■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.151 『ふるさとメール能登穴水』 平成26年12月25日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ 今年も残すところあと6日となりました。2014年、皆様にとってはどのよ うな1年だったでしょうか。 穴水町では、今年も郷土力士“遠藤関”の活躍に町中が沸きました。子どもか らお年寄りまで老若男女問わず、幅広い世代に人気を集めた遠藤関。  今夏、穴水町で行われた追手風部屋の合宿では、遠藤関を一目見ようと、県 内外から多くのファンが駆けつけ、穴水町営相撲場は大変賑わいました。来年 も遠藤関の、真正面からぶつかっていく取組を応援していきたいですね。 さて、来月から始まります、穴水の冬のまいもん。お待ちかねの「かき」です 。来年1月10日(土)から「まいもんまつり“冬の陣”かきまつり」が始ま ります。かきまつりの特別イベント「雪中ジャンボかきまつり2015」は、 来年1月31日(土)・2月1日(日)に開催されます。今回はなんと!会場 の常設テントの増設に伴い、炭火焼きコーナーが昨年より100m延長し、4 00mになります。全長400mの炭火焼コーナーにて、殻付きのかきを自分 で焼いて味わうことができます。炭火でじっくり焼かれたかきは、磯の香りが ふわりと漂い、食感はプリプリで、濃厚な旨みが絶品です! かきまつりを前に、出向キャンペーンも予定しています。1月10日(土)は 高岡大和(富山県高岡市)にて、1月11日(日)は香林坊アトリオ広場(石 川県金沢市)にて、焼きかきの無料配布を行います。(お一人様2個ずつ、先 着500名様)この機会にぜひ穴水町の新鮮なかきをご賞味ください。なお、 無くなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。  末筆ながら、今年もふるさとメールをお読みいただき、ありがとうございま した。来年も皆様に明るい話題をお届けできるよう努めて参ります。どうぞ良 いお年をお迎えください。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報 ☆ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり  ☆ 「かきまつり」出向キャンペーン(高岡市・金沢市)  ☆ かきまつり特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2014  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ★★★★★★★★★★★★★ いよいよ「かき」の美味しい季節到来です。1月10日(土)から毎年恒例の 「かきまつり」が開催されます。穴水町内の飲食店にて、焼きがき、カキフラ イ、かきご飯などの「かきフルコース」をご用意しております。穏やかな穴水 湾で育ったプリプリのかきをぜひお召し上がりください。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kanko/maimon/kaki.html 日  時:平成27年1月10日(土)〜 3月31日(火) 場  所:穴水町内 まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:焼きがき、カキフライ、酢の物、かきご飯、お吸物、お新香 料  金:フルコース 3,800円(税抜き)      ミニコース 2,400円(税抜き) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ 「かきまつり」出向キャンペーン(高岡市・金沢市) ★★★★★★ 大好評の「かきまつり」出向キャンペーン!今年は高岡市と金沢市で開催しま す。炭火で焼いた新鮮なかきを、お一人様2個ずつ、先着500名様に無料配 布いたします。無くなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。 ≪ 高岡市 ≫  期  日:平成27年1月10日(土)午前11時半頃〜  会  場:高岡大和(富山県高岡市御旅屋町) ≪ 金沢市 ≫  期  日:平成26年1月11日(日)午前10時〜  会  場:香林坊アトリオ広場(石川県金沢市香林坊) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり      特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2015 ★★★★★★★  「かきまつり」の期間中に開催される、大好評の野外特別イベント「雪中ジ ャンボかきまつり2015」。今年も穴水港湾「あすなろ広場」にて開催され ます。今回は、昨年より100m延長した総延長400mのコンロを並べ、会 場内でご購入いただいたかき貝などを炭火で焼いてお召し上がりいただけます。  また、能登ワインなどの特産品や穴水町で収穫された農産物・海産物を販売 する「まいもん市」も多数出店しますので、かき貝以外の様々な穴水の食材を ご賞味いただけます。 当日は、駐車場と会場を結ぶ無料シャトルバスが運行されます。ご家族、ご近 所お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。 料  金:入場無料 かき貝1袋 1,000円(税込) 期  間:平成27年1月31日(土)午前10時〜午後4時           2月 1日(日)午前 9時〜午後3時 会  場:穴水港湾「あすなろ広場」 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料) 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そ ういった皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと 応援寄附」に託していただき、穴水のまちづくりにご協力をお願いいたします 。また、1万円以上ご寄附頂いた方には、穴水町の特産品をお届けいたします 。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者まで活き活 きとした活力あるまちづくりを推進していきます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ---------------------------------------------------------------------- 01:能登ヒバでアロマオイル かほく市出身の市井さん、付加価値向上へ来春   の完成目指す 02:炭火焼きコーナーの総延長を400メートルに拡大 1月31日から雪中   ジャンボかきまつり 穴水町 03:「冬の味」漬け込み本格化 穴水町で「曽良かぶら寿し」 04:市町議会(3日) 穴水町 イノシシ駆除で報奨金制度導入  05:穴水町が独立漁業者に助成金 月8万円、U・Iターン促す 06:穴水町のごみ削減レシピ、クックパッドに掲載 07:空き家557戸を確認 穴水町の意見交換会 08:穴水町60周年、笑って祝う タレント続々、750人沸かせる 林家三   平さんが落語披露 09:山梨県で朝市、特産カキ人気 穴水町と町観光協 10:地元工場で卒業制作 穴水町のポリテク石川 レース仕様ゴーカート 設   計、溶接学ぶ ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年12月10日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登ヒバでアロマオイル かほく市出身の市井さん、付加価値向上へ来春の 完成目指す  かほく市出身のアロマセラピスト市井真太郎さん(34)が、能登ヒバ(ア テ)の香りを生かした精油の開発に乗り出した。奥能登の自治体や金大とも連 携を図りたい考えで、来春の商品化を目指す。能登森林組合(穴水町)は住宅 建設の減少で木材価格が下落する中、能登ヒバの付加価値向上につながると期 待し、木材の提供などで支援する考えだ。  市井さんは泉丘高、中央大を卒業し、都内の金融機関で働いた後、アロマセ ラピストとして独立。現在は都内でリラクセーションサロン「オーガニックア ロマギフト」を経営している。  精油は植物の花や葉、樹脂などから香り成分を抽出して作る。入浴する際に 湯に入れたり、専用器具で香りを楽しむことで、心身のリラックス効果が期待 できるという。市井さんによると、最近はヒノキや桜などを使い、国内で生産 する「和」の精油が人気を集めており、出身地である石川の素材で、香りが良 い能登ヒバで商品開発に取り組むことにした。  9日は能登森林組合を訪れ、木材の特徴や調達方法について話し合った。組 合担当者は「材料はできる限り提供する。特産品として広まれば、能登ヒバの 知名度も高まる」と話した。  市井さんは今後、能登ヒバから香り成分を抽出し、香料を開発する研究に取 り組んだ金大の国本浩喜教授に助言を求めるなどして、試作を進める。 〈02〉2014年12月09日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎炭火焼きコーナーの総延長を400メートルに拡大 1月31日から雪中ジ ャンボかきまつり 穴水町  穴水町は1月31日から2日間開く「雪中ジャンボかきまつり2015」 (北國新聞社共催)で、町あすなろ広場の炭火焼きコーナーの総延長を300 メートルから400メートルに拡大する。催事用大型テントを1基増設し、屋 根のある場所を2倍に広げ、来場者に地元産カキを快適に味わってもらう。P Rポスターが完成し、一層の誘客を図る。  大型テントは1基約600平方メートルで、計1200平方メートルとなる。 まつりは、今年に約4万4千人(主催者発表)が訪れた人気イベント。町によ ると、来場者から「炭火焼きコーナーの場所が確保できず、カキが食べられな かった」などの意見が寄せられていた。炭火焼きコーナーはテント内に設置す る。  B1判ポスター400枚を仕上げたほか、A4判チラシ6万枚を製作した。 ●ミニコース新設  1月10日から町内の飲食店で始まる「能登半島穴水まいもんまつり“冬の 陣”かきまつり」(本社共催)では、従来の3800円(税別)のフルコース のほか、新たに2400円(同)のミニコースを設ける。 〈03〉2014年12月06日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「冬の味」漬け込み本格化 穴水町で「曽良かぶら寿し」  穴水町の冬の特産「曽良かぶら寿し」の生産がピークを迎え、曽良かぶら生 産組合員が地元の加工所で作業に励んでいる。  曽良かぶら寿しは、塩漬けしたカブに締めさばを挟み込み、3日間こうじ漬 けにする。同組合によると、今年はカブの生育が良く、歯応えがあり、自然の 甘みが楽しめる味に仕上がったという。  組合は来年1月末までに約5トンの生産を見込んでおり、地元のスーパーな どに出荷する。 〈04〉2014年12月04日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市町議会(3日) 穴水町 イノシシ駆除で報奨金制度導入   【穴水町】開会=本会議を開き、石川宣雄町長は提出議案説明で、イノシシ による農作物被害の増加を受け、捕獲・駆除した町民への報奨金制度を年内に 導入することを明らかにした。  制度では、イノシシ1頭につき、体長80センチ以上で3万円、それ以下で 1万円を交付する。町によると、イノシシによる農作物被害は1〜10月で約 379アール、約348万円となり、昨年から大幅に伸びた。  会期を15日までの13日間と決め、一般会計補正予算案3569万円(累 計63億4187万円)など議案12件、諮問1件、報告1件を提出した。町 施設の指定管理者を定める議案では「ふるさと体験村 四季の丘」をオクルス カイ、来年2月開設予定の穴水駅前観光物産施設をのと鉄道とした。  人事案件では、穴水町輪島市町環境衛生施設組合公平委員に増野孝志氏(6 3)=沖波=の選任に同意。人権擁護委員に諸橋志津子氏(67)=古君=を 推薦することに異議がないことを答申した。  補正予算案の主な項目は次の通り。  ▽防犯・防災対策や利活用策等を検討する空き家実態把握費121万円▽多 面的機能支払事業費補助金79万円▽新規漁業就業者支援による補助金34万 円▽光ケーブル移設工事負担金539万円 ●10日に7氏が一般質問  10日には一般質問が行われ、次の7氏が順に登壇する。  吉村光輝、大中正司、伊藤繁男(以上無所属)小坂孝純(自民)山本祐孝、 藏瀬助定、新田信明(以上無所属) 〈05〉2014年12月03日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町が独立漁業者に助成金 月8万円、U・Iターン促す  穴水町は来年1月、独立して漁業を始める町民に対し、毎月8万円を助成す る県内初の支援制度を創設する。町内に新規就業者の受け皿となるような漁業 法人がなく、過疎や高齢化で漁業従事者の減少が進んでいるとして、経営が軌 道に乗るまで最長2年間支援することで担い手を確保し、U・Iターンを促す。 12月補正予算案に事業費34万円を盛り込む。  計画では、漁業法人などに所属せずに独立して漁業に取り組む18歳以上5 0歳未満を対象とする。網や救命胴衣、船などの購入に掛かる初期費用は、最 大10万円を補助する。  県漁協穴水支所によると、同支所の組合員は約730人で、約280隻の船 が所属している。高齢化などで引退する漁業従事者は年々増えており、漁業で 収入を得ているのは組合員全体の半数以下という。  町は地元産カキを味わう「雪中ジャンボかきまつり」(北國新聞社共催)を 毎年1月に開いており、昨年は過去最多の約4万4千人が訪れた。穴水湾や中 居湾ではカキやナマコの養殖、刺し網漁などが行われ、地元産の海産物は穴水 の大きな魅力となっている。町は地元で漁に携わる担い手育成のため、独自の 制度を創設することにした。  新年度以降は助成制度への申請状況をみて、支援する金額や補助対象者の要 件緩和などを検討していく。町産業振興課の担当者は「町の漁業を守るために 積極的な支援を進め、穴水で漁業をしたいと考える町外在住者の受け皿も拡大 していきたい」と話した。 〈06〉2014年12月03日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町のごみ削減レシピ、クックパッドに掲載  穴水町が昨年度、家庭ごみ削減に役立てるために作製したレシピが2日まで に、料理レシピ投稿・検索サイト「クックパッド」に掲載された。  レシピは料理研究家の堀江ひろ子さんが監修した。家庭ごみの削減を目指す 町の「食品ロス削減対策事業」の一環で、町が19種類を冊子にまとめて町内 に全戸配布した。事業は消費者庁の地方消費者行政活性化交付金を活用した。 〈07〉2014年12月02日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎空き家557戸を確認 穴水町の意見交換会  穴水町執行部と町議会正副議長、区長町内会長協議会役員の意見交換会は1 日、町地域情報センターで34人が出席して開かれ、町側は、今年度に始めた 実態調査で町内に空き家557戸を確認したと説明した。  町は、空き家を▽利活用可能▽修繕すれば利活用可能▽利用不可能▽前面道 路で通行に影響がある―の4項目に分類し、557戸のうち386戸が利用可 能と判断した。今後、空き家の所有者や地番の特定を進め、活用策を検討する。  このほか街灯の発光ダイオード(LED)化や除雪体制、農作物の鳥獣被害 対策などで意見を交わした。 〈08〉2014年12月01日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町60周年、笑って祝う タレント続々、750人沸かせる 林家三平 さんが落語披露  穴水町の町制60周年記念特別イベント「能登穴水 三平堂塾」は30日、 同町ののとふれあい文化センターラベンダーホールで開かれ、約750人が落 語や漫才を楽しんだ。  イベントに出演した林家三平さんは、飛行機に乗った際、父の初代林家三平 さんが騒ぐ子どもたちに対して「表で遊びなさい」と諭した話や、穴水町の名 誉町民で母の海老名香葉子さんと回転すし店に行ったエピソードなどを落語の 合間に紹介し、場内の笑いを誘った。  お笑いコンビ「サンドウィッチマン」は、すし店やトイレなどをテーマにし たコントを披露。ものまねタレントのコロッケさんは、美川憲一さんや田原俊 彦さんらのものまねと歌で、会場を沸かせた。  扇家勝丸さん、林家木久扇さん、林家ペーさんも出演した。 〈09〉2014年12月17日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎山梨県で朝市、特産カキ人気 穴水町と町観光協  穴水町と町観光物産協会は、姉妹都市の山梨県南アルプス市でイベント「か きまつり・まいもん朝市」を行った。町特産カキが人気を集め、用意した約1 万5千個が約1時間半で完売した。  会場の南アルプス市総合交流ターミナル「ハッピーパーク」には炭火焼きコ ーナーが設けられ、カキやサザエなどを求める来場者で長い列ができた。 〈10〉2014年12月14日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地元工場で卒業制作 穴水町のポリテク石川 レース仕様ゴーカート 設計、 溶接学ぶ  穴水町の石川職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ石川)の2年生が、 精密金属加工のタキノ工業所穴水工場(同町北七海)の協力を受け、卒業制作 となるゴーカートの製造を進めている。来春卒業する学生は、地元の工場に通 って社員から設計図作成の助言や金属の溶接技術の指導を受けながら、就職先 で生かせる技術やものづくりの考え方を学ぶ。  ゴーカートの製造は、機械加工全般を学ぶ生産技術科の2年生4人が取り組 む。学校側は、学生が実際に工場の機械に触れ、ものづくりに携わる社会人に 指導を受ける機会を増やそうと、タキノ工業所穴水工場に協力を求めた。同社 の飯田英行営業部長は「学生の技術向上を手伝えると同時に、地元採用にもい い効果がある」と期待を込める。  ゴーカートは車体の全長約2メートル、幅約1メートルの1人乗りで、ガソ リンエンジンを搭載する。学生は今月11日から同社穴水工場を訪れ、社員の 指導を受け、車体のフレームとなる金属パイプ加工や溶接作業などに取り組ん でいる。  タキノ工業所は滋賀県草津市に営業本部を置き、県と穴水町の働き掛けで1 993(平成5)年に町内に進出した。食品加工機械関連の部品製造などを手 掛け、今月中には穴水工場の増設工事が完了する。  学生は、来年2月22日に広島県府中市で開催される「全日本EV&ゼロハ ンカーレース」に初出場し、工業系の学生や社会人らとゴーカートのデザイン や走行タイムを競う。坂下知律さん(20)は「工場に行くと、学校より新鮮 な気持ちで作業ができる。レースで好成績を残せるようゴーカートの製造に励 みたい」と意気込んだ。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------