■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.140 『ふるさとメール能登穴水』  平成26年1月23日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  新たな年が幕を開けました。  今年も皆様にとりまして、幸多き1年となりますようお祈りいたしますとと もに、1つでも多くの、町の明るくホットな話題を皆様に届けて参ります。今 年も「ふるさとメール能登穴水」をご愛読いただけますよう、よろしくお願い いたします。  さて、年が明けてからの穴水は、雪の降る日が続き、空気の冷たさは頬を刺 し、新学期を迎え通学する学生たちは肩をすくめ、足早に学校に向かっていま す。  しかし、その寒さに反して“熱く”なってくるのが、まいもんの里・穴水。 何と言っても「かき」です。生育も順調で、今シーズンも旨味がぎゅぎゅっと 詰まっています。穴水町では、3月31日まで、「穴水まいもんまつり“冬の 陣”かきまつり」が好評開催中です。炭火焼きがきをはじめ、カキフライやか きご飯など、かきのフルコースが9つの加盟店で統一価格でお召し上がりいた だけます。統一メニューでのご提供ではありますが、各店舗オリジナルのアレ ンジが楽しめるのも魅力の一つ。3ヶ月近くの長期間実施のイベントですので、 ぜひ複数の店舗を訪れてみてください。  そして、忘れてはならないこのイベントが今年もやってきます。かきまつり 特別イベント「雪中ジャンボかきまつり2014」は、いよいよ今週末、25 日(土)と26日(日)の2日間、穴水湾「あすなろ広場」で開催予定です。 今年も総延長300メートルを超えるジャンボ炭火コーナーを特設し、穴水湾 で育ったぷりぷりのかきを多数ご用意いたします。地元の海の幸・山の幸が揃 ったまいもん市とあわせ、穴水のまいもんを心ゆくまでお楽しみいただければ 幸いです。スタッフ一同、おもてなしの心で皆様のご来場をお待ちしています。 ご家族、ご友人お誘い合わせ、1年で最も熱い穴水町へ足をお運びください。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ かきまつり特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2014 ☆ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ☆ 食にまつわる文化遺産 〜あえのことを訪ねて〜 ☆ 能登ふるさと博  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり      特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2014 ★★★★★★★  「かきまつり」の期間中に開催される、大好評の野外特別イベント「雪中ジ ャンボかきまつり2014」。今年も穴水港「あすなろ広場」に総延長300 m超のコンロを並べ、会場内でご購入いただいたかき貝などを炭火で焼いてお 召し上がりいただけます。  また、能登ワインなどの特産品や穴水町で収穫された農産物・海産物を販売 する「まいもん市」も多数出店しますので、かき貝以外の様々な穴水の食材を ご賞味ください。  当日は、駐車場と会場を結ぶ無料シャトルバスが運行されます。ご家族、ご 友人お誘い合わせのうえ、ぜひご来場ください。 料  金:入場無料      かき貝11個 1,000円(税込) 期  間:平成26年1月25日(土)午前10時〜午後4時             26日(日)午前 9時〜午後3時 会  場:穴水港「あすなろ広場」 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ★★★★★★★★★★★★★  「かき」の美味しい季節です。1月10日(金)から毎年恒例の「かきまつ り」が開催中です。穴水町内の加盟店にて、焼きがき、カキフライ、かきご飯 などの「かきフルコース」をご用意しております。穏やかな穴水湾で育った新 鮮なかきをぜひお召し上がりください。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kanko/maimon/kaki.html 日  時:平成26年1月10日(金)〜 3月31日(月) 場  所:穴水町内 まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:焼きがき、カキフライ、酢の物、かきご飯、お吸物、お新香 料  金:3,990円(税込) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会 TEL(0768)52−3790  ★★★ 食にまつわる文化遺産 〜あえのことを訪ねて〜 ★★★★★★★★  国内初の世界農業遺産に認定された能登で古くから伝わる「あえのこと」神 事。昨年12月、田の神様を迎え入れる「田の神迎えの行事」が行われました が、今回は、その神様を送り出す「田の神送りの行事」が執り行われます。  日  時:平成26年2月9日(土)午後3時 〜 場  所:穴水町 森川裕征さん宅(見学のみ) 定  員:10名(要予約) (お問い合わせ)穴水町企画情報課観光交流推進室                   TEL(0768)52−3790  .. ★★★ 能登ふるさと博 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  冬季の「能登ふるさと博」がスタートしました。冬の能登半島には、かきや カニ、寒ぶりなど、このシーズンならではの美味しい食材がいっぱいです。「 雪中ジャンボかきまつり」をはじめとした「うまいものめぐり」のイベントが 各地で開催され、新鮮な能登の幸をお召し上がりいただけます。この機会に能 登半島を周遊してみてはいかがでしょうか。  詳細につきましては、能登ふるさと博ウェブサイトをご覧ください。  http://www.hot-ishikawa.jp/notohaku/ 期  間:平成26年1月12日(日)〜 3月23日(日) (お問い合わせ)「ほっと石川」観光キャンペーン実行委員会         (石川県観光推進課内)                   TEL(076)225−1542  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで交通・教育・ショッピングにも恵まれ、自然環境 ・交通面でも利便性が良く、住環境づくりに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。 詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町企画情報課 TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。  「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課 TEL(0768)52−3625  ---------------------------------------------------------------------- 01:いぶし竹にボラ待ち櫓 穴水町の泉さん 地域の名所描く 02:野沢菜の漬物、穴水町特産に 金沢市の金剛、1月から販売 03:在宅介護の悩み共有 穴水町のあつまらん会ネ 経験者同士、語り学び合   う 04:ソフトテニス講習会でフォームの改善学ぶ 穴水高で中高生 05:過疎化脱却へ若手が提言 穴水町 職員のチーム新設へ 06:冬の海の幸、豊かな自然 海外に能登の魅力PR 25、26日、旅行社   対象モニターツアー  07:大相撲の遠藤、初のCM起用 永谷園、元高見盛に続き 18日から放映    「史上最速」 08:工場建設の安全願う 穴水町でミスズライフ起工式 09:穴水駅でカキ堪能 のと鉄道 「あつあつ亭」開店 10:能登産材、平均単価、5640円上昇 穴水町で初市 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年12月31日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎いぶし竹にボラ待ち櫓 穴水町の泉さん 地域の名所描く  穴水町根木の泉建夫さん(70)が、いぶし竹にボラ待ち櫓(やぐら)や輪 島市の千枚田などを描いた作品の制作に励んでいる。観光名所をはじめ、松や 梅を手作業で彫り、完成した作品を知人や町内の施設に譲っている。  泉さんは近所で伐採した竹を輪島市の知人に依頼していぶし、彫刻刀やカッ ターで竹の表面を彫る。作品は長さ30〜60センチ、直径10〜17センチ で、町役場や輪島市の道の駅「千枚田ポケットパーク」などに展示されている。  泉さんは穴水町役場を退職後、自宅に飾る門松作りを始めた。門松の評判が 良く、門松以外にも竹を使った作品を作りたいと考えた。昨年冬からいぶし竹 を彫り始め、約50個を仕上げた。  穴水の土産品としての販売を考えている泉さんは「腕を上げて、細やかな風 景作品にも挑戦してみたい」と話した。 〈02〉2013年12月29日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎野沢菜の漬物、穴水町特産に 金沢市の金剛、1月から販売  穴水町へ農業参入した金剛(金沢市)が町内で栽培した野沢菜で作った漬物 「能沢菜(のさわな)」が完成した。年明けから県内のスーパーなどで販売さ れる。  同町鹿波(かなみ)の畑約60アールで栽培された野沢菜を、塩分を抑えて 漬け込み、あっさりとした味に仕上げた。来年は同町大郷などの農家が野沢菜 の栽培を始める予定で、町は野沢菜が穴水の特産品に育つことを期待している。 〈03〉2014年01月09日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎在宅介護の悩み共有 穴水町のあつまらん会ネ 経験者同士、語り学び合う  若年性アルツハイマーを発症した妻を10年以上、在宅介護で支えている山 谷靖昌さん(69)=穴水町前波=が発起人となり発足した在宅介護者らの会 「あつまらん会(かい)ネ」が好評だ。「介護者のストレスや悩みが分かって もらえる」と口コミで人気が高まり、入院中の家族が退院したときに備える 「介護者予備軍」も参加している。8日は町保健センターで、穴水や輪島市か ら6人が参加し、紙おむつの扱い方を学んだ。  町社会福祉協議会によると、介護者が集まる会は穴水では初となる。  山谷さんは、介護をする中で生まれた疑問や悩みがなかなか分かってもらえ ないことに、長年、ストレスを感じていた。介護に携わる人が語り合える場が あれば気が楽になるのではないかと考え、昨年6月、町社会福祉協議会と町地 域包括支援センターの支援を受けて会を発足させた。  毎月第2水曜に町保健センターで悩みを話し、助言し合う会を開いている。 8日は「紙おむつのあて方」をテーマとし、町地域包括支援センター介護支援 専門員の畠紀子さんが紙おむつの種類や、尿漏れを防ぐ使い方などを紹介した。  山谷さんは「介護の悩みは同じ立場でないと理解できないことが多い。穴水 町内だけでなく、奥能登全体から経験者が集まり、知恵を出し合いたい」と話 した。 〈04〉2014年01月06日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ソフトテニス講習会でフォームの改善学ぶ 穴水高で中高生  穴水高のソフトテニス競技強化講習会は5日、同校で開かれ、同校と穴水中、 七尾市中島中の約40人が体のバランスを鍛え、正しいフォームに改善する練 習に励んだ。  14歳以下ソフトテニス日本代表でトレーナーを務める中野道治さんが指導 し、生徒は体をひねったり、ラダーを使った練習を繰り返し行い、体幹を鍛え た。 〈05〉2014年01月06日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎過疎化脱却へ若手が提言 穴水町 職員のチーム新設へ  穴水町は若手職員による過疎化脱却対策チームをつくる。30代を中心とす る10人が新規事業を立案し、新鮮な視点で従来の施策を補う。  10人は2班に分かれ、より具体的な施策を検討。町の職員提案制度の基準 に従い、提案する。  厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所の推計では、穴水町の人口は2 040(平成52)年に約5千人に落ち込むとされている。町は「穴水の過疎 化、少子高齢化は非常に深刻。若手職員の能力向上と、問題への対策をしっか り行いたい」(総務課)としている。 〈06〉2014年01月01日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎冬の海の幸、豊かな自然 海外に能登の魅力PR 25、26日、旅行社対 象モニターツアー   県グリーンツーリズム研究会奥能登地域部会は今月、海外の旅行エージェン トを対象にしたモニターツアーを実施する。2日間の日程で、穴水、能登の2 町に滞在し、同部会が農業体験や特産品を紹介して、世界農業遺産「能登の里 山里海」の魅力をアピールする。  同部会が海外の旅行エージェントを奥能登に招くのは初めてで、中国とオー ストラリアから通訳、スタッフ合わせて10人程度が訪れる予定。  初日の1月25日は穴水町で「能登半島穴水まいもんまつり 冬の陣 かき まつり」の特別イベント「雪中ジャンボかきまつり2014」(本社共催)を 訪れる。能登町の農家民宿群「春蘭(しゅんらん)の里」に宿泊し、最終日は 穴水町の「ふるさと体験村 四季の丘」でブドウの選定を体験する。  同部会は、11月下旬に横浜市で開催された訪日旅行商談会に出展した。オ クルスカイ(穴水町)代表で、同部会事務局の村山智一さんが約40人のエー ジェントと交渉し、モニターツアー誘致に成功した。  県によると、2012年に県内を訪れた外国人旅行客は16万2161人で、 大半が金沢市を目的に訪れている。能登では和倉温泉が中心で、奥能登まで訪 れる外国人旅行客は少ないという。  村山さんは「首都圏から能登空港を使えば、短時間で奥能登に来られること を知らないエージェントが多い。アクセスの良さをアピールしたい」と話した。 〈07〉2014年01月16日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎大相撲の遠藤、初のCM起用 永谷園、元高見盛に続き 18日から放映  「史上最速」  穴水町出身で西前頭10枚目の遠藤(追手風部屋、金沢学院東高OB)が、 テレビCMに初めて起用されることになった。大相撲と縁の深い、永谷園(東 京)のお茶漬けのCMで18日から放映される。起用は人気力士の証しで、現 役での出演は現在、横綱白鵬ただ一人。遠藤も「モチベーションになる」と笑 顔を見せた。  初土俵から1年をたたずにCMのオファーがあるのは極めて異例。日本相撲 協会は「おそらく史上最速で、今後の活躍次第では、さらに起用は増えていく だろう」(広報部)と期待を寄せる。  永谷園によると、同社が現役力士をCMに起用するのは高見山(先代東関親 方)、高見盛(現振分(ふりわけ)親方)に続いて遠藤が3人目。起用の理由 について同社は「人気はもちろん、真(しん)摯(し)に相撲道に邁進(まい しん)する姿が、『味ひとすじ』を掲げる私どもと合致する」(広報室)とす る。  撮影は昨年12月25日に行われた。稽古中に負った顔の傷をメークで消し、 体から湯気を発しながら力強く踏み込む姿をカメラに収めた。猫舌の遠藤にと って、熱々のお茶漬けを食べる場面は一苦労。力士らしい食べっぷりを撮るた め30杯を平らげ「水っぱらになった」という。  初場所4日目の取組後、記者団に囲まれた遠藤はCM起用について「振分親 方が現役だったらこうはいかなかった。タイミングが良かったと思う」と謙虚 に話した。  遠藤の父、吉樹さん(45)は「どんなCMになるのか分からないが、見る のが楽しみだ」と話した。 ●土俵際、逆転勝ち  大相撲初場所4日目は15日、東京の両国国技館で行われ、遠藤は東前頭7 枚目の宝富士(伊勢ケ浜部屋)を大逆転の下手投げで破り、3勝1敗とした。    素早く攻める相手に土俵際まで追い詰められた遠藤だったが、鍛え上げたバ ランス感覚が生きた。俵に残した左足を支えに、右足を器用に下げて体勢をつ くると、左手で豪快に下手投げを決めた。  国技館を沸かせた技ありの一番。このような防戦を想定した足運びは練習し ていたようで、遠藤は「まだ体に染み込んでいないけど、ここでやるんだと意 識した」と話した。それでも「そういうのは好きじゃないけど、運も実力とい うか。ただただラッキーです」とホッとした表情も見せた。  5日目の16日は東前頭9枚目の高安(田子ノ浦部屋)と対戦する。 〈08〉2014年01月13日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎工場建設の安全願う 穴水町でミスズライフ起工式  きのこ、野菜栽培を手掛けるミスズライフ(長野県)の能登工場の起工式は 12日、穴水町旭ケ丘の建設予定地で開かれ、関係者約40人が工事の安全を 願った。工場は9月に操業開始予定で、ブナシメジを生産する。  小林満社長は穴水町を選んだ理由として、広大な土地と地元関係者の熱意を 挙げ「風光明媚(めいび)な風景の中に工場を建設する責任を感じている。農 業生産を全国に発信できる基地としたい」とあいさつした。石川宣雄町長、宮 本外紀県商工労働部長が祝辞を述べ、曽良昌嗣町議会議長の発声で乾杯した。  能登工場の敷地面積は9976平方メートルで、ブナシメジの生育室や培養 室などを備える。 〈09〉2014年01月12日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水駅でカキ堪能 のと鉄道 「あつあつ亭」開店  のと鉄道(穴水町)は11日、穴水駅構内に地元産カキの炭火焼きなどを味 わえる「あつあつ亭」を開いた。同社によると、電車を見ながら駅構内で炭火 焼きを楽しめるイベントは珍しい。午前11時の開店とともに客が相次ぎ、県 内外の家族連れらが穴水の旬の味を満喫した。  営業は今年で3年目で、駅構内に、七輪を組み込んだテーブル計9台が設け られた。中でも、線路をまたぐ通路「渡線橋」上の席は、電車を見ながら食事 ができるとあって好評で、列車を降り立った乗客が直行。熱々の焼きがきやか きフライなどを味わった。  滋賀県高島市の主婦久保佐江子さん(42)は、一家で和倉温泉までドライ ブし、のと鉄道に乗って沿線の景色を楽しみ、穴水駅でカキを味わった。昨年、 地元の駅でポスターを見て訪れ、実の大きさに驚き、今年も訪れた。久保さん は「ぷりぷりした食感がいい。ほかでは味わえないおいしさ」と喜んだ。  この日は七尾市の和倉温泉観光協会と同温泉旅館協同組合が同鉄道と連携し て企画した「牡蠣(かき)グルメ&語り手列車」も運行を開始した。  「あつあつ亭」は3月23日までの土日祝日に営業する。 ●金沢学院大生が調査  金沢学院大経営情報学部の酒井亨准教授とゼミ生ら9人は11日、のと鉄道 穴水駅を訪れ、のと鉄道の乗客らに穴水の印象などを調査した。同ゼミはのと 鉄道が登場するアニメ「花咲くいろは」を活用した地域活性化の研究に取り組 んでいる。 〈10〉2014年01月10日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登産材、平均単価、5640円上昇 穴水町で初市  能登木材総合センターの新春初市は9日、穴水町麦ケ浦の同センターで開か れ、県内外から訪れた製材業者約50人が奥能登を中心とする能登産材115 0立方メートルを競り落とした。木材1立方メートル当たりの平均単価は20 402円で、昨年を5640円上回るなど、好調な滑り出しとなった。  スギやアテ計5553本が競り落とされた。最高値を付けたのは長さ約4メ ートル、末口の直径62センチの七尾市中島町産スギで、1立方メートルあた り15万円だった。  売上総額は2345万6206円で、昨年を約860万円上回った。同セン ターは、「地域材」を一定以上使った新築木造住宅などの購入者に価格の一部 を還元する林野庁の「木材利用ポイント事業」により、全国的に国産材の需要 が高まっていることが要因とみている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞記事データベースサービス」から抽出しました。申し 込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール能登穴水」の申し込みや解除は、穴水町や北國新聞社のホ  ームページから行うことができます。   穴水町のホームページ   http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------