■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.142 『ふるさとメール能登穴水』  平成26年3月27日号                          毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  健康長寿なまちづくりを推進する穴水町。今この町の元気の源になっている のは、間違いなくこの人、追手風部屋・遠藤関でしょう。入幕から1年、本当 に、見失っていまいそうになるほどの速さで活躍を続ける遠藤関ですが、先日 の大阪場所でもその勢いに大いに元気をもらいました。場所中の夕方は皆がテ レビに注目し、一番一番固唾を飲んで見守りました。場所前の稽古でできた傷 には痛々しいものがありましたが、「思いっきりいくだけ」と、真っ向勝負に 挑み続けたその姿が何とも清々しいものでした。  さて、3月に入ってからもすっきりとしない天候と、変動の激しい気温差に 待ち遠しい限りの春ですが、春告魚であるシロウオ“いさざ”漁が3月1日か ら解禁となり、役場前を流れる小又川でも四手網を沈め、静かにいさざの群れ を待つ漁師さんの姿が見られるようになりました。穴水の桜の名所、のと鉄道 ・能登鹿島駅のお問い合わせも多くいただくようになり、少しずつ、春の訪れ を感じています。  無料化から1年を迎えるのと里山海道では来月、記念イベントも予定されて います。今春も、景観豊かなのと里山海道をドライブし、穴水や能登の春を感 じにいらっしゃいませんか?             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり  ☆ ふるさと紀行「のと里山海道」無料化記念イベント  ☆ 第24回 花見だよ! in 能登さくら駅  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり ★★★★★★★★★★★★  穴水の春を告げる小魚として珍重される「いさざ」。その・☆ぢいさざ・・ぢのフルコ ースを穴水町内のまいもんまつり加盟店にてお召し上がりいただけます。とれ たて新鮮な「いさざ」料理で春を感じてみてはいかがでしょうか。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kanko/maimon/isaza.html 期  間:平成26年3月10日(月)〜 4月10日(木) 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:いさざのおどり喰い、いさざの卵とじ、小バチメの唐揚げ又はいさ      ざの揚げ物、ハチメの塩焼き、お刺身(魚)、ご飯、いさざのお吸      い物、香の物 料  金:3,990円(税込) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会  TEL(0768)52−3790  ★★★ のと里山海道無料化一周年記念イベント ★★★★★★★★★★★★  能登と金沢を結ぶ能登有料道路が全線無料化となり、ふるさと紀行「のと里 山海道」に生まれ変わってから一周年。これを記念して、各サービスエリア・ パーキングエリアにおいて、イベントが開催されます。別所岳サービスエリア 下り線ではミニ能登丼の振る舞いや特産市を開催!ぜひお立ち寄りください。 日  時:平成26年4月13日(日)午前10時 〜 午後3時 場  所:別所岳サービスエリア下り線 内  容:奥能登特産市、ふるまいミニ能登丼 (お問い合わせ)別所岳SA利活用事業協議会                    TEL(0768)52−3790  ★★★ 第24回 花見だよ! in 能登さくら駅 ★★★★★★★★★★★  のと鉄道「能登鹿島駅」は、プラットホームに並ぶ数十本の桜が線路上に桜 のトンネルを作ることから「能登さくら駅」と呼ばれ、住民のみならず、毎年 多くのアマチュアカメラマンや鉄道ファンが訪れています。  当日は、太鼓演奏や歌謡ショー、カラオケなどさまざまなアトラクションが 催されます。また、周辺にはお祭り屋台が並び、いさざのおどり喰いや能登ワ インなど、穴水の美味しい幸をお召し上がりいただけます。この機会にご家族 揃ってぜひご来場ください。  なお、イベント会場周辺には駐車場がありませんので「のと鉄道」をご利用 ください。  詳細につきましては、能登鹿島駅さくら保存会の公式ブログをご覧ください。  http://blog.livedoor.jp/notosakuraeki/ 日  時:平成26年4月20日(日)午前10時 〜 午後3時 場  所:のと鉄道「能登鹿島駅」構内 主  催:能登鹿島駅さくら保存会 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会  TEL(0768)52−3790  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで交通・教育・ショッピングにも恵まれ、自然環境 ・交通面でも利便性が良く、住環境づくりに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、      穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町企画情報課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。  「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課  TEL(0768)52−3625  ---------------------------------------------------------------------- 01:穴水発、田舎のススメ 「暮らしと自然、密着」 移住後、ブログで発信    神奈川県鎌倉市出身の中川さん 02:命ある限り、悲しみ伝える 東京大空襲から69年、都内で集い 海老名   香葉子さんが回想 穴水町から4人参列  03:いさざまつりのチラシが完成 穴水町、あすから 04:城跡整備、個人で奮闘 高瀬城、遊歩道設け公園に 穴水町の片岡さん 05:小中一貫で穴水学ぶ 町教委が教育課程作成へ ブドウ畑見学や方言調査 06:穴水町を「里水都市」に 早大院生の活性化策 全国まちづくりコンクー   ルで最優秀賞 町と自然を融合 07:北窓 ブドウの苗木オーナー植樹会 穴水町旭ケ丘の能登ワイン 08:ノルディックで穴水町内の名所巡り のと鉄道企画 23日にモニターツ   アー 09:千羽鶴で被災地笑顔に 穴水町のまない親子クラブ、手作りみそも贈る 10:モグラたたき持参 穴水町のデイサービスで交流 ポリテクカレッジ石川   の学生 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2014年03月05日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水発、田舎のススメ 「暮らしと自然、密着」 移住後、ブログで発信  神奈川県鎌倉市出身の中川さん  能登の風土にひかれ、昨年5月に家族で穴水町岩車に移住した中川生馬(い くま)さん(35)=神奈川県鎌倉市出身=が、ブログなどで田舎暮らしを発 信する活動に取り組んでいる。「人の生活に自然が密着している」と穴水での 生活はすっかり気に入った様子。首都圏から友人を招いての交流イベントも企 画し、能登のファン拡大につなげている。  中川さんは2010年に都内の企業を退職後、妻の結花子さん(32)と全 国の地方を巡る旅を始めた。11年に穴水町岩車の能登椿崎別荘地に滞在した 際、山と海に囲まれた里山里海の自然美に魅力を感じたという。  親身になって世話をしてくれた地元住民の人柄も後押しし、移住を決意。築 50年ほどの古民家を改修して住み始め、昨年10月には、長女の結生(ゆい) ちゃんが生まれた。  想像していた以上に、田舎暮らしは充実したものだった。「近所の人から採 れたての海産物をごちそうになったりして、よそ者だからと敬遠されることも なく、毎日が充実している」。自身のブログには、住民と炭火コンロで町特産 のカキを味わったり、ブランド豚「のと猪部里児(いべりこ)」の生育作業を 体験したりと楽しい毎日がつづられる。  中川さんは都内のITベンチャー企業に籍を置く傍ら、徳島県上勝町の町お こし団体で広報の仕事を担当している。穴水町では、都内から客を招いてカキ 養殖やみそ作りが体験できる交流イベントも行っており、将来は短期間滞在用 にゲストハウスの開設も構想している。  中川さんは「田舎暮らしに興味を持つ若者は増えてきている。地方でも仕事 をしながら生活できることを広めたい」と話した。 〈02〉2014年03月10日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎命ある限り、悲しみ伝える 東京大空襲から69年、都内で集い 海老名香 葉子さんが回想 穴水町から4人参列   米軍機が大量の焼夷(しょうい)弾を無差別に投下し、約10万人が犠牲に なった1945(昭和20)年3月の東京大空襲から10日で69年を迎える のを前に、東京・上野公園で9日、大空襲で家族6人を亡くしたエッセイスト 海老名香葉子さん(80)が主催する10回目の「時忘れじの集い」が開かれ た。犠牲者を供養する参列者を前に、海老名さんは「命ある限り、戦争の悲し みを伝えたい」と語った。  初回は約300人だった参加者数は、回を重ねるごとに増え、節目の今回は 1500人にまで膨れ上がった。海老名さんの長男で落語家の林家正蔵さん (51)らに加え、海老名さんが終戦前後の半年間、疎開した縁で交流を続け る穴水町からも4人が駆け付けた。  海老名さんが私財を投じて整備した慰霊碑「哀しみの東京大空襲」前で行わ れた供養式では、海老名さんは69年前の3月10日未明を回想し始めた。  空襲当時、国民学校5年生だった海老名さんは、疎開先の静岡県から薄赤く 染まった東の空を見詰め、本所区(現東京都墨田区)で暮らす家族の無事を、 冷たい地面に正座して祈り続けた。しかし4日後、大やけどを負って東京から 避難した兄から「ごめん、みんな死んじゃった」と知らされると、戦争孤児と なった2人は一晩中泣き明かした。  海老名さんは、肉親を失った半生を涙ぐみながら振り返った上で「何として もあと30年生きたい。そうしたら(大空襲から)100年間、供養を続けら れる」と吐露。「若者たちに戦争のことを伝えていきましょう」と訴えた。  参加者は慰霊碑近くの平和の母子像「時忘れじの塔」前へ移動し、黙とうに 続いて、地元の中学生が朗読、小学生が唱歌「故郷」の合唱を披露した。  母子像に亡き母と弟、自身の姿を重ね合わせ、静かに手を合わせた海老名さ ん。「平和への思いを次世代へつなぐシンボルであってほしい」と語った。  海老名さんは、本紙朝刊に「海老名香葉子の照る日曇る日」を連載している。 〈03〉2014年03月09日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎いさざまつりのチラシが完成 穴水町、あすから  10日から穴水町内で開催される「能登半島穴水まいもんまつり“春の陣” いさざまつり」(本社共催)をPRするチラシが8日までに完成した。県内の 観光施設やJR各駅などに配布される。  まつりは、加盟店9店舗でイサザの躍り食いや卵とじ、空揚げなど8品のフ ルコース(税込み3990円)や、単品メニューが味わえる。前日までに加盟 店への予約が必要。問い合わせは町観光物産協会=0768(52)3790 =まで。 〈04〉2014年03月07日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎城跡整備、個人で奮闘 高瀬城、遊歩道設け公園に 穴水町の片岡さん  中世の能登守護大名畠山氏の重臣だった長氏の一族が構えたと伝わる穴水町 下唐川(しもからかわ)の山城「高瀬城」跡で、近くに住む片岡秋一さん(6 7)が、草刈りや遊歩道整備などに取り組んでいる。来年春の北陸新幹線開業 までに公園化する計画を進めており、地元でも知る人が少ない「幻の山城」へ 多くの人を呼び込む。  城跡は現在、地域住民が共有している。小又川支流に囲まれた地形で、北西 から南東方向に延長約250メートル、幅は120メートルある。主郭(かく) 部は海抜112メートルの地点にあって見晴らしが良く、門前と穴水を結ぶ要 衝の地にあった。  高瀬城に関する史料や文献はほとんど残っていないため、当初は場所すら不 明だった。15年前に「能登国の中世城郭研究会」が調査し、下唐川地区で 「城山」と呼ばれていた場所に堀切や竪(たて)穴などの遺構や形跡があり、 周辺に「高瀬」「城戸口(きどぐち)」「舘(たち)の前(まえ)」の地名が 残ることから、この一帯を高瀬城跡と結論付けた。  片岡さんによると、約60年前まで城山は薪拾いのため多くの住民が入り込 んで草を刈っていたが、近年は雑木が生い茂ったまま放置されてきた。  城山を、再び人が集う場所にしたいと願っていた矢先の1992年に片岡さ んは交通事故で身体の自由を失いかけた。しかし、懸命のリハビリで少しずつ 体調が回復し、10年前から階段状の石積みを一人で開始。住民の理解を得て、 周囲に桜やクリ、キウイ、リンゴの木も植え、美観維持にも努めてきた。  今後は高齢者向けの手すりや堀切を渡る橋などを整備する予定の片岡さんは 将来、主郭にベンチを置きたいと考えており、「訪れた人が町並みを見下ろし ながら、歴史ロマンに思いをはせてほしい」と話した。 〈05〉2014年03月06日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎小中一貫で穴水学ぶ 町教委が教育課程作成へ ブドウ畑見学や方言調査  穴水町教委は新年度、小中一貫のふるさと教育カリキュラムを作成する。総 合学習の時間に、伝統行事や文化、歴史など学年ごとに設定したテーマを学習 し、小学6年、中学3年時には学習内容を総括する「穴水検定」の実施を検討 する。9年間を通じて体系的に学ぶことで、児童生徒に郷土への愛着を深めて もらう。  穴水小、向洋小は低学年の「ふるさと入門」から始まり、児童が進級するた びに「身近な穴水を知る」「郷土・まつり」「特産物・産業」「穴水自慢」と 内容を変えて授業を受ける。中学校では、小学校で学んだ知識に加え、日本海 側最大級とされるブドウ畑の作業体験や町内探索など、体験型学習を中心に、 地元の魅力に触れる。  今月からは、手始めに小中学校全学年の児童生徒が方言調査に取り組む。家 族や地域住民にインタビューして方言の意味や地域の特色を探るきっかけとす る。  町教委によると、これまで、ふるさと学習の内容は各学校の裁量が大きく、 テーマにばらつきがあった。カリキュラム編成で、少子高齢化が著しい穴水町 の子どもたちに効果的に郷土を学んでもらう。  町教委は「ふるさとに住みたいと思ってもらえるようなカリキュラムにした い」としている。 〈06〉2014年03月16日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町を「里水都市」に 早大院生の活性化策 全国まちづくりコンクール で最優秀賞 町と自然を融合  穴水町の交流人口拡大策を模索している早大大学院の有賀隆教授のゼミ(建 築学専攻)がまとめた研究成果が、全国の大学・大学院生を対象にした「都市・ まちづくりコンクール」で最優秀賞に輝いた。同ゼミは、町中心部と周辺の自 然環境を融合させ、豊かな水と里山を生かした「里水(さとみず)都市」を提 案し、高い評価を得た。町は「院生の知恵を借り、一緒に穴水を盛り上げてい きたい」(企画情報課)としている。 ●新年度も調査継続  コンクールは、地域の活性化策や都市形成を学ぶ学生を育成しようと、1級 建築士などの資格取得講座を展開する「総合資格学院」が主催し、都内で2日 に開催された。北海道や山口県などから19の大学と大学院が参加した。  有賀教授と院生10人は昨年10月と今年1月、穴水町に約1週間滞在した。 のと鉄道穴水駅周辺や、寺院群など歴史的な街並みを残す中居地区で、住民か らの聞き取りや建物の実測調査などを行い、町職員や地元住民の前で成果を発 表した。  同ゼミの研究では、町中心部を流れる小又川沿いや穴水湾の水辺景観を生か した散策路・天文台の整備、これらを結ぶコミュニティーバスの運行と、周遊 ルートの開発など、観光誘客と住民生活の利便性向上を兼ねる視点が評価され た。  ゼミでは新年度も穴水町に2度滞在する予定で、有賀教授は「単発で調査が 終わるのではなく、中・長期的に継続して町の発展や課題の解決に取り組んで いきたい」と話した。 〈07〉2014年03月16日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎北窓 ブドウの苗木オーナー植樹会 穴水町旭ケ丘の能登ワイン  ◇…能登里山ブランド推進協議会の「ブドウの苗木オーナー植樹会」は15 日、能登ワイン(穴水町旭ケ丘)のブドウ畑で開かれた。  ◇…石川県内の約40人が能登ワイン社員の指導を受け、赤ワイン用ブドウ 「ヤマソーヴィニヨン」約500本を植えた。  ◇…苗木のオーナーには、5年間で4本の赤ワインが届く。それぞれが収穫 時期の3、4年後に思いを巡らせて土をかけた。 〈08〉2014年03月15日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ノルディックで穴水町内の名所巡り のと鉄道企画 23日にモニターツア ー  のと鉄道(穴水町)は23日、ストックを使って歩くノルディックウオーク で町内の名所を巡り、旬の食材を味わうモニターツアーを初めて実施する。金 沢―穴水間を直通で結ぶ臨時快速列車「能登の里山里海号」の運行に合わせた 企画で、運動、健康と観光を組み合わせたツアーで、女性の誘客とともに、穴 水観光のリピーター増加を狙う。  一行はJR金沢駅から、臨時快速列車でのと鉄道穴水駅に向かう。穴水湾沿 いの遊歩道「潮騒(しおさい)の道」を通って、イサザ漁を見学する。地元婦 人グループによる「かあさんの学校食堂」(曽良)で、フキノトウやイサザな ど旬の食材を味わった後、能登ワイン工場を訪れる。  ツアーは日帰りで、全日本ノルディックウオーク連盟の公認指導員が歩き方 を指導し、道具は無料で貸し出す。穴水町ふるさと案内人(里ナビさん)も同 行し、穴水の見どころや歴史を解説する。  のと鉄道の今年度の観光ツアー客は、2月末時点で3万6784人となり、 過去最高を記録した。5年前の2008年度の4866人と比べて8倍近くに 伸びた。今年度は関東、中京、関西圏に加え、北海道や九州、東北、四国など 全国各地からツアー客数が増加した。女性社員が初めて企画したこのツアーで、 乗客数の上積みを図る。  同社は今後ノルディックウオークを取り入れたツアーを定期的に開く方針で、 企画した片岡節子さん(34)は「穴水の春の雰囲気を、ゆっくり歩きながら 楽しんでほしい」と話した。 〈09〉2014年03月14日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎千羽鶴で被災地笑顔に 穴水町のまない親子クラブ、手作りみそも贈る  穴水町の「まない親子クラブ」は13日、東日本大震災で被災した宮城県七 ケ浜町を訪れる町社会福祉協議会に、千羽鶴が入った瓶3個と手作りみそ約5 キロを贈った。協議会は、15日に七ケ浜町で開催される追悼イベントに参加 し、千羽鶴などを被災者に手渡す。  色とりどりの千羽鶴が入った瓶には「苦しいときもあると思うけど、頑張っ てください」などと被災者を励ますメッセージも添えた。  クラブの田辺明美会長は「穴水の親子で作った千羽鶴とみそが、少しでも被 災者の笑顔を広げるきっかけになってほしい」と話した。 〈10〉2014年03月12日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎モグラたたき持参 穴水町のデイサービスで交流 ポリテクカレッジ石川の 学生  穴水町の石川職業能力開発短期大学校(ポリテクカレッジ石川)の生産技術 科の学生4人は11日、同町志ケ浦のデイサービスセンター朱鷺(とき)の苑 (えん)穴水に、卒業制作した「モグラたたき」を持参し、利用者と遊んで交 流を深めた。  同校では毎年、2年生が4〜5人のグループに分かれ、約1年かけて卒業制 作を行っているが、作品を活用して社会福祉施設を慰問するのは初めて。今ま では2月の作品発表会後は使い道がなく、分解して部品を再利用するなどして いた。  施設では、利用者が「簡単」か「難しい」かの難易度を選んで一人ずつ挑戦 し、得点を競い合った。  小竹隼人さん(20)は「自分たちの作品を楽しんでもらえると励みになる。 幅広い人に遊んでもらいたい」と笑顔を見せた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ 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