■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.137 『ふるさとメール能登穴水』 平成25年10月24日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  食欲の秋です。まいもんの里・穴水では、今月31日までまいもんまつり“ 秋の陣”牛まつりを実施中ですが、10月5日には、この特別イベントとして、 能登ワイン横の穴水まいもん体験農園駐車場において「牛&ワインまつり」が 開催されました。イベント開始前から肉販売所には、限定販売された能登牛ス テーキをはじめ国産牛を買い求める来場者の列ができ、会場には、特設の炭火 焼きコーナーで次々と焼かれるお肉のいい香りが立ち込めていました。天候に も恵まれたことから会場は賑わい、好調な売れ行きだった牛肉はイベント終了 間際に完売いたしました。また一つご来場いただきました皆様に支えられ、イ ベントを無事終了することができましたことを心より感謝いたします。  さて、食以外にも穴水町ではイベントが続きます。現在、当町では進む過疎 化に歯止めをかけるべく、定住促進や交流人口の拡大といった事業に力を注い でいます。その一つが、町商工会青年部が主催する婚活イベント。昨年初めて の施ながらたくさんの方にご参加いただきました。まいもんの里らしく美味し い牡蠣やワインを用意し、独身の皆様のご参加をお待ちしています。  そして、48回目の開催を迎える穴水町文化祭は、今年もレベルの高い芸能 発表や作品展示がお楽しみいただけることでしょう。木々も色づく紅葉の秋、 穴水まいもん食欲の秋とともに、芸術の秋も穴水でお楽しみください。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 第48回穴水町文化祭  ☆ 第58回穴水町駅伝競争大会  ☆ 穴水大市  ☆ 能登に花嫁 ―のと鉄道deぼらマチックな出会い―  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 第48回穴水町文化祭 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  『芸術の秋』にふさわしいイベントです。  美術作品の展示や、民謡・吹奏楽といった芸能の発表など、のとふれあい文 化センターをメイン会場に、穴水町文化祭を開催いたします。 日  時:平成25年11月3日(日)〜4日(月・祝)      ≪開会式・功労者表彰式≫        のとふれあい文化センター ラベンダーホール        3日(日)午前10時00分 〜      ≪芸能部門≫        のとふれあい文化センター ラベンダーホール        3日(日)午前10時40分 〜       ≪展示部門≫        のとふれあい文化センター・B&G海洋センター        3日(日)午前9時30分 〜 午後5時30分        4日(月)午前9時00分 〜 午後3時00分        ----------        住吉公民館        3日(日)午前9時 〜 午後4時        4日(月)午前9時 〜 午後2時 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局                   TEL(0768)52−3720  ★★★ 第58回穴水町駅伝競走大会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年も伝統ある駅伝競走大会が開催され、42チーム、294人が出場しま す。全チームが優勝を目指し、平日夜や休日を利用して練習に励んでいます。 皆さまの温かい声援をよろしくお願いいたします。 日  時:平成25年11月17日(日)雨天決行      ≪開会式≫        清水体育館(旧諸橋小学校) 午前8時30分      ≪スタート≫        古君集会所 午前10時      ≪ゴール≫        穴水町営陸上競技場 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局                   TEL(0768)52−3720  ★★★ 穴水大市 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  毎年恒例の「しまい市」が開催され、さまざまなお店が軒を連ねます。ご家 族そろってお出かけください。 日  時:平成25年10月27日(日)〜 31日(木) 場  所:穴水町商店街通り (お問い合わせ)穴水町大市運営委員会                   TEL(0768)52−0002  ★★★ 能登に花嫁 ―のと鉄道deぼらマチックな出会い― ★★★★★★★  のと鉄道ローカル線に揺られてゆったりと、能登の採れたて食材を使ったス イーツを味わい、プチ旅のあとは、穴水町の新鮮な牡蠣&能登ワインでお食事 をしながらの交流パーティを開催します。よしもと芸人「ぶんぶんボウル」が、 皆さまの出会いをバックアップします!ぜひご参加ください。 日  時:平成25年12月14日(土)午後2時15分〜(午後2時集合) 募集人数:男女 40人(25〜45歳) 参 加 費:男性5,000円 女性2,000円      ※宿泊を希望される方は、3,000円追加で手配可 応募締切:平成25年11月15日(金) (お問い合わせ)穴水町商工会青年部                   TEL(0768)52−0516 ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで交通・教育・ショッピングにも恵まれ、自然環境 ・交通面でも利便性が良く、住環境づくりに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。  「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ---------------------------------------------------------------------- 01:東京都や長野県から椿崎の暮らし体験 穴水町 02:カキや中島菜… 能登の恵み、おにぎりに のと鉄道と和倉炊飯が開発    ツアー客に振る舞い 誘客を後押し 03:御花山の湧き水が復活 穴水町 道路拡幅後使えず 半年ぶり 町が取水   口を新設 住民愛用 水くみ場なども整備 04:和牛とワインに舌鼓 能登半島穴水まいもんまつり 「秋の陣」で特別イ   ベント 05:一般質問、本会議さながら 穴水町で中学生議会 交通、観光で町側が答   弁 06:規格外ブドウ、おつまみに 能登ワイン原料 年内にも販売へ イタリア   の保存食「フィグログ」  07:能登、カードゲームに 伝統や自然、遊んで学ぶ 穴水町のNPO制作 08:長谷部神社を初改修 拝殿を建て替え 穴水町 江戸期に建築  09:三平堂落語塾、11月10日に開催 穴水町で林家一門 10:早大院生が穴水町を研究 商店街や中居地区の寺社調査 21日から 建   築学専攻・有賀ゼミ 交流人口拡大目指す ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年09月29日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東京都や長野県から椿崎の暮らし体験 穴水町  穴水町椿崎町内会の「能登椿崎移住体験ツアー」(本社後援)は28日、同 町椿崎地区で始まり、東京都や長野県、金沢市から訪れた8人が海を見渡せる 椿崎の魅力を体感した。  参加者は椿崎へ町外から移住した住民4世帯の自宅を訪れ、暮らしぶりを尋 ねた。東京から移住した山崎義則さん(73)宅では、参加者が、移住を決意 した理由や椿崎の魅力について質問した。  参加者はアジ釣り体験や地域住民との交流会も楽しんだ。ツアーは29日ま で。 〈02〉2013年09月29日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎カキや中島菜… 能登の恵み、おにぎりに のと鉄道と和倉炊飯が開発 ツ アー客に振る舞い 誘客を後押し  のと鉄道(穴水町)と和倉炊飯(七尾市)は、同鉄道を利用する観光ツアー で能登に来た客に提供するおにぎり作りに乗り出した。世界農業遺産「能登の 里山里海」の魅力を伝える地物を具材とし、能登に来なければ食べられない味 で誘客を後押しする。来年春の提供を目指し、28日までに、七尾湾のカキと 中島菜を具材にしたおにぎりを試作した。  のと鉄道穴水駅で開かれた試食会では、社員らが県産コシヒカリ、カキ、中 島菜で作ったおにぎりを味わった。社員らは▽七尾産カキと分かるラッピング が必要▽食べやすいように小さくし、3個入り1セットにする▽観光客の印象 に残るように、濃い味付けにする―などと商品化に向けて意見を出し合った。  おにぎりは店頭販売せずに、ツアー参加者に振る舞う。今後、関東や関西の 旅行業者を中心に、里山里海の恵みをおにぎりで味わいながら巡る能登の観光 ツアーを提案し、誘致を目指す。  のと鉄道は「能登の特産品は食べてもらえば良さが必ず分かってもらえる。 広くアピールしていきたい」としている。 ●臨時運行に合わせイベント始まる  のと鉄道の「のと鉄道フェスティバル」は28日、穴水駅で2日間の日程で 始まった。来場者は湯涌温泉が舞台のアニメ「花咲くいろは」のラッピング列 車との綱引きや、太鼓演奏、YOSAKOIソーランなどのステージを楽しん だ。  フェスティバルは北陸新幹線金沢開業に向けた実証実験で、金沢と穴水を結 ぶ臨時快速列車が運行されたのに合わせて同社が企画した。 〈03〉2013年09月28日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎御花山の湧き水が復活 穴水町 道路拡幅後使えず 半年ぶり 町が取水口 を新設 住民愛用 水くみ場なども整備  穴水町は27日までに、同町宇留地(うるち)の湧き水「御花山(おはなや ま)の水」の水くみ場を整備した。のと里山海道越の原インターチェンジ(I C)から同町にアクセスする道路が拡幅された結果、従来の取水口が使えなく なった。町はアクセス道路脇に新たな取水口を造り、水くみ場と乗用車が駐車 できるスペースも設け、地元住民に親しまれてきた湧き水がよみがえった。  御花山の水は、御花山地区から湧き出る。お茶やご飯の味が良くなるとして、 宇留地や鹿路(ろくろ)、越の原の住民が足しげく、くみに通っていた。  3月に完成した工事で取水口が道路の下になったため、利用できなくなった。  穴水町は地中にパイプを埋め込み、アクセス道路脇の取水口まで水を引いた。 水くみ場には石を埋め込んで「御花山」の文字を浮かび上がらせ、利用者の目 印とした。  越の原ICからのアクセス道路は穴水市街地に向かう主要道路で、乗用車同 士のすれ違いが難しいなど利便性の向上が課題だった。のと里山海道無料化に 合わせて幅員を2・5メートルから5・5メートルに拡張し、大型観光バスも 通過できるようにした。  町基盤整備課は「昔から地域に愛されていた憩いの水を、今後も変わらず利 用してもらいたい」としている。 〈04〉2013年10月06日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎和牛とワインに舌鼓 能登半島穴水まいもんまつり 「秋の陣」で特別イベ ント  穴水町観光物産協会「能登半島穴水まいもんまつり“秋の陣”牛まつり」 (本社共催)の特別イベント「牛&ワインまつり」は5日、同町旭ケ丘の穴水 まいもん体験農園駐車場で行われ、来場者が能登ワインを味わいながら、和牛 の炭火焼きに舌鼓を打った。  地元の海産物や野菜などを取り扱うテントも人気を集めた。能登牛は50食 限定で販売され、開始約1時間で売り切れた。特設ステージでは、地元の穴水 中ブラスバンド部や椿崎オカリナバンドが演奏し、まつりを盛り上げた。 〈05〉2013年10月05日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一般質問、本会議さながら 穴水町で中学生議会 交通、観光で町側が答弁  穴水町中学生議会は4日、町議会議場で開かれ、議員役の穴水中3年生17 人が一般質問した。町側は、役場口交差点に設置してある歩行者用信号の点滅 時間が短く、高齢者が横断歩道を急いで渡る姿をよく見るという生徒の指摘に 対し、県公安委に改善を要求する考えを示した。  中学生議会は今年で6回目。穴水中3年生と石川宣雄町長、町幹部職員ら約 80人が出席し、本会議さながらの雰囲気で一般質問が行われた。  生徒側は、穴水町大町のJAおおぞら穴水支店周辺の道路に街灯のない箇所 があるとし「夜は真っ暗で車から歩行者が見えにくい」と指摘した。町側は早 急に設置を進めたいとした。  ほかに穴水の観光対策など幅広い質問が出された。   〈06〉2013年10月04日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎規格外ブドウ、おつまみに 能登ワイン原料 年内にも販売へ イタリアの 保存食「フィグログ」   ブドウ畑を運営する会社「OkuruSky(オクルスカイ)」(穴水町) は3日までに、能登ワインの醸造用ブドウの規格外品を活用した「フィグログ」 を考案した。フィグログはイタリアの伝統的な保存食で、ワインの酒肴(しゅ こう)として知られるが国産品は珍しい。同社は今後、能登栗も加えて味を研 究し「能登のおつまみ」として発信したい考えだ。 ●穴水のオクルスカイが考案  フィグログは、乾燥イチジクなどのドライフルーツに蜂蜜などを加えて棒状 に固めた食品で、ワインに合う。  オクルスカイが作る品は、ブドウを種ごと乾燥させて作ったレーズンを主役 に、イチジクなどのドライフルーツを合わせて蜂蜜を絡めて棒状にし、塩漬け したブドウ「シャルドネ」の葉で包む。レーズンの甘みを際立たせ、種の食感 も楽しめるように仕上げた。  オクルスカイは能登ワインが醸造に使用するシャルドネを生産している。ワ インの原料にはならないがレーズンにすればおいしく食べられる規格外品の活 用法を探り、フィグログ生産に乗り出した。  同社によると、ワインの醸造用ブドウは食用ブドウより糖度がやや高く粒が 小さいため、よりワインと相性のよいフィグログが作れるという。フィグログ を生産する業者は関東圏に数カ所あるが、国産ブドウを使用する業者は全国で も珍しい。  同社は、年内にも県内のスーパーやカフェ、インターネット上で販売する予 定。今後、穴水町で能登ワインの醸造用ブドウ畑を営む6農家にも協力を呼び 掛ける。村山智一社長は「能登ワインをより楽しめる商品として広めていきた い」としている。 〈07〉2013年10月10日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登、カードゲームに 伝統や自然、遊んで学ぶ 穴水町のNPO制作  穴水町に拠点を置くNPO法人「かけ屋in能登プロジェクト」は9日まで に、能登の里山里海の伝統、動植物、自然を楽しみながら学べるカードゲーム を制作した。2人のプレーヤーが能登各地に伝わる「神」になり、樹齢800 年のアテの巨木を取り合うゲームで、県内の有志が制作に協力した。 ●トキやアマメハギ題材   ゲームは約5カ月かけて制作し「能登里山里海いきものカードゲーム NO T:0(ノト:ゼロ)」と名付けた。カードは計54枚で、子どもに限らず大 人も楽しめるデザインとゲーム性を目指した。  プレーヤーは奥能登の農耕儀礼「あえのこと」や国指定無形民俗文化財「ア マメハギ」などの神カードから1枚を選び、生物カードを召還して戦わせる。 神のライフポイントが尽きた方が負けとなる。  ゲームの制作では、プログラマーの渡辺亮さん(39)=金沢市=と、デザ イナーの大谷友理さん(37)=能美市=が協力した。生物カードは県のレッ ドデータブックを参考に、トキやアカウミガメなどを描き、生態などの説明も 添えた。相手のカードに影響を与える「里山の劣化」や「過疎化」のカードも 用意した。 ●来年販売へ  来年4月をめどに、1セット3千〜4千円で販売し、利益は能登の里山里海 保全活動などに充てる。村山智一代表は「県内外の子どもから大人まで、能登 を学ぶツールとして遊んでもらいたい」と話した。 〈08〉2013年10月08日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎長谷部神社を初改修 拝殿を建て替え 穴水町 江戸期に建築   中世能登の豪族長氏の祖・長谷部信連をまつる長谷部神社(穴水町川島)の 拝殿の建て替えがこのほど、始まった。江戸時代中期の建設以来初めての工事 で、江戸初期に建設された本殿も、屋根の葺(ふ)き替えなど改修工事が行わ れる。20日に上棟式が行われ、来年5月には穴水町で最も古い神社建築が様 相を変えてお目見えする。  建て替えでは主に能登産アテ材を使用する。拝殿は延べ床面積を約100平 方メートルから約130平方メートルに拡大する。本殿は外壁を新たなアテ材 に取り換え、瓦を葺き替える。本殿と拝殿をつなぐ幣殿も建て替える。  境内にある長谷部太鼓会館を改築するほか、同神社で行われる長谷部まつり で、住民が担ぐ神輿(みこし)の保存倉庫を境内に新設する。  長谷部神社は武健霊社(ぶけんれいしゃ)(大明神)と称し、大町の来迎寺 の隣接地に建設され、1935(昭和10)年に、現在地の同町川島に移築さ れた。  東四柳史明宮司は「江戸時代からの歴史を大切に、本殿を整えて後世へ継承 していきたい」と話した。 ★〔長谷部信連(はせべ・のぶつら)〕  鎌倉時代の武将。現在の穴水町と輪島市にまたがる能登国大屋荘(おおやの しょう)の地頭で、穴水城を築いたとされる。 〈09〉2013年10月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎三平堂落語塾、11月10日に開催 穴水町で林家一門  穴水町は11月10日、町さわやか交流館プルートで、林家一門の落語家を 招き「能登穴水三平堂落語塾」(本社後援)を開く。  名誉町民で、初代林家三平師匠夫人の海老名香葉子さんの協力により、今年 で3回目を迎える。林家錦平さん林家種平さん、林家ぼたんさん、林家まめ平 さんが出演する。  体験入門、町民寄席は25日までに申し込みが必要。定員は100人で、応 募多数の場合は抽選となる。問い合わせは町企画情報課まで。 〈10〉2013年10月16日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎早大院生が穴水町を研究 商店街や中居地区の寺社調査 21日から 建築 学専攻・有賀ゼミ 交流人口拡大目指す  早大理工学術院創造理工学研究科は、穴水町の研究に乗り出す。21日から 27日まで院生が同町に滞在し、中居地区と町中心部を主に調査する。人口減 少が進む穴水で、歴史や自然、食など多様な観点から交流人口の拡大策を検討 し、地域振興の鍵を探る。  穴水を研究するのは同科の建築学を専攻する有賀隆教授のゼミで、院生10 人と有賀教授、永野聡助手が参加する。中居地区には、九つの寺社が並ぶ寺院 群があるほか、ボラ待ち櫓などの観光資源がある。ゼミは歴史的な街並みを残 す中居地区に着目し、町中心部やほかの地区と結び付ける周遊方法を探る。  院生は2班に分かれ、中居地区の寺院群と町中心部の商店街を分担して実測 調査する。関係者や住民への聞き取りなども行い、最終日には、町職員や住民 らを対象に、研究成果を発表する。  ゼミでは現在、▽市街地と中居地区を周遊するコミュニティーバス▽中居地 区の灯籠を活用した景観▽住民と観光客が利用できるオープンスペース―など の事前案を考えている。  ゼミは来年度以降も継続して調査する予定。町企画情報課は「院生の専門的 な知識で、穴水を掘り下げて調査してもらい、人を呼び込む企画づくりの参考 にしたい」としている。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞記事データベースサービス」から抽出しました。申し 込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。  コピーや加工、再配付はしないでください。 ・「ふるさとメール能登穴水」の申し込みや解除は、穴水町や北國新聞社のホ  ームページから行うことができます。   穴水町のホームページ   http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞社のホームページ http://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------