■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.146 『ふるさとメール能登穴水』 平成26年7月24日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  夏空が一際まぶしく感じられ、連日暑い日が続いています。体力が奪われて しまいますが、皆様体調を崩さずにお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。  去る7月20日、穴水町では「第52回長谷部まつり」が開催され、多くの 人で賑わいました。  また、7月13日から始まっている、大相撲名古屋場所。穴水町出身の遠藤 関(追手風部屋)が相撲をとると、町中がその奮闘に沸いています。我々の期 待に応えてくれているかのように、連日粘り強い取り組みを見せてくれる遠藤 関からまだまだ目が離せません。  さて、まつりのあとはやはり何とも物悲しいものがありますが、夏はこれか らが本番です。奥能登ならではの勇壮なキリコ祭り、やわらかな光が夜を演出 する灯りイベント、独特の雰囲気を持つ“蔵”を会場にしたコンサートなど、 さまざまな催しが皆様のお越しをお待ちしています。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町政策調整課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 能登ふるさと博  ☆ 灯りでつなぐ能登半島(曽良の盆灯・カフェローエル)  ☆ 穴水町の夏祭り・秋祭り  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 能登ふるさと博 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 今年も能登半島全体がまるごとパビリオンとなり、各地にてお祭りやコンサー トなど多彩なイベントが開催されます。期間中は、能登半島海釣り大会、ほっ と湯めぐりラリーなども実施され、能登を楽しみながら素敵な賞品をGETで きるチャンスです! ぜひこの機会に能登半島へお越しいただき、日本で初めて世界農業遺産に認定 された「能登の里山里海」を体感されてはいかがでしょうか。  詳細につきましては、能登ふるさと博ホームページをご覧ください。 http://www.hot-ishikawa.jp/notohaku/index.html 期  間:平成26年7月4日(金)〜 10月18日(土) (お問い合わせ)「ほっと石川」観光キャンペーン実行委員会 (石川県観光戦略推進部 観光振興課内) TEL(076)225−1542 ★★★ 灯りでつなぐ能登半島 ★★★★★★★★★★  能登ふるさと博の一環として開催される“灯りでつなぐ能登半島”は、キャ ンドルナイトから万燈会まで幻想的な美しさを見せる能登が楽しめます。ゆら めく灯りに誘われる幻想的な夜を訪ねてみませんか?穴水町では、曽良地区と ローエル広場で開催されます。 【曽良の盆灯】  縄文焼や竹を使ったランプシェードが柔らかな光で曽良地内を包み込みます。 日中には野菜や漬物、山菜などを販売する盆灯市や、越中八尾おわら道場珠洲 支部「飯田おわら会」による踊り流しもお楽しみいただけます。  開催日:平成26年8月14日(木) 19:00〜22:00  場 所:曽良地区 (お問い合わせ)曽良区長  TEL(0768)58−1209 【カフェ・ローエル2014】  オープンカフェを中心に路上ステージ、カヌー試乗体験、屋台村など多彩な 催しを開催します。夕刻には灯りのオブジェに点灯を行い、会場周辺は幻想的 な雰囲気に包まれます。  開催日:平成26年8月30日(土)  場 所:ローエル広場(穴水町商工会周辺特設会場)  内 容:ローエル祭、カヌー試乗体験、屋台村、      灯りのオブジェ、路上ステージなど (お問い合わせ)のとシフト  TEL(0768)52−3645 ★★★ 穴水町の夏・秋祭り ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  これからが夏本番!穴水町の各地で夏祭り・秋祭りが次々と開催されます。 能登の伝統的な祭りをお楽しみください。 ≪曽良の盆灯≫ 日  時:平成26年8月14日(木) 開催地区:曽良地区 ≪沖波大漁祭り≫ 日  時:平成26年8月14日(木)〜 8月15日(金) 開催地区:沖波地区 ≪明千寺キリコ祭り≫ 日  時:平成26年8月15日(金)〜 8月16日(土) 開催地区:明千寺 ≪甲曳き舟祭り≫ 日  時:平成26年8月16日(土) 開催地区:甲地区 ≪地蔵祭り≫ 日  時:平成26年8月23日(土) 開催地区:曽良地区 ≪中居キリコ祭り≫ 日  時:平成26年8月30日(土) 開催地区:中居地区 ≪大町祭り・川島祭り≫ 日  時:平成26年9月13日(土) 開催地区:市街地 ≪鹿波秋祭り≫ 日  時:平成26年9月13日(土)〜 9月14日(日) 開催地区:鹿波地区 ≪前波曳山祭り≫ 日  時:平成25年9月13日(土)〜 9月14日(日) 開催地区:前波地区 ≪奈古司神社 秋季大祭≫ 日  時:平成26年9月22日(月)〜9月23日(火・祝) 開催地区:岩車地区 (お問い合わせ)穴水町観光交流推進室                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで自然環境・交通面でも利便性が良く、住環境づく りに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとである穴 水町を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRやま ちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録され た方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料) 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町で生まれ育ち、今は離れて暮らす方、穴水町を応援くださる方、そ ういった皆様の「穴水町を応援したい」という思いをこの「あなみずふるさと 応援寄附」に託していただき、穴水のまちづくりにご協力をお願いいたします。 また、1万円以上ご寄附頂いた方には、穴水町の特産品をお届けいたします。  穴水町にゆかりのあるみなさんの応援を力に、子どもから高齢者まで活き活 きとした活力あるまちづくりを推進していきます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町政策調整課 TEL(0768)52−3625 ---------------------------------------------------------------------- 01:穴水駅に遠藤グッズ のと鉄道が常設販売 日本相撲協会が公認 都内以   外で初 ストラップや湯飲み 02:「秘匿の銀ボラ」特産に 販売好評、見学台を設置 9、10月にも漁    穴水町新崎のまちおこし団体  03:ドジョウ、穴水町甲の名物に 耕作放棄地生かし養殖 集落協定組合の住   民 年度内にも出荷 04:穴水町が地域見守り協定締結 コープいしかわと 05:穴水駅は遠藤一色に 足跡展示コーナー登場 06:穴水町の伝承ストラップに 町商工会女性部 長谷部まつり、アンケート   で配布  07:てるてる坊主列車、園児が乗車楽しむ のと鉄道田鶴浜―能登中島駅 08:児童の歌聞き、トマト育って 農家が助言、穴水小で毎朝合唱 生育順調、   収穫楽しみ 09:目指すは遠藤、児童が技磨く 県相撲連盟が穴水町で強化練習 元十両・   丹蔵、寺下さんが激励 10:ビール列車で乾杯 穴水町ののと鉄道、初回は26日 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年07月04日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水駅に遠藤グッズ のと鉄道が常設販売 日本相撲協会が公認 都内以外 で初 ストラップや湯飲み  のと鉄道(穴水町)は大相撲名古屋場所から、同町出身の遠藤(追手風部屋 (おいてかぜ)、金沢学院東高OB)のグッズを穴水駅で販売する。3日まで に日本相撲協会の許可を得て、協会公認グッズを手掛ける国技館サービス(東 京)と販売契約を結んだ。国技館サービスによると、都内以外で公認グッズの 販売コーナーが常設されるのは初めて。初日の13日から販売する予定で、地 元が誇る人気力士の活躍を後押しする。  駅の売店の一角に設ける販売コーナーには、遠藤の似顔絵をあしらったスト ラップや湯飲み、手形色紙のほか、3横綱のグッズなど10種類以上を置く。 取り扱うグッズの種類は、来店者の要望を聞きながら増やしていく。  穴水駅入り口には町が製作した遠藤の等身大パネルが設置されており、のと 鉄道によると、パネルと一緒に記念撮影する観光客が目立ち、グッズに関する 問い合わせが数多くあった。このため、日本相撲協会にグッズ販売の許可を申 請した。  国技館サービスが手掛ける公認グッズは、東京・両国国技館や本場所の各会 場、都内の一部デパートなどで販売されている。遠藤グッズは、売り上げトッ プの横綱白鵬に迫る勢いという。遠藤は先場所、横綱鶴竜を破って初の金星を 挙げるなど、見せ場をつくった。名古屋場所では3場所ぶりの勝ち越しに期待 が掛かる。  穴水駅前では、穴水町が「遠藤」「追手風」と記した特注ののぼりを来年の 初場所をめどに掲げる。駅前にある町さわやか交流館プルートでは、遠藤の足 跡を紹介する展示ブースが今年度中にも常設されることになっており、「遠藤 の故郷」をアピールする拠点づくりが進んでいる。  のと鉄道の担当者は「遠藤関の活躍に少しでも力になれるよう、地元の応援 ムードを盛り上げていきたい」と話した。 〈02〉2014年07月03日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「秘匿の銀ボラ」特産に 販売好評、見学台を設置 9、10月にも漁 穴 水町新崎のまちおこし団体   穴水町新崎(にんざき)のまちおこし団体「新崎・志ケ浦地区里海里山推進 協議会」は、伝統の「ボラ待ち櫓(やぐら)漁」で捕れるボラのブランド化に 乗り出した。希少性の高さと銀色に輝く魚体の美しさから「秘匿(ひとく)の 銀ボラ」と名付け、来年度から本格的に町内外のスーパーや観光物産施設で販 売することを目指す。協議会は今年度中にブランド名を記した看板を同所に設 置する予定で、地域の特産として育てる。  協議会は昨年3月、穴水湾の沖合に新崎のボラ待ち櫓を建て、漁を再開させ た。昨年4〜7月の漁では500匹のボラが水揚げされたのに対し、今年は6 月末時点で300匹以上となり、岩田正樹会長は「まずまずの水揚げ量」とみ て、今年度は9、10月にも漁を実施する。  協議会は今年度から町内の水産業者の協力を得て、漁で水揚げしたボラを1 匹500円で随時スーパーで店頭販売している。脂身と甘みが楽しめると好評 を得ており、漁期を延長することで、認知度向上と消費拡大を狙う。  ボラ待ち櫓漁は遅くとも藩政期から行われてきたが、1996(平成8)年 に途絶えた。穴水町内ではかつて、ボラは刺し身や茶漬け「ぼらちゃず」とし て家庭料理の定番だったものの、漁が途絶えると同時に、食卓から姿を消した。 見学台を設置  協議会は、5月からのと鉄道(穴水町)と連携し、ボラ待ち櫓に登って穴水 湾の景色を楽しむ体験ツアーを受け入れている。櫓は高さ約10メートルあり、 頂上まで登れないツアー客のために、高さ約3メートル地点に5人程度が座れ る見学台を設置。魅力発信に向けた取り組みを加速させている。  岩田会長は「伝統の漁を復活させただけでは意味がなく、継続していかなけ ればならない。若者にも魅力ある地域づくりをしていきたい」と話した。 〈03〉2014年07月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ドジョウ、穴水町甲の名物に 耕作放棄地生かし養殖 集落協定組合の住民  年度内にも出荷  穴水町甲(かぶと)地区の住民でつくる甲集落協定組合は今年度中にも、地 区で養殖したドジョウを県内の飲食店に初めて出荷する。稚魚3千匹を含む計 6千匹をため池で育てており、甲の新たな名物にする。高齢化と人口減少で耕 作放棄地が拡大する中、休耕田などをため池に活用し、農地が荒れるのを防ぐ。  甲集落協定組合は耕作放棄地を解消する目的で14年前に結成され、住民か ら委託された水田や畑計45ヘクタールで、米作りや野菜の栽培に取り組んで いる。  養殖用のため池は地区内に3カ所あり、いずれも35平方メートル。3年前 に整備を終え、1年ごとに約3千匹を放流。2年目に放流した稚魚はヤゴに食 べられたため全滅したが、1年目の稚魚は体長10〜12センチに成長した。  甲地区は穴水湾に面した山沿いの地で、昔はタラの定置網漁が盛んだったが、 現在、専業漁師はいない。人口約430人のうち、65歳以上の高齢者が半数 近くで、耕作放棄地も広がり続けている。その土地を有効活用するため、組合 は、農作業よりも体力を使わずに比較的管理しやすいドジョウの養殖事業に着 目した。  組合は今後、養殖のノウハウを農家に伝え、耕作放棄地や所有する水田で実 践してもらう方針で、組合長である竹越利益(としえき)区長は「ドジョウの 養殖は、高齢者でも取り組みやすい。甲地区存続のために、耕作放棄地の解消 を進めたい」と話した。 〈04〉2014年07月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町が地域見守り協定締結 コープいしかわと  穴水町と生活協同組合コープいしかわ(白山市)は11日、地域の見守りに 関する協定を結んだ。コープいしかわは今後、担当者が町内での配送作業中に 住民の異変に気付いた場合、速やかに町へ連絡する。  町地域情報センターで石川宣雄町長と長谷川隆史理事長が調印した。県内自 治体とコープいしかわの見守りに関する協定締結は7市町目。穴水町の生協加 入率は3月末時点で、21・5%(764世帯)となっている。 〈05〉2014年07月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水駅は遠藤一色に 足跡展示コーナー登場  大相撲名古屋場所の初日を13日に控え、穴水町は11日、同町出身の遠藤 (追手風(おいてかぜ)部屋、金沢学院東高OB)の足跡を伝える展示コーナ ーを、穴水駅前のさわやか交流館プルートに常設した。来館者は学生時代に獲 得したトロフィーなど、貴重な品に見入った。  展示コーナーには、遠藤が高校相撲金沢大会(北國新聞社主催)で団体・個 人の2冠に輝いた際のトロフィーをはじめ、今年1月の大相撲初場所で獲得し た敢闘賞の盾など約50点が並んだ。展示品は遠藤の家族や住民の提供を受け、 専用のガラスケースに飾った。  町は遠藤の活躍に応じて、展示品を増やしていく方針で、担当者は「遠藤関 の角界入りまでが分かる内容となった」と来場を呼び掛けている。開館時間は 午前8時半〜午後5時45分で、月曜祝日は休み。 〈06〉2014年07月11日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町の伝承ストラップに 町商工会女性部 長谷部まつり、アンケートで 配布   穴水町商工会女性部は10日までに、地元の伝承に登場する竹ざる「そうけ」 をあしらったストラップを製作した。19日に開幕する長谷部まつり(北國新 聞社後援)で、アンケート回答者の記念品として120個を配布する。山崎範 子部長ら3人が10日、町役場を訪れ、石川宣雄町長に報告した。  そうけの登場する伝承「なあげそうけ」は、鎌倉時代の武将で初代穴水城主 の長谷部信連(のぶつら)が、城下の川で住民が手にする菜っ葉を洗う竹ざる 「菜上(なあ)げそうけ」を知り、「名上げ」に通じる縁起物として自軍の飾 りにしたと伝えられる。  ストラップは紙を編み込み、金色のスプレーで色付けした部員の手作り。女 性部は約4メートルの竹に巨大なそうけをくくりつけた飾りも製作し、まつり の武者行列で掲げる。山崎部長は「ゆくゆくは土産物として売り出したい」と 話した。 〈07〉2014年07月10日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎てるてる坊主列車、園児が乗車楽しむ のと鉄道田鶴浜―能登中島駅  七尾市田鶴浜保育園の年長児21人は9日、のと鉄道(穴水町)が運行する 「てるてる坊主列車」に乗り、車内につるされた自分たちが作ったてるてる坊 主を眺め、笑顔を見せた。  車内には、赤や黄色のてるてる坊主約50個が展示され、園児は自分の作品 を探しながら、田鶴浜駅から能登中島駅までの約10分間の乗車を楽しんだ。 てるてる坊主は梅雨明けまで展示される。 〈08〉2014年07月09日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎児童の歌聞き、トマト育って 農家が助言、穴水小で毎朝合唱 生育順調、 収穫楽しみ  穴水町の穴水小2年生43人が毎朝、校内の中庭に植えたトマトの苗に向か って歌っている。栽培指導をする農家の助言で児童が自発的に始めた取り組み で、児童の愛情が伝わったのか、苗は順調に実を付け始めている。7月下旬に 収穫の予定で、児童はトマトを味わう日を心待ちにしている。  穴水小では毎年、2年生がトマトやキュウリなどの野菜を栽培している。5 月下旬に同校での食育講座で講演した農業勝井寛さん(60)=穴水町梶=が 「時には歌でも聞かせて、愛情を持ってトマトを育ててほしい」と呼び掛けた ところ、児童が「毎朝歌ってあげたい」と担任教諭に言い出したことから「音 楽栽培」が始まった。これまでに「となりのトトロ」や「ドレミのうた」など を、始業前に歌っている。  勝井さんは約20年前から、ビニールハウス内でクラシック音楽を流し、ト マトを育てている。自身の趣味である音楽を通して野菜に愛情を注ごうという 栽培法で、有機栽培のトマトは甘くておいしいと好評で、都内のイタリアンレ ストランにも配送している。  8日に穴水小児童と一緒に中庭で歌った勝井さんは「野菜に関心を持ってく れるきっかけになったようで良かった」と話した。  毎日の合唱でトマトに愛着を持つ児童が増え、休み時間になると中庭でトマ トに水やりをしたり、観察したりする児童が増えたという。間庭喜久夫校長は 「歌を通して、楽しく野菜に親しんでいる。収穫までしっかりと育ててほしい」 と話した。 〈09〉2014年07月14日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎目指すは遠藤、児童が技磨く 県相撲連盟が穴水町で強化練習 元十両・丹 蔵、寺下さんが激励  一般社団法人県相撲連盟のジュニア強化練習は13日、穴水町営相撲場で行 われた。同相撲場は大相撲の遠藤(追手風(おいてかぜ)部屋、同町出身、金 沢学院東高OB)が小学生時代に稽古した場所で、県内の相撲教室に通う児童 約50人は遠藤に続けとばかりに汗を流し、技を磨いた。  児童は四股やすり足など基本動作を繰り返した後、ぶつかり稽古に励んだ。 相撲場には、今年の大相撲夏場所で現役を引退した元十両丹蔵(たんぞう)の 寺下隆浩さん(30)=能登町出身=が訪れ、児童の様子を見守った。  寺下さんも約20年前に同相撲場で稽古しており、「昔を思い出して懐かし く感じた。子どもたちには相撲を楽しんでほしい」と話した。 〈10〉2014年07月14日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ビール列車で乾杯 穴水町ののと鉄道、初回は26日  のと鉄道(穴水町)は26日から、車両内でビールが味わえる臨時列車「ビ ール列車」を運行する。  ビール列車の運行は計3日。七尾市で行われる26日の塩津かがり火恋祭り と8月1日の石崎奉燈(ほうとう)祭の前夜祭、同30日に穴水町で開催され る穴水ローエル祭に合わせ、それぞれ45〜90分程度楽しめるダイヤを組ん だ。  料金は飲み放題の生ビール代と往復運賃、弁当代で1人3500円。女性限 定で、浴衣を着用して乗車すれば千円割引される。事前予約が必要で、貸し切 ることもできる。問い合わせはのと鉄道旅行センター=0768(52)09 00=まで。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------