぶった谷口さん が参拝者に団子を配った。 〈07〉2016年02月08日(月)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎追手風部屋に入門 穴水中の橋本さん 遠藤に続く郷土の星に 3月場所で 初土俵  穴水町穴水中3年の橋本虹太さん(15)は、中学卒業後、町出身の遠藤が 所属する大相撲の追手風部屋に入門する。同町の国民保養センターキャッスル 真名井で7日、激励会が開かれ、関係者約40人がエールを贈った。追手風部 屋が町内で行ってきた夏合宿に接して、力士になる思いを強くした橋本さんは、 遠藤に続く郷土の星を目指す。  橋本さんは身長168センチ、体重は111キロ。相撲を始めたきっかけは、 穴水小1年の時、校内相撲大会で同級生に敗れたことだった。悔しさを晴らし たいと、町の少年相撲教室に通い始めた。  追手風部屋は、親方(元幕内大翔山)が町出身であることが縁で、毎年8月 に町内で夏合宿を行っている。橋本さんも小4の時から部屋の力士たちに交じ って稽古に参加するようになった。  力士たちに囲まれて稽古に取り組んだ橋本さんはその強さに憧れ、「自分も 力士になる」と志を立てた。中学生になっても目標が揺るがず、卒業後の入門 を決めた。  中1の時、親方に誘われ、埼玉県草加市にある追手風部屋に1週間滞在した。 稽古は厳しかったが、充実した日々を過ごした。この経験が刺激となり、力士 になりたいという思いがさらに強くなったという。  7日の激励会には保護者や相撲部員ら約40人が駆け付けた。穴水中の大間 順子校長は「先生や同級生はこれから何があっても応援します」とあいさつし、 小学生の頃から指導してきた上野勝彦さんは「今まで学んだことをプロでも生 かしてほしい。つらいこともあるだろうが、乗り越えてもらいたい」と励まし た。  橋本さんは27日に大阪で追手風部屋に合流後、3月5日に新弟子検査を受 け、3月場所で初土俵を踏む。橋本さんは「不安はあるけど、いつか有名にな って家族や皆さんを喜ばせたい。得意の押し相撲を磨いていきたい」と意気込 んだ。 〈08〉2016年02月07日(日)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎研究成果を発表 穴水町のポリテクカレッジ石川  穴水町の石川職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ石川)の「201 6ポリテックビジョンin穴水」は6日、同町ののとふれあい文化センターラ ベンダーホールで開かれ、今春卒業する2年生が研究成果を発表した。  生産技術科と電子情報技術科の42人が参加し、レーシングカートや拡張現 実(AR)技術を用いたもぐらたたきゲームなど、2年間で学んだ知識を生か した作品や工夫した点を説明した。  BCリーグ・石川ミリオンスターズの端保聡社長が講演した。 〈09〉2016年02月05日(金)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎在宅医療を学ぶ 穴水総合病院がシンポジウム  公立穴水総合病院の在宅医療住民シンポジウムは3日、穴水町さわやか交流 館プルートで初めて開かれ、約50人が、在宅医療のあり方を学んだ。  金沢医科大能登北部地域医療研究所の中橋毅所長が、団塊の世代が75歳以 上の後期高齢者となる「2025年問題」を説明した。参加者は「在宅医療で は、地域の支え合いが不可欠だ」など意見を交わした。  特別講演として、輪島市で地域医療に取り組む「みんなの健康サロン海凪 (みなぎ)」の中村悦子代表が、食欲増進や感染予防につながる口腔(こうく う)ケアの大切さを訴えた。 〈10〉2016年02月04日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中学生が「あえのこと」 穴水中 輪島塗の膳で味わう  穴水町穴水中の2年生32人は3日、奥能登の農耕儀礼「あえのこと」の料 理を再現した。  生徒は、「あえのこと」を続けている森川美恵子さん(72)=同町藤巻= や町食生活改善推進協議会員の指導で、地元の食材を使ったけんちん汁や煮物 を調理し、輪島塗の膳に盛り付けて味わった。  田の神様に扮(ふん)した岡本伊佐夫町教委事務局長は、田の神様は目が見 えないことや、憑代(よりしろ)である種もみをいろりのある居間、台所に置 くことを説明した。  摩郷智紀(まごうともき)君(13)は「輪島塗の膳で食べると緊張した」 と話した。 〈11〉2016年01月28日(木)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎卒業制作でワインラベル 穴水中3年 成人式で受け取る  穴水町穴水中で27日、3年生30人が卒業制作として、ワインのオリジナ ルボトルに貼るラベルのデザインを完成させた。生徒は5年後の成人式で、そ れぞれのラベルを貼ったワインを受け取る。  穴水中では今年度から、ワインのオリジナルボトルを作る取り組みを始めた。 ワインは同町旭ケ丘の能登ワインが成人式まで貯蔵し、今年3月の卒業式では 生徒に目録が渡される。  ラベル制作では、生徒はパソコンを使い、文化祭や体育祭、修学旅行など学 校生活の思い出の写真を素材にしてデザインした。「いま何をしているのかな」 など、20歳の自分に向けたメッセージもしたためた。すでに別の3年生30 人がラベルのデザインを仕上げており、27日で全員が完成となった。  瀬戸亮太君(15)は「5年後、立派な大人になっておいしいワインを味わ いたい」と話した。 〈12〉2016年01月27日(水)北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎在宅介護経験を町全体で共有 穴水町の団体、認知症対応で 30集会所で サポーター講座  穴水町在住の在宅介護経験者らでつくる「あつまらん会ネ」は新年度から、 町内全域を対象とした認知症サポーター養成講座を始める。各地区をくまなく 回って開催し、当事者の体験談を交え認知症や家族介護への理解を呼び掛ける 方針で、町内のサポーターを増やして地域全体で患者を支える環境づくりを目 指す。  認知症サポーターは、全国キャラバン・メイト連絡協議会(東京)が認定す る資格となる。自治体などが実施する養成研修を受けた「キャラバン・メイト」 を講師とし、1時間半程度の講座を受けると、サポーターの証しであるオレン ジリングが授与される。  認知症を発症した妻を約15年間在宅介護で支える、あつまらん会ネ代表の 山谷靖昌さん(71)=穴水町前波=はキャラバン・メイトの資格を持ってお り、年6〜7回のペースで、会のメンバーとともに町内に約30ある集会所を 回って講座を開く計画を立てた。  講座では山谷さんが作った資料を用いて、認知症の症状や家族介護の現状の ほか、患者を不安にさせないよう本人の発言を否定しないといった接し方を伝 える。  地域の見守り役を担う民生児童委員からも協力を得る。7日に開かれた町民 生児童委員協議会の定例会で、家族介護について委員と意見を交わした山谷さ んが、講座への参加呼び掛けに協力を要請し、承諾を得た。  会は町保健センターで毎月1回程度、介護する者同士の悩みや苦労を共有す る座談会を開いており、2013年の発足当初3人だった会員は18人にまで 増え、キャラバン・メイトの資格を持つ元看護士もいる。  高齢化で認知症患者が増える中、山谷さんは「身近な人が認知症になったと きにどう対応すればよいか、経験者の生の声を伝えたい。患者への支えはもち ろん、介護する家族への理解も広げることができればうれしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------