■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.113 『ふるさとメール能登穴水』 平成23年10月27日号                          毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  秋晴れとなった10月8日、穴水まいもん体験農園駐車場において「牛&ワ インまつり」が開催されました。限定の能登牛ステーキ、焼肉用の国産牛肉な ど好調な売れ行きで、会場に設けられた50mの炭火焼コーナーで焼いて、ア ツアツを美味しそうに頬張る家族連れの姿が多く見られました。また、牛の丸 焼きコーナーは今年も大人気で、炭火で豪快に焼かれたお肉の香りに誘われて 多くの人が集まり、行列が絶えることはありませんでした。  イベントに来た方も来ることができなかった方も、美味しいお肉を堪能でき るラストチャンスです!まいもんまつり“秋の陣”牛まつりは10月31日ま で開催中です。穴水町内の飲食店にて、ステーキや牛シャブシャブ(またはス キヤキ)などフルコースをご用意しております。  また、現在「能登空港ウェルカウキャンペーン」を実施中で、能登−羽田便 ご利用の方に抽選で20名様に能登牛すき焼き肉が当たります。このお得な機 会をお見逃しなく!美味しさの詰まった穴水町にぜひお越しください。  なお、「能登空港ウェルカウキャンペーン」の詳細につきましては、下記の サイトをご覧ください。(http://www.notohantou.net/2011welcow/)             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 第46回穴水町文化祭  ☆ 第56回穴水町駅伝競争大会  ☆ 穴水大市  ☆ 三平堂落語会  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 第46回穴水町文化祭 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  『芸術の秋』にふさわしいイベントです。  美術作品の展示や、民謡・吹奏楽といった芸能の発表など、のとふれあい文 化センターをメイン会場に、穴水町文化祭を開催いたします。 日  時:平成23年11月3日(祝)〜 4日(金)      ≪開会式・功労者表彰式≫        のとふれあい文化センター ラベンダーホール        3日(祝)午前10時 〜 午前10時30分      ≪展示部門≫        のとふれあい文化センター・B&G海洋センター        3日(祝)午前9時30分 〜 午後5時30分        4日(金)午前9時    〜 午後3時        住吉公民館        3日(祝)午前9時    〜 午後4時      ≪芸能部門≫        のとふれあい文化センター ラベンダーホール        3日(祝)午前10時40分 〜 午後3時30分 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局                   TEL(0768)52−3720  ★★★ 第56回穴水町駅伝競走大会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年も伝統ある駅伝競走大会が開催され、40チーム、280名が出場しま す。今年は一部コース変更があり、0.3km増の31.5kmとなります。  全チームが優勝を目指し、平日夜や休日を利用して練習に励んでいます。皆 様の温かい声援をよろしくお願いいたします。 日  時:平成23年11月20日(日)雨天決行      ≪開会式≫        清水体育館(旧諸橋小学校) 午前8時30分      ≪スタート≫        古君集会所 午前10時      ≪ゴール≫        穴水町営陸上競技場 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局                   TEL(0768)52−3720  ★★★ 穴水大市 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  毎年恒例の「しまい市」が開催され、さまざまなお店が軒を連ねます。ご家 族そろってお出かけください。 日  時:平成23年10月27日(木)〜 31日(月) 場  所:穴水町商店街通り (お問い合わせ)穴水町大市運営委員会                   TEL(0768)52−0002  ★★★ 三平堂落語会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年は、先日オープンしたばかりのプルートにて、三平堂落語会が開催され ます。入場ご希望の方は、官製はがきに必要事項をご記入のうえ、企画情報課 までお申し込みください。 日  時:平成23年12月3日(土)      ≪落語会≫        開場:午後4時30分  開演:午後5時      ≪落語一日体験入門≫        午後1時 〜 午後3時 場  所:穴水町さわやか交流館プルート 2階多目的ホール 出 演 者:林家 鉄平、林家 錦平、翁家 勝丸、林家 まめ平 入 場 料:無料 申込方法:官製はがきに、住所・氏名・連絡先(電話番号等)をご記入のうえ、      穴水町企画情報課までお送りください。後日、入場整理券を郵送し      ます。なお、応募多数の場合は抽選となります。(座席数:80席) 申 込 先:〒927−8601      石川県鳳珠郡穴水町字川島ラの174      穴水町企画情報課 申込締切:平成23年11月21日(月)必着 (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 01:能登半島地震 花時計で伝え 穴水ライオンズクラブ 交流館敷地内に設   置 02:ブロガー招き魅力PR 穴水町の上中ふるさとづくり地域協議会 四村地   区で6人が稲刈り体験 03:地域資源活用助成 穴水町が4件採択 04:豊かな「田舎」を体感 穴水町椿崎町内会 初のツアー始まる 石川県内   外から参加者、定住促進へ 05:RDFセンター試運転を開始 輪島・穴水地域 06:ふるさと民話を紙芝居 穴水町児童館 9日初披露 07:穴水町の秋の味覚を満喫 牛&ワインまつり 08:防災、生涯学習の拠点 穴水町交流館プルート完成 09:名物ガイド売り物に のと鉄道、ツアー誘客好調 上半期で前年度実績超   え 10:のと鉄道鹿島駅に「峨山きりしま」 穴水第一平和保育所 ドングリの苗   も植樹 11:「里ナビさん」を養成 穴水町教委 観光ボランティア 31日から講座 12:中居鋳物の絵図を修復 穴水町教委 金沢学院大が協力 江戸末期〜明治   作 25日から特別展で紹介 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年09月29日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登半島地震 花時計で伝え 穴水ライオンズクラブ 交流館敷地内に設置  穴水ライオンズクラブ(LC)は9月28日、のと鉄道穴水駅前で建設中の 穴水町さわやか交流館プルートの敷地内に、花時計を完成させた。能登半島地 震の発生時刻午前9時42分を指し示す位置にトキ2羽の石像が置かれたデザ インで、震災の記憶を後世に伝える。  花時計は直径約5メートルで、製作には石川高専が協力した。周囲の壁面に は、震災発生後に地元園児や児童らが手形を押した陶板が飾られている。文字 盤部分には、石川宣雄町長が揮毫(きごう)した「記憶」の文字を刻んだ御影 石も置かれた。  この日は、石川高専環境都市工学科の豊田剛講師と学生、町商工会青年部員、 県精育園の関係者ら約20人が作業に参加。花時計にマリーゴールドやベゴニ アなど約350本を植えた。  花時計は10月9日に除幕式が行われ、午前9時42分に稼働した。 〈02〉2011年09月30日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ブロガー招き魅力PR 穴水町の上中ふるさとづくり地域協議会 四村地区 で6人が稲刈り体験  穴水町の上中ふるさとづくり地域協議会は9月29日、「人気ブロガー」と して知られる東京都在住の起業家女性6人を同町四村地区に招き、地域の魅力 を発信してもらうPRツアーを実施した。  6人は、ハッピーコーディネーターとして活動するみさきのゑさんをはじめ、 7店舗の経営者やジャズシンガー、料理教室主宰など多彩な顔ぶれ。稲刈りや はさ掛け体験、地元住民らとの交流会に臨み、撮影した写真を現地から次々に ブログに掲載した。  同地区は、過疎化が進む中山間地。協議会は、のとキリシマツツジやコメな どの魅力発信とともに、起業家の目線でまちおこしに助言してもらおうと、ツ アーを初めて企画した。農林水産省の「食と地域の交流促進対策交付金」を活 用した。  6人は同地区で宿泊し、30日は料理や散策を楽しむ。みさきさんは「発信 力を付ければ、東京に行かなくても商売ができる。情報発信の手本になれたら うれしい」と述べた。 〈03〉2011年10月01日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地域資源活用助成 穴水町が4件採択  穴水町は9月30日、地域資源の活用に向けて創設した助成制度の第1号と して、4件を対象に採択した。  町地域情報センターで審査会を開き、補助申請した4事業者が各事業計画や 意気込みについて説明。背戸勝比古委員長ら審査員6人が新規性や市場性など 5項目で採点し、いずれも採択した。  内訳は、支援事業が3件、その準備として調査研究などを行う推進事業が1 件だった。採択された事業者と事業名は次の通り。  ◇支援事業▽幸寿し「能登の山菜ぶっかけ丼試作事業」▽新崎釣筏組合「黒 鯛の里再生事業」▽たんぽぽ山荘「能登の自然を活用した農家民宿メニュー開 発事業」  ◇推進事業▽加藤石材店「天然石調理器の試作」 〈04〉2011年10月02日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎豊かな「田舎」を体感 穴水町椿崎町内会 初のツアー始まる 石川県内外 から参加者、定住促進へ  穴水町岩車の能登椿崎別荘地定住者らで組織する椿崎町内会の「里山里海体 験ツアー」(本社後援)は1日、同別荘地で始まり、県内外からの参加者16 人が豊かな自然に囲まれた「田舎暮らし」を体験した。  同町内会は波静かな湾内での船釣りや山菜採りを満喫できる環境にあり、 「団塊の世代」などの定住者が増加。発足4年目で人口は3倍となり、14世 帯36人が加入している。ツアーは「第二の人生」を楽しむ仲間を増やそうと、 町の補助を得て初めて実施された。  金沢、白山市と津幡町、栃木県の40〜70代の男女が参加した。4班に分 かれ、住民所有のヨットによる湾内の遊覧や芋掘り体験を楽しんだほか、定住 者の家庭を訪ねて暮らしぶりに触れた。  特設テントで開かれた交流会には、山矧T疎・・皺馗垢虧鵤毅或佑・仞福・ミ 川宣雄町長が「何度でも足を運んで魅力を知り、できれば定住してほしい」と あいさつし、住民らが釣った新鮮なアオリイカやクロダイなどの手料理に舌鼓 を打った。  NPO法人「ふるさと回帰支援センター」(東京)の相談員も参加し、「田 舎暮らし」の全国事例を紹介。栃木県足利市から参加した自営業石井利明さん (47)は「都会で暮らした住民が多く、オープンな雰囲気で良いと思う」と 述べた。  ツアーは1泊2日の日程で、2日は能登ワインの見学などを行う。 〈05〉2011年10月04日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎RDFセンター試運転を開始 輪島・穴水地域  輪島市穴水町環境衛生施設組合が同市門前町原に建設中のごみ固形燃料化施 設「輪島・穴水地域RDFセンター」がほぼ完成し、3日、試運転が開始され た。  施設は鉄骨・鉄筋コンクリート造の3階建てで、建築面積は3184平方メ ートル。熱風乾燥方式で、1日当たり40トンの一般廃棄物を固形燃料化でき る。一昨年11月に着工し、来年3月中旬から本格的に稼働する。建設費は2 6億9451万円。  この日は、穴水町と輪島市から収集車が集めた家庭ごみが処理された。11 日、ごみ固形燃料を石川北部RDFセンターに初搬出した。 〈06〉2011年10月05日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ふるさと民話を紙芝居 穴水町児童館 9日初披露  穴水町児童館は、同町各地に伝わる民話を題材にした「ふるさと紙芝居」計 6話を完成させた。郷土愛の醸成につなげたい考え。町さわやか交流館プルー トの落成式に合わせ、9日に初披露した。  藩政期の加賀八家の一つ長家にまつわる伝承を描いた「菜あげそうけ」をは じめ、同町木原区のムジナ退治の民話「踊る塩さば」などを題材に、「まちづ くり会社 江尻屋」が脚本を執筆。金沢市のイラストレーター新矢伸子さんが 絵を担当した。  9日は、町内の女性が組織する「お話ボランティアこぐまグループ」が、同 館で一般の来場者に「菜あげそうけ」など2話を披露した。  町児童館は、館内で利用するだけでなく、保育所や小学校に紙芝居を貸し出 す方針。このほかの題材は次の通り。  明泉寺の姫宮伝説、沖波の官女伝説、甲の鹿橋、銭塚の仙人 〈07〉2011年10月09日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町の秋の味覚を満喫 牛&ワインまつり  穴水町観光物産協会「能登半島穴水まいもんまつり“秋の陣”牛まつり」 (本社共催)の特別行事「牛&ワインまつり」は8日、穴水町旭ケ丘の穴水ま いもん体験農園駐車場で開かれ、町内外の約2千人(主催者発表)が能登牛や 能登ワイン、地元産ブタ「のと猪(い)部(べ)里児(りこ)」などを味わっ た。  地元産の魚介類や野菜などを扱う13店舗がテントを張り、来場者は、長さ 約50メートルの炭火焼きコーナーで穴水の秋の味覚と能登ワインの取り合わ せを堪能した。のと猪部里児の串焼きも人気を集めた。  特設舞台では、白山市在住の漫才コンビ「ぶんぶんボウル」のコント、ブラ スバンド演奏や合唱、カラオケなどが繰り広げられた。 〈08〉2011年10月10日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎防災、生涯学習の拠点 穴水町交流館プルート完成  穴水町がのと鉄道穴水駅前で整備していた「町さわやか交流館プルート」の 落成式は9日行われ、町や県関係者、地元住民ら約400人が地域防災と生涯 学習拠点の完成を祝った。  愛称は「プルート穴水」で、鉄骨造り2階建て延床面積1526平方メート ル、総事業費5億2659万円。4年前の能登半島地震で全壊した町立図書館 と穴水公民館に加え、町児童館、町生涯現役センター、町ファミリーサポート センター、観光ブースが入居した。災害時は240人が3日間避難できる。  石川宣雄町長、谷本正憲知事、宮下正博、山口彦衛の両県議、小坂孝純町議 会議長らがテープカット。石川町長が「全国の皆さんや県の支援で復興が順調 に進んだ」とあいさつし、谷本知事らが祝辞を述べた。  能登半島地震の発生時刻に合わせ、穴水ライオンズクラブが設置した花時計 の始動式も行われた。穴水ロータリークラブは傘と傘立てを寄贈。谷本知事が 揮毫(きごう)した「復興之碑」が除幕され、紙芝居や獅子舞、もちつきなど 多彩な催しが繰り広げられた。 〈09〉2011年10月10日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎名物ガイド売り物に のと鉄道、ツアー誘客好調 上半期で前年度実績超え  今年度上半期(4〜9月)、のと鉄道(穴水町)を利用した観光ツアー客が 合計約1万1千人に上り、前年度の年間実績をすでに上回っていることが同社 の調べで分かった。名物ガイド「ポッポ屋」の解説付きツアーが好評で県内外 から訪れる人が増えているためで、同鉄道は「能登の里山里海」の世界農業遺 産認定を追い風に旅行会社と連携を強め、誘客を促進する。  のと鉄道をコースに組み込む観光ツアーは同鉄道の営業強化もあり、200 9年度から好調で、09年度の年間利用者数は前年度比約2倍の約1万人とな った。昨年度は約9400人にとどまったが、今年度は例年にない伸びを見せ ている。  同鉄道は名物ガイドの人気が広がっているためと分析する。ガイドは元ホテ ルマン山崎研一さん(39)=中能登町川田=。沿線の見どころなどを軽妙な 話術で紹介しており、旅行会社クラブツーリズム(東京)の第2国内旅行セン ターが今年1月、のと鉄道の名物ガイド付きツアーを商品化したことも利用者 数を押し上げた。  同社が支店や他の旅行業者にツアーを売り込みを強化しているほか、東日本 大震災の影響で観光客が能登へ流れていることが利用増につながったとする業 界関係者もいる。  同鉄道によると、来年3月ごろまで観光ツアー客の予約が入っており、来年 春以降も大手旅行業者2社からツアーを組みたいとの申し入れを受けた。今後、 世界農業遺産に認定された能登の魅力を国内各旅行会社にアピールし、「一層 の送客を働き掛けたい」としている。 〈10〉2011年10月20日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のと鉄道鹿島駅に「峨山きりしま」 穴水第一平和保育所 ドングリの苗も 植樹  穴水町川島の穴水第一平和保育所の園児らは19日、同町ののと鉄道鹿島駅 の隣接地に、のとキリシマツツジの一種「能登峨山(がざん)きりしま」の苗 木を植えた。  「能登さくら駅」の愛称で知られる同駅では今年6月から、同駅さくら保存 会が新たな魅力を加えようと、能登峨山きりしまの植樹を進めている。  この日は年長組の園児35人が、地元老人会「根木校下福寿会」の7人とと もに、高さ30センチ前後に育った苗木45本を植えた。  園児らは、NPO法人「子どもの森づくり推進ネットワーク」(東京)の運 動の一環として、ドングリの苗木6本も植樹した。2年前の年長組の園児らが 拾ったドングリを、昨年の年長組の園児らが育てた苗木を使った。 〈11〉2011年10月20日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「里ナビさん」を養成 穴水町教委 観光ボランティア 31日から講座  穴水町教委は31日から、町ふるさと案内人「里ナビさん」と銘打った観光 ボランティアの養成講座を始める。「能登の里山里海」が世界農業遺産に認定 されたことを受け、穴水の自然や文化を広く紹介できる人材を育て、町さわや か交流館プルートを拠点に活動してもらう。  講座は12月26日まで計5回で、町歴史民俗資料館や町能登中居鋳物館の 展示品の説明、町内の名所や旧跡の基礎知識、もてなしの心得などを学ぶ。  町教委は受講後に修了証を発行。修了生のうち希望者は町に「里ナビさん」 として登録し、町さわやか交流館プルート1階の地域情報ギャラリーを拠点に 観光案内を行う。  「里ナビさん」の名称は、世界農業遺産に登録された「能登の里山里海」に ちなんだ。北陸新幹線の金沢開業で見込まれる首都圏からの観光客に、対応で きる態勢を整える。  申し込みは25日まで。受講は無料。問い合わせは町教委事務局=0768 (52)3720まで。 〈12〉2011年10月23日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎中居鋳物の絵図を修復 穴水町教委 金沢学院大が協力 江戸末期〜明治作  25日から特別展で紹介  穴水町教委は22日までに、金沢学院大の協力を得て、同町で栄えた中居鋳 物の大燈籠(とうろう)が描かれた絵図を修復した。祖先が鋳物師(いもじ) だった町出身者から寄託された品で、町教委は江戸時代末期から明治時代初頭 に描かれたとみている。中居鋳物の絵図はほとんど現存しておらず、貴重な資 料として、25日から町能登中居鋳物館での特別展で紹介を始めた。  絵図は縦262センチ、幅115センチ。和紙に墨で大燈籠が描かれており、 町教委によると、鋳物師が製作時に参考にしたとみられる。中居南出身で中居 鋳物保存会の元会長である小林太二さん(84)=横浜市=が昨年9月、町教 委に寄託した。  町教委は金沢学院大美術文化学部の中村晋也准教授を通じて同大に修復を依 頼。文化財学科3年生が講義「文化財修復演習」の一環として、昨年9月から 今年7月まで修復に当たった。  中村准教授は、ほぼ原寸大で大燈籠が描かれた絵図は、中居鋳物では他に例 がないと指摘し「学生も緊張感を持って修復を学ぶことができた」と述べた。 町教委は、この絵図を中居鋳物の工程もうかがわせる資料とみている。  特別展は中居鋳物保存会が来月6日まで開催する。小泉正敏会長は「絵図の 見学を通して地元住民にも、あらためて中居鋳物を見直してほしい」と話した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水町ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  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