■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.138 『ふるさとメール能登穴水』 平成25年11月28日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  ようやくの秋の訪れも束の間、風は肌を刺すような厳しさを帯びてきました。 石川県内各地からも初霜・初冠雪の便りが届く季節となり、着々と冬支度が始 まっています。  そんな中、先日穴水町では「第58回穴水町駅伝競走大会」が開催されまし た。ここ何年も雨やみぞれに見舞われ、ランナーやサポーターにとって苦しい 大会が続いていましたが、今年は一転、清々しい秋晴れに恵まれました。ラン ナーにとっては少々汗ばむ陽気だったようですが、ぽかぽかと暖かい沿道には 例年以上の応援団が駆けつけ、力走する選手には力強い拍手と声援が送られま した。昭和32年に町の合併祈念として始まった駅伝大会。全7区間を選手が 仲間とタスキをつなぎ、そして、携わる皆さんが次代へと想いをつないだ58 回。今年も参加した41チームがつないだタスキには、喜び、悔しさ、達成感 など、多くの想いとドラマが刻まれたことでしょう。  駅伝選手をはじめ、選手を支える皆さんを労おうと振る舞われたとん汁。町 婦人会の皆さんの愛情も加わるその味と温かさは体と心にしみわたり、これも 一つの穴水のまいもんと言えますが、これから本格的な冬へ向かい、穴水の味 覚はぐっと美味しさを増します。代表される「かき」はもちろんのこと、穴水 曽良(そら)地区で生産される「かぶら寿し」も、ファンが多い冬のまいもん です。石川の郷土食としても有名ですが、穴水ではサバの塩漬けを挟み込みま す。こだわりの麹や塩、そして生産に携わるお母さん方の優しさがつまったこ の時期限定の味覚、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。  その他、ナマコやクチコといった高級珍味もこれから旬を迎えます。寒さに 体は凍えますが、冬だからこそ美味しいものが穴水にはたくさんあります。穴 水冬のまいもんでお腹も心もほっこりあたたかく、今年の冬も元気に乗り切り ましょう!             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 南アルプス市「かきまつり・まいもん朝市」  ☆ 「かきまつり」出向キャンペーン(東京都板橋区)  ☆ いにしえの能登めぐり 〜あえのことを訪ねて〜  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 南アルプス市「かきまつり・まいもん朝市」 ★★★★★★★★★★  姉妹都市である山梨県南アルプス市(旧八田村)において、穴水町の特産物 を販売するイベントを開催いたします。約1万5千個の新鮮な能登かきを炭火 焼きにてお召し上がりいただけます。また、穴水のまいもん物産市やイカの無 料配布なども予定しております。本場よりひと足早く「かきまつり」をお楽し みいただけるチャンスです!ぜひ皆さまお誘い合わせのうえ、ご来場ください。 日  時:平成25年12月8日(日)午前10時 〜 午後3時 場  所:山梨県南アルプス市 総合交流ターミナル「ハッピーパーク」 (お問い合わせ)ハッピーパーク                   TEL(055)285−0011  ★★★ 「かきまつり」出向キャンペーン(東京都板橋区) ★★★★★★★  大好評の「かきまつり」出向キャンペーン!昨シーズンに引き続き、東京都 板橋区にあるハッピーロード大山商店街にて開催します。炭火で焼いた新鮮な かきをご提供します!かきの数には限りがあり、無くなり次第終了となります ので、お早めにお越しください。なお、能登の新鮮な海産物も販売しますので、 あわせてご利用ください。 期  日:平成25年12月14日(土)〜 12月15日(日)      午前10時 〜 午後5時 会  場:ハッピーロード大山商店街 中央イベント会場      (東京都板橋区大山町) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ いにしえの能登めぐり 〜あえのことを訪ねて〜 ★★★★★★★★  国内初の世界農業遺産に認定された能登で古くから伝わる「あえのこと」神 事。暮れに田の神様を迎え入れる「田の神迎えの行事」と春先にその神様を送 り出す「田の神送りの行事」が、今でも各地で行われています。穴水町では、 どちらの「あえのこと」も見学できます。 日  時:平成25年12月5日(木)午後3時 〜 場  所:穴水町 森川裕征さん宅 定  員:10名(要予約) (お問い合わせ)穴水町観光交流推進室                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 能登空港 クリスマスイベント ★★★★★★★★★★★★★★★★  サンタさんとトナカイさんが飛行機に乗って能登空港へやってくる!のとドン やのとりあーなちゃんなど、ゆるキャラたちも集合します。みんなで楽しいク リスマスにしませんか。東京の人気スイーツ特別販売や、能登羽田間の往復航 空券が当たる抽選会など、豪華なイベントが盛りだくさんです。  詳しくは、能登空港ホームページをご覧ください。  http://www.noto-airport.jp/notosypher/www/index.jsp 日  時:平成25年12月23日(月・祝)      午前9時30分 〜 午後2時40分 場  所:能登空港 (お問い合わせ)能登空港賑わい創出実行委員会                   TEL(0768)26−2303  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで交通・教育・ショッピングにも恵まれ、自然環境 ・交通面でも利便性が良く、住環境づくりに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、      穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ---------------------------------------------------------------------- 01:発表や作品展示、穴水町で文化祭 02:図書館雑誌にスポンサー 穴水町 県内初、8事業者が賛同 03:転作野菜、関西で人気 穴水町の「能登の愛菜果」が栽培 カボチャ、ジ   ャガイモ 「手頃で良質」、追加注文続々 04:林家一門に小話学ぶ 穴水町で三平堂落語塾 05:いじめから生徒守る手だて考え 穴水町で人権シンポジウム 06:スマホかざして動画再生 パンフレットと連動 穴水町が作製 風景、ま   つり紹介 07:能登カキなど名古屋市で販売 穴水町 08:穴水町健康クラブ、ダンスで能登空港応援 60〜80代の70人 練習   に熱 飛行機イメージし振り付け 09:活動計画策定へ作業部会 穴水町社会福祉協議会 住民の意見反映 10:ブドウの葉でお茶 能登ワインに「兄弟」 ポリフェノール豊富 穴水町   の企業が開発 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年11月04日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎発表や作品展示、穴水町で文化祭  第48回穴水町文化祭は3日、同町ののとふれあい文化センターなどで始ま り、町民が太鼓演奏やダンスなどの芸能発表や作品展示を楽しんだ。  北國新聞文化センター穴水教室「子どもいけ花」で学ぶ児童生徒ら10人が 出品した容真御流子どもいけ花展(本社後援)では、来場者が足を止めて力作 に見入った。4日まで。 〈02〉2013年11月03日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎図書館雑誌にスポンサー 穴水町 県内初、8事業者が賛同  穴水町立図書館はこのほど、町内の事業者が閲覧用雑誌の年間購読料を支払 う「雑誌スポンサー制度」を導入した。カバーに事業者名や商品広告を掲載で きる仕組みで、2日現在で8事業者が図書館と契約した。同館は町ぐるみでサ ービスの向上を目指す。  図書館職員の裏本美幸さん(56)が、図書館には閲覧用雑誌を増やせるメ リット、事業者側には地域貢献をPRできる利点があると提案し、町は県内の 自治体で初めて導入した。  裏本さんら職員が事業者に声を掛けたところ、食品メーカーや建設資材会社、 医院などが賛同した。食品メーカーが料理、医院が健康や子育てなどをテーマ にした季刊誌や月刊誌計13冊の購入費を負担している。  これまで同館で購入していなかったワイン雑誌が導入されるなど、種類が増 えたことから利用者の評判も上々だ。  同館によると、この制度は高岡市立図書館や岐阜県図書館などで既に導入さ れており、全国的に広まりを見せているという。東信幸館長は「今後も地道に 声を掛け、協力事業者を増やし、図書館を充実させたい」と話した。 〈03〉2013年11月02日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎転作野菜、関西で人気 穴水町の「能登の愛菜果」が栽培 カボチャ、ジャ ガイモ 「手頃で良質」、追加注文続々  葉タバコを廃作した穴水町の6農家でつくるグループ「能登の愛菜果(あい さいか)」の栽培する野菜が、関西で「手頃な価格で質が良い」と人気を集め ている。7月に出荷したジャガイモなどは生産が注文に追いつかないほどで、 1日は12月の出荷を目指していち早くカボチャの集荷を始めた。  同グループは、カット野菜製造のアスコ(富山県立山町)が転作支援と販路 開拓への協力を申し出たことをきっかけに、2012年に発足した。昨年、ジ ャガイモとカボチャを阪南青果(大阪府泉佐野市)に試験出荷したところ、質 の良さが評判となった。 ●師走へ「えびす」  今年は新たに農家1軒が加わり、昨年より2割ほど多いジャガイモ約80ト ン、カボチャ約70トンを7月に出荷。追加注文が出る好評を受け、師走の需 要期を見込んで秋カボチャ「えびす」を130アールに作付けし、5千個計1 0トンを収穫した。  カボチャは12月まで、同町大郷の作業場で寝かせて、保存性や甘みを高め てから出荷される。同グループによると、猛暑が続いたことから甘み豊かに仕 上がったという。  滝谷政博代表(64)は「関西地区に浸透してきていると感じる。今後も安 定供給に努め、能登の里山で育った野菜を多くの人に味わってほしい」と話し た。 〈04〉2013年11月12日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎林家一門に小話学ぶ 穴水町で三平堂落語塾  穴水町の「能登穴水三平堂落語塾」(北國新聞社後援)は10日、同町さわ やか交流館プルートで開かれた。林家一門の落語家が講師を務める一日体験入 門や町民寄席が繰り広げられ、町民らは話芸の魅力を体感した。  林家錦平さん、林家種平さん、林家ぼたんさん、林家まめ平さんが訪れた。 体験入門には県内外の9人が参加し、強弱の付け方など小話の基礎を中心に学 んだ。  町民寄席では、林家一門がそれぞれ落語を披露し、客席の笑いを誘った。体 験入門参加者も成果を披露した。  落語塾は穴水町名誉町民で、初代林家三平師匠夫人の海老名香葉子さんの協 力により開催され、今年で3回目となる。 〈05〉2013年11月06日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎いじめから生徒守る手だて考え 穴水町で人権シンポジウム  県人権擁護委員連合会などの人権シンポジウムは5日、穴水町ののとふれあ い文化センターラベンダーホールで開かれ、県内の人権擁護委員ら約200人 が児童生徒をいじめ問題から守る手だてを考えた。  久保敬夫輪島人権擁護委員協議会長がコーディネーター、輪島市や珠洲市の 教員ら4人がパネリストを務めた。珠洲市教委教育委員の井舟哲全さんが「先 人の言葉あれこれ」と題して講演した。 〈06〉2013年11月06日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎スマホかざして動画再生 パンフレットと連動 穴水町が作製 風景、まつ り紹介  穴水町は5日までに、スマートフォンを使って町の観光名所を動画で閲覧で きるパンフレットを作製した。6日から県内の観光情報施設などで配布する。  パンフレットはA4判で、中居地区のボラ待ち櫓(やぐら)や「さとりの道」 など14カ所の観光名所や、カキなど土産物の写真と地図を掲載した。絵柄な どにデジタル情報を付加する技術を活用した専用アプリを起動し、写真にかざ すと、風景やまつりの様子を動画で閲覧できる。  町企画情報課は「動画を通して穴水をより身近に感じてもらいたい」として いる。 〈07〉2013年11月18日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登カキなど名古屋市で販売 穴水町  穴水町は17日、名古屋市中央卸売市場北部市場で行われた「食の物語フェ ア2013」に初めて参加し、能登カキなど町の特産品や観光名所をPRした。 用意した能登カキ500個が完売する盛況ぶりだった。  18日は、町職員5人が愛知県にある大学や旅行代理店を訪れ、合宿誘致の 宣伝活動を行う。 〈08〉2013年11月17日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町健康クラブ、ダンスで能登空港応援 60〜80代の70人 練習に 熱 飛行機イメージし振り付け  高齢者でつくる穴水町健康クラブは16日までに、能登空港の搭乗率向上に 貢献しようと、ダンスをつくった。飛行機をイメージした振り付けで、同空港 イメージキャラクター「のっぴ〜」のテーマソングに合わせ、能登のほのぼの とした雰囲気を伝える。クラブ員70人は、空港などで披露する日を目指し、 練習に余念がない。  ダンスは空中の飛行機をイメージして、左右に手を広げたり回転する振り付 けが中心となっている。テーマソング「のっぴ〜 ハッピー のと空港」のゆ ったりとしたテンポにのせたダンスで、60〜80代のクラブ員も無理なく楽 しめる。  クラブの松田栄四郎会長(82)が地元の玄関口である能登空港の利用促進 に貢献できないかと発案。日本航空高石川でダンス講師をしている田辺明美さ ん(43)=同町川島=に振り付けを依頼した。  会員約70人は週1回、町B&G海洋センター体育館で練習している。松田 会長は「踊りで搭乗率向上を応援したい。空港でのイベントなど踊る機会があ れば喜んで出演する」と話した。  これまでに、テーマソングに合わせた健康体操が作られており、輪島市内の 保育園児らが踊って能登空港利用を呼び掛けている。 〈09〉2013年11月15日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎活動計画策定へ作業部会 穴水町社会福祉協議会 住民の意見反映  穴水町社会福祉協議会の作業部会は14日、同町保健センターで開かれ、関 係者13人が地区懇談会で住民から募った意見を反映した活動計画策定に向け て協議した。  関係者は、高齢者のリーダー養成や一人暮らしの高齢者の支援などに関する 現行事業を見直した。  金城大社会福祉学部の内慶瑞教授と県社会福祉協議会の村田明日香さんが助 言した。 〈10〉2013年11月15日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ブドウの葉でお茶 能登ワインに「兄弟」 ポリフェノール豊富 穴水町の 企業が開発  能登産の赤ワイン醸造用ブドウの葉で作ったお茶を、穴水町の有限会社が開 発した。ワインづくりでは使わない葉を有効活用し、ポリフェノールなどの栄 養素を多く含む。専門家から高い評価を得る能登のワイン用ブドウを使った特 産品として定着を図る。秋に赤く染まった葉で作ることにちなみ、ブドウ畑の 紅葉風景を能登の魅力として発信することにもつなげたい考えだ。  ブドウの葉のお茶はワインのような色合いで、少し甘みがあって爽やかな味 わい。開発したのは能登の素材を生かした商品を手掛ける有限会社「クリエイ ト」だ。  穴水町にはワイン醸造業の能登ワインがあり、日本海側最大級の計約25ヘ クタールのブドウ畑が広がる。ワイン用ブドウの葉は栄養豊富にもかかわらず、 冬に枯れるままになっていることから、クリエイトの森本敬一社長が活用法を 模索してきた。  森本社長は3年前から、ブドウの葉による製茶技術の特許を取得している濱 野吉秀さん(中国・西北農林科技大葡萄(ぶどう)酒学院名誉教授)と連絡を 取り始めた。今年7月、濱野名誉教授を穴水に招き、ブドウ畑を視察してもら った。  濱野名誉教授は「能登の気候条件や土壌がブドウの生産に適している。全国 の赤ワイン醸造用ブドウに比べ、紅葉した時の色が大変よい」と穴水のブドウ に将来性を感じ、製茶方法の指導などで協力することにした。  クリエイトは、2ヘクタールの畑でブドウを栽培している能登ワイナリー (穴水町)の協力を得て、赤ワイン用品種「ヤマソーヴィニヨン」の葉約10 0キロを収穫。葉を洗浄、乾燥させて粉砕し、焙煎、半発酵の工程を繰り返し て茶葉を生産する。  濱野名誉教授によると、赤ワイン用のブドウの葉は11月ごろになると、根 からポリフェノールなどを含む水分を吸収して紅葉する。赤くなった葉には、 ポリフェノールの一種で動脈硬化防止に効果があるとされるリスベラトロール や、食物繊維が豊富に含まれる。カフェインは含まれていないため、子どもや 妊婦らも安心して飲めるという。  クリエイトは今後、茶のパッケージ製作などを進め、来春の発売を目指して いる。森本社長は「ブドウ畑の景観の素晴らしさも含め、穴水で育ったブドウ のよさを広めたい」 と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞記事データベースサービス」から抽出しました。申し 込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール能登穴水」の申し込みや解除は、穴水町や北國新聞社のホ  ームページから行うことができます。   穴水町のホームページ   http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------