■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.136 『ふるさとメール能登穴水』 平成25年9月26日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  肌を刺すような日差しと息苦しくなるような暑さがようやく落ち着き、空は いつの間にか高く、秋へと表情を変えました。  先日、日本を直撃した台風は猛威を振るい、全国各地に大きな被害をもたら しました。被災された地域の皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、 一日も早い復旧をお祈りいたしております。  季節は間もなく10月。秋の行楽シーズンを迎えます。食べ物も美味しく、 色移りゆく木々も見物ですが、穴水町でも楽しいイベントを開催します。  秋の“まいもん”は「牛」。まいもんまつり“秋の陣”は10月1日より、 まいもんまつり加盟店にて、牛メニューのフルコースなどがご賞味いただけま す。また、牛まつりは特別イベントと称し、「牛&ワインまつり」を開催しま す。10月5日(土)、能登ワイン前に特設される会場にて、青空の下、おい しいお肉とワインで盛り上がりませんか?無料のシャトルバスも運行しますの で、お誘い合わせの上、ご来場ください。皆様のご来場をお待ちしています。  そして、恒例となりました林家一門による「能登穴水三平堂落語塾」の観覧 募集も開始となりました。この機会に生の落語を楽しんでみませんか?             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ まいもんまつり“秋の陣”牛まつり  ☆ 牛&ワインまつり  ☆ 第1回穴水町クラフトマーケット「あなまるマーケット2013」  ☆ のと鉄道フェスティバル2013  ☆ 第3回能登穴水三平堂落語塾  ☆ 第58回穴水町駅伝競走大会 参加チーム募集  ☆ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“秋の陣“牛まつり ★★★★★★★★★★★★★★  ステーキ、しゃぶしゃぶ(又はスキヤキ)といった牛のフルコースを、穴水 まいもんまつり加盟店でご用意しております。和牛特有の柔らかい肉を使用し た美味しいお料理をぜひご賞味ください。 日  時:平成25年10月1日(火)〜 31日(木) 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(要予約) 料  金:3,990円(税込) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会         TEL(0768)52−3790  ★★★ 牛&ワインまつり ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年も穴水まいもん体験農園にて、牛&ワインまつりを開催します。会場内 で販売するステーキやお肉をご購入いただき、炭火焼きコーナーにてお召し上 がりいただけます。また、ワインの試飲コーナーも設けておりますので、お肉 と合わせてぜひご賞味ください。皆様のお越しをお待ちしております。 日  時:平成25年10月5日(土)10:00〜15:00 場  所:穴水まいもんまつり体験農園駐車場 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会         TEL(0768)52−3790  ★★★ あなまるマーケット2013 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年初めて、穴水町でクラフトマーケットを開催します。クラフト・アート 作家によるオリジナル作品の展示販売のほか、体験ブースやケータリングカー による飲食ブースもあります。  芝生広場に流れるゆったりとした時間を、お楽しみください。 日  時:平成25年9月28日(土)〜29日(日) 両日とも、10:00〜16:00 ※雨天決行 場  所:あすなろ広場 (お問い合わせ)穴水町企画情報課         TEL(0768)52−3625 ★★★ のと鉄道フェスティバル2013 ★★★★★★★★★★★★★★★  体験コーナーをはじめ、鉄道グッズ販売、鉄道写真展示などさまざまなイベ ントを開催します。能登丼などの出店コーナー、フリーマーケット、屋外ステ ージも予定されていますので、ご家族そろってご来場ください。 日  時:平成25年9月28日(土)〜29日(日) 両日とも、10:00〜16:30 ※雨天決行 場  所:のと鉄道「穴水駅」 体験内容:列車と綱引き(小学生以下)、軌道自転車運転、鉄道模型運転、 ミニ新幹線乗車、フリーマーケットなど (お問い合わせ)のと鉄道株式会社         TEL(0768)52−4422  ★★★ 第3回能登穴水三平堂落語塾 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  初代林家三平夫人、海老名香葉子さんとのご縁で始まった穴水での落語会。 なかなか耳にする機会が少ない生の落語ですが、初めての方も引き込まれる噺 家さんの話術は感動間違いなし!無料で楽しめる寄席は大変貴重です。ぜひこ の機会に、生の落語を楽しんでみませんか? 日  時:平成25年11月10日(日)開演16:00 場  所:穴水町さわやか交流館プルート 2階多目的ホール 出  演:林家一門 ほか 入  場:無料(ただし、事前に申し込みが必要です) 申  込:官製はがきに住所・氏名・連絡先の電話番号を記入の上、ご郵送く ださい。(応募多数の場合は、抽選となります) 締  切:平成25年10月25日(金)必着 (お問い合わせ)穴水町企画情報課         TEL(0768)52−3625 ★★★ 第58回穴水町駅伝競走大会 参加チーム募集 ★★★★★★★★★ 今年も伝統ある駅伝競走大会が開催されます。学校や職場、地域の仲間を誘っ て参加しませんか。たくさんのご参加をお待ちしています。 日  時:平成25年11月17日(日)雨天決行 参 加 費:1チーム 3,000円 ※中高生・オープンは無料 申込期限:平成25年10月17日(木)必着 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局         TEL(0768)52−3720  ★★★ 穴水ニュータウン無償分譲 申込受付中 ★★★★★★★★★★★★  穴水ニュータウンは、奥能登の玄関口に位置し、のと里山海道の越の原イン ター・穴水インターの近くで交通・教育・ショッピングにも恵まれ、自然環境 ・交通面でも利便性が良く、住環境づくりに適しています。  穴水町では、この穴水ニュータウンの土地を、町外からの移住者を対象に、 住宅地として無償で分譲します。定住奨励金交付制度により、最大100万円 の助成も併用することができます。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 所 在 地:穴水町字大町ヨ地内(来迎寺住宅跡地) 分譲区画:1区画 約69坪 全8区画 対 象 者:町外からの移住者で、自己が居住するための住宅を建築し、 穴水町に永住しようとする子育て世代の夫婦 (お問い合わせ)穴水町企画情報課         TEL(0768)52−3625 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課         TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課         TEL(0768)52−3625  ---------------------------------------------------------------------- 01:石巻市から感謝のたわし 穴水町に避難の女性 東日本大震災 町健康ク   ラブヘ100個 「仲間にしてくれてありがとう」 02:奥能登の歴史、再評価を 10年間の調査、1冊に 穴水町の美麻奈比古   神社の四柳宮司 03:73歳の寺谷さん、大関に 伝統の三十三番奉納相撲 穴水町の鹿波白山   神社 04:敬老の日を前に高齢者に花贈る 穴水町の施設など 05:誘客へ連携ツアー のと鉄道と穴水のまちおこし団体 隠れた魅力発掘    ボラ待ち櫓体験好評 06:能登栗、秋を告げる 穴水町で収穫期 完熟度良好 07:のと鉄道穴水駅前に物販施設 観光情報発信 08:町内最高齢103歳の滝川さん宅を訪問 穴水町長 09:伸び伸びと「あえのこと」描く 穴水町の光琳寺保育所 園児が絵制作 10:穴水町に植物工場 ブナシメジやベビーリーフ栽培 長野県の企業 北陸、   関西に出荷 来秋 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2013年09月20日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎石巻市から感謝のたわし 穴水町に避難の女性 東日本大震災 町健康クラ ブヘ100個 「仲間にしてくれてありがとう」  穴水町健康クラブへ19日までに、東日本大震災で被災し約4カ月間、穴水 町中居に避難していた大宮のりこさん(81)=宮城県石巻市=から手編みの エコたわし100個が届いた。大宮さんは同封した手紙で、穴水滞在中に同ク ラブに参加したことに触れ「仲間に入れてくれたことがうれしかった。ありが とう」と感謝をつづった。  エコたわしは、赤色や青色などカラフルな毛糸で編まれている。避難生活を 支えてくれた会員にありがとうと伝えたいと、大宮さんがこつこつと編んだ。 穴水町健康クラブ会長の松田栄四郎さん(81)が受け取り、会員に配布した。  津波で石巻市の自宅が流された大宮さんは2011(平成23)年3月22 日から8月5日まで、長男で施設職員の一夫さん(53)=穴水町中居=宅に 身を寄せた。  大宮さんは近所に住む辻谷とみ子さん(73)の誘いで、同クラブに参加し た。約4カ月間毎週、歌や踊りの練習に励み、内灘町で開かれた能登地区健康 クラブ交歓大会にも出場。生き生きとした笑顔で会員らと楽しんだという。  朗らかな大宮さんはすぐに打ち解け、会員に震災時の様子などを話すなど穴 水になじんだが、「生まれ育った町で暮らしたい」という思いを抑えられず、 仮設住宅を探して石巻市に帰った。  大宮さんは現在も仮設住宅に住んでおり、会員とはメールなどで交流を続け ている。  松田さんは「大変な目に遭いながら明るくふるまう大宮さんに、こちらのほ うが元気づけられた。穴水の仲間を懐かしんでくれてうれしい」と話した。 〈02〉2013年09月19日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎奥能登の歴史、再評価を 10年間の調査、1冊に 穴水町の美麻奈比古神 社の四柳宮司  穴水町川島の美麻(みま)奈(な)比古(ひこ)神社の四柳嘉章(かしょう) 宮司(県輪島漆芸美術館長)は18日までに、同神社の歴史・文化財や奥能登 の祭りにみられる精神文化に関する調査成果を著書としてまとめた。能登が世 界農業遺産として注目される中、足元の歴史文化の再評価が必要と執筆、地元 の図書館など公共施設に寄贈する。  「美麻奈比古神社の歴史と文化財〜奥能登の祭りと形〜」のタイトルで、1 0年がかりでまとめた。全227ページ。同神社は平安中期の「延喜式神名帳」 に記載され、境内からは古代の土器も出土している。「延喜式内社穴水郷三十 六村の総社」としての歴史を現代語訳付き史料で分かりやすく紹介、文化財や 祭りの写真を多数掲載した。  境内に設置されている大砲「40口径アームストロング砲」に関し、大正時 代に当時の町長が下付願(かふねがい)を出した経緯を探ったほか、県内最古 と推定されるご神体、国内に2枚しかない「立花図」など全国的にも貴重な文 化財を収録した。  四柳宮司は「神社史にとどまらず民俗学、考古学的観点から半島文化の個性 に光を当てた。地域の歴史を見詰め直すきっかけにしてほしい」と話した。 〈03〉2013年09月17日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎73歳の寺谷さん、大関に 伝統の三十三番奉納相撲 穴水町の鹿波白山神 社  穴水町鹿波の鹿波白山神社の秋祭りは15日、同神社境内で行われた。伝統 の三十三番奉納相撲(北國新聞社後援)では、自営業寺谷長太郎さん(73) が大関を勝ち取り、青竹の御幣と北國新聞社杯を手にした。  奉納相撲は、境内に住む大蛇を33人目が退治したことから始まったとの伝 説があり、約400年の歴史を誇る。寺谷さんは毎年、秋祭りを楽しみにして おり、赴任先の大阪市から帰省して参加した。  今年は15人の住民がまわしを着けて熱戦を繰り広げ、寺谷さんが33番目 の取組を制して2度目の大関となり、拝殿で表彰された。  楠久雄区長は「今後も住民と協力して伝統の奉納相撲を守っていきたい」と 話した。 〈04〉2013年09月15日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎敬老の日を前に高齢者に花贈る 穴水町の施設など  県花商事業協同組合のフラワーアレンジメント贈呈は14日、穴水町岩車の 特別養護老人ホーム能登穴水聖頌園(せいしょうえん)で行われ、お年寄りの 健康を願った。  16日の「敬老の日」を前に、県内21施設で贈呈された。能登穴水聖頌園 では、同町川島のフラワートリイの鳥井保さん(65)がバラやカーネーショ ンなどを使った花かごを利用者に手渡した。 〈05〉2013年09月14日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎誘客へ連携ツアー のと鉄道と穴水のまちおこし団体 隠れた魅力発掘 ボ ラ待ち櫓体験好評  のと鉄道(穴水町)は穴水のまちおこしグループと連携し、能登の隠れた魅 力を満喫してもらうツアーを展開する。第1弾企画として東京からのツアー客 が13日、ボラ待ち櫓(やぐら)を体験し、好評を得た。北陸新幹線金沢開業 に向け、同社は代表的な観光地巡りとは一味違った地元の人たちとの触れ合い も楽しめる新企画で誘客を図る。  第1弾企画は東京の旅行会社に提案し、実現したツアー。1人での参加限定 の能登半島の旅で、約20人が12日は輪島市の舳倉島へ渡り、13日はのと 鉄道を利用し、列車の運転体験とボラ待ち櫓体験を楽しんだ。  穴水町新崎の湾に櫓を建てたまちおこし団体「新崎・志ケ浦地区里海里山推 進協議会」の協力で、ツアー参加者はボートで海を渡り、櫓の上にのぼって景 色やボラの群れに歓声を上げた。同協議会の岩田正樹会長が案内し、櫓漁の文 化を伝えた。  のと鉄道の観光ツアー客は昨年度3万5千人を超え過去最多となり、今年度 も13日までに2万人を突破、昨年度より早いペースで順調に伸びている。今 後、ボラ待ち櫓をはじめ、農園体験など地元団体との連携ツアーを本格化させ、 さらに底上げを図る。  山下孝明社長は「一般的な観光地巡りでは飽きられる。常に目新しい観光資 源を見つけ出し、地域活性化にもつながる企画を打ち出していきたい」と話し た。 〈06〉2013年09月12日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登栗、秋を告げる 穴水町で収穫期 完熟度良好  11日の石川県内は気温が上がり、加賀菅谷で最高気温30・7度、白山吉 野で30・1度と2地点で、8月31日以来の「真夏日」を記録した。金沢2 9・9度、輪島28・7度など各地で平年を3度ほど上回った。  穴水町山中の東井栗園では、特産「能登栗」が収穫期を迎えた。約3ヘクタ ールに約千本の木が植えられており、同園の東井宏さん(86)らは熟して落 ちた早生(わせ)種「丹沢」の実を拾い集めた。  全農石川穴水事務所によると、今年の実の完熟度合いは良好。10月中旬ま で平年並みの約50トンの出荷を見込んでいる。  金沢地方気象台によると、12日の県内は曇りで昼すぎから一時雨となる見 込み。 〈07〉2013年09月11日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のと鉄道穴水駅前に物販施設 観光情報発信  穴水町は、交流・定住促進の一環でのと鉄道穴水駅前に観光情報発信、物産 販売施設を建設するなど駅前再整備に着手する。奥能登各地域への結節点であ る穴水駅の利便性向上に努める。提出議案説明で石川町長が明らかにした。  このほか、外部有識者や地元各種団体による「穴水町『観考(かんこう)ま ちづくり会議(仮称)」を設け、町中心部への誘客など地域振興策を検討する。  今年度から始めたウオーキングを推進する「健康長寿のまちづくり」では、 同町乙ケ崎地区にウオーキングコースを整備し、観光と健康づくりの一体化を 目指す。 〈08〉2013年09月07日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎町内最高齢103歳の滝川さん宅を訪問 穴水町長  穴水町内最高齢103歳の滝川作太郎さん=同町曽良=宅に6日、石川宣雄 町長が訪れ、滝川さんの健康を願った。  石川町長から花束を贈られた滝川さんは「皆さんのおかげです」と笑顔を見 せた。趣味の囲碁を楽しんでいる滝川さんは長寿の秘訣(ひけつ)について 「頭を使い、栄養バランスのとれた食生活で規則正しい生活を送ることが大切」 と話した。 〈09〉2013年09月05日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎伸び伸びと「あえのこと」描く 穴水町の光琳寺保育所 園児が絵制作  穴水町波志借(はじかし)の光琳寺保育所で4日、園児が奥能登の国重要無 形民俗文化財の農耕儀礼「あえのこと」の絵画制作に励んだ。  同保育所は昨年12月と今年2月、町内で行われた「あえのこと」を見学し た。絵画制作は地元の伝統文化を形にして見直すことを目的に行われた。  園児は縦約1メートル、横約1・8メートルのキャンバスに、耐水性絵の具 で「田の神」へのもてなしを伸び伸びと描いた。  絵画は11月に町教委の「のと・穴水の里山・里海風景展(仮称)」で展示 される予定となっている。 〈10〉2013年09月05日(木)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎穴水町に植物工場 ブナシメジやベビーリーフ栽培 長野県の企業 北陸、 関西に出荷 来秋  キノコ、野菜栽培のミスズライフ(長野県飯綱町)は5日までに、穴水町旭 ケ丘で植物工場を建設する方針を決めた。来年秋から出荷を開始し、環境に配 慮した生産方式でつくった農産物を北陸、関西圏のスーパーに供給していく。 能登での大規模な植物工場は初めてで、6日に小林満社長、石川宣雄穴水町長 が谷本正憲知事を訪れ、進出を正式表明する。  投資額は約10億円で、能登ワイン(穴水町)に近接する土地3万6千平方 メートルを取得し、工場と農場を建設する。来年春ごろの着工、夏の完成を予 定し、地元で20〜30人の新規雇用を見込む。  工場内では温度、湿度、光量などの生育環境を管理してブナシメジを生産。 加工後に残った石突きの部分でつくった堆肥からサラダ用若葉のベビーリーフ も栽培する。  ミスズライフの2013年3月期の売上高は26億6300万円。現在は長 野、新潟県で7工場、2農場を運営し、関東、東海方面に販売展開している。 新たに北陸、関西圏に進出するため、石川県に生産拠点を設けることにした。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は「北國新聞記事データベースサービス」から抽出しました。申し 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