■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.106 『ふるさとメール能登穴水』 平成23年3月24日号                         毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  観測史上最悪の被害をもたらした東北地方太平洋沖地震の発生から2週間が 経とうとしています。地震、津波の被害に遭われたみなさまに、心よりお見舞 い申し上げます。  穴水町では、被災された方々に対する義援金や支援物資の受付を直ちに開始 し、3月21日には、能登半島地震の際にご支援をいただいた宮城県東松島市 に、食糧や生活用品などの支援物資をお届けしました。  今後も、一日も早い復興を願い、みなさまからお預かりした温かい善意を被 災地にお届けします。ご協力をよろしくお願いいたします。  さて、平成19年に発生した能登半島地震から明日でちょうど4年を迎えま す。今年秋には、駅前に児童館、図書館機能を兼ね備えた防災拠点施設が完成 予定で、災害時は避難所としても活用でき、町の防災対策の拠点になります。  なお、この施設の建設状況や工事進捗等は、町ホームページで定期的にご紹 介しています。ぜひご覧ください。(トップページ内のトピックス)  穴水町は、平成23年度から第5次穴水町総合計画を実施します。基本目標 の1つでもある「人にやさしく安心して安全に暮らせる“まち”」の実現に向 けて、防災体制の充実を図り、災害や事故のない安全な“まち”を目指してい きます。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 東北地方太平洋沖地震 義援金受付  ☆ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり  ☆ 第20回 花見だよ!イン「能登さくら駅」  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 東北地方太平洋沖地震 義援金受付 ★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では、東北地方太平洋沖地震の義援金および募金を受け付けておりま す。みなさまの善意とご協力をお願いいたします。 住  所:〒927−8601      石川県鳳珠郡穴水町字川島ラの174番地 口座振込:北國銀行 穴水支店 普通 256357 口座名義:東北地方太平洋沖地震義援金 穴水町長 石川 宣雄      ※北國銀行穴水支店の窓口にて申請する場合、手数料は無料です。 (お問い合わせ)穴水町役場                   TEL(0768)52−0300  ★★★ まいもんまつり“春の陣”いさざまつり ★★★★★★★★★★★★  穴水の春を告げる小魚として珍重される「いさざ」。その・☆ぢいさざ・・ぢのフルコ ースを穴水町内のまいもんまつり加盟店にてお召し上がりいただけます。とれ たて新鮮な「いさざ」料理で春を感じてみてはいかがでしょうか。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kanko/maimon/isaza.html 期  間:平成23年3月10日(木)〜 4月10日(日) 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:いさざのおどり喰い、いさざの卵とじ、      小バチメの唐揚げ又はいさざの揚げ物、ハチメの塩焼き、      お刺身(魚)、ご飯、いさざのお吸い物、香の物 料  金:3,990円(税込) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 第20回 花見だよ!イン「能登さくら駅」 ★★★★★★★★★★  のと鉄道「能登鹿島駅」は、プラットホームに並ぶ数十本の桜が線路上に桜 のトンネルを作ることから「能登さくら駅」と呼ばれ、住民のみならず、毎年 多くのアマチュアカメラマンや鉄道ファンが訪れています。  当日は、太鼓演奏や歌謡ショー、カラオケなどさまざまなアトラクションが 催されます。また、周辺にはお祭り屋台が並び、いさざのおどり喰いや能登ワ インなど、穴水の美味しい幸をお召し上がりいただけます。この機会にご家族 揃ってぜひご来場ください。  なお、イベント会場周辺には駐車場がありませんので「のと鉄道」をご利用 ください。  詳細につきましては、能登鹿島駅さくら保存会の公式ブログをご覧ください。  http://blog.livedoor.jp/notosakuraeki/ 日  時:平成23年4月17日(日)午前10時 〜 午後3時 場  所:のと鉄道 能登鹿島駅構内 主  催:能登鹿島駅さくら保存会 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625 ★★★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ---------------------------------------------------------------------- 01:食の穴水、歴史も知って 観光案内人を育成 「散歩」でボランティア発   掘 穴水町教委、新年度予算に計上 02:特産品開発へ基金を創設 穴水町の新年度当初予算 03:一般会計8%増の61億7800万円 穴水町の新年度予算 04:Iターン対象に 穴水町の宅地無償分譲 新年度予算 移住奨励金見直し   へ 05:カキパスタをどうぞ コンテスト1位、2店で販売開始 穴水町地域づく   り協議会 06:旬のイサザ、躍り食い きょうから穴水町で「まつり」 公募モニターが   試食 07:穴水のナマコ、まんじゅうに 地蔵とともに名物へ 北川さん 震災復興   目指し かぶとみそで風味付け 08:市町議会(10日) 穴水町 「物忘れ外来」を新設 公立穴水総合病院    禁煙外来も検討 09:自然石護岸で海再生 穴水町の里海里山推進協議会 ナマコ、稚貝のすみ   かに 海洋センターが追跡調査 10:イサザ漁、手軽に体験 穴水のまちづくり会社企画 ミニチュアの網使い 11:東日本大震災 住民一丸で「能登」の恩返し 救援物資の集約、搬送加速 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年02月28日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎食の穴水、歴史も知って 観光案内人を育成 「散歩」でボランティア発掘  穴水町教委、新年度予算に計上  穴水町教委は新年度、観光ボランティアの発掘に乗り出す。町内の史跡など について町民に理解を深めてもらう事業「歴史散歩」を計3回開催し、参加者 から人材を見つけ出して、同町の歴史の案内人として育成する。新年度当初予 算に事業費を盛り込んだ。  町観光ボランティアの発掘と育成は、初の試み。町教委は、冬場のカキをは じめとする同町の「食」の魅力が広く浸透しているのに比べ、歴史的な地域資 源がまだ知られていないとみている。将来的に史跡などをめぐる観光ルートづ くりを進める考えで、それに先立ち、観光ボランティアの育成に着手すること にした。  歴史散歩の対象とするのは、国重要文化財の「明泉寺石造五重の塔」など文 化財の宝庫とされる明泉寺がある諸橋・甲地区と、かつて中居鋳物で栄え、中 居鋳物館のある住吉地区、加賀八家の長家ゆかりの穴水地区となる。  さらに来年度には、観光ボランティア希望者に対し、各地区の歴史的な知識 だけでなく観光客への説明能力を高める研修や、現地での実地研修も計画。能 登空港、能登ワインと各地区をつなぐ観光ルートも提案する。  町教委は「観光ボランティアを少なくとも10人は育てて、歴史にスポット を当てた町の魅力発信につなげたい」としている。 〈02〉2011年03月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特産品開発へ基金を創設 穴水町の新年度当初予算  穴水町は新年度、町内の個人や団体の特産品開発などを支援するため、町地 域資源活用支援基金を創設する。北陸新幹線金沢開業や能登有料道路無料化を にらみ、5年間にわたって新産業創造と既存産業の拡充を図る。  同基金を活用し、1件当たり事業費の3分の2以内で100万円まで補助す る。町新年度当初予算に基金積立金2千万円を計上した。 〈03〉2011年03月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎一般会計8%増の61億7800万円 穴水町の新年度予算  穴水町は2月28日、新年度当初予算案を町議会に内示した。一般会計は前 年度当初比8・0%増の61億7800万円で、病院と水道の事業会計を除く 7特別会計と合わせた総額は同2・5%増の90億9064万円となった。  一般会計の歳出増は病院事業会計の累積債務を来年度末でゼロにするための 同会計への繰入金増加などが要因。さらに緊急雇用創出交付金事業の拡大、老 朽化した沖波漁港の整備、町道宇留地越の原線の道路改良などのため増額とな った。  10月オープン予定の復興まちづくり支援施設建設工事費に2億4951万 円、同施設管理運営費636万円を盛り込んだ。このほか主な事業は次の通り。  ▽自主防災組織育成事業300万円▽被災文化財修復事業費(明泉寺)22 0万円▽新規移住定住地域支援事業(椿崎地区)20万円 〈04〉2011年03月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎Iターン対象に 穴水町の宅地無償分譲 新年度予算 移住奨励金見直しへ  穴水町は、新年度に予定する同町上来迎寺町の宅地無償分譲の対象を、町外 から移住する20歳以上40歳未満の「Iターン者」とする方針を決めた。新 年度に第1弾として宅地12区画を造成して入居者を募り、町移住定住促進奨 励金制度も使いやすいように見直す。  分譲第1弾は、町住宅団地跡地約4400平方メートルのうち約2800平 方メートル。町は6月に造成工事に着手し、10月から入居希望者を募る。今 後、町出身の「Uターン者」の取り扱いも協議する。  住宅新築などに100万円まで補助金を交付する奨励金制度は、住宅への県 産材50%以上使用を求める現行の交付要件が利用しにくいとみて、見直す。  町新年度当初予算に、宅地造成費457万円が計上された。 〈05〉2011年03月02日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎カキパスタをどうぞ コンテスト1位、2店で販売開始 穴水町地域づくり 協議会  穴水町地域づくり協議会の「ノトリアーナ創作パスタ料理コンテスト」の最 優秀作品が1日、同町と七尾市の飲食店2店舗のメニューに加わった。特産カ キを使った「能登牡蛎(かき)食いにこんかい菜パスタ」で、能登の食材の魅 力発信につなげる。  パスタは黒川薫さん=金沢市=の作品で、中島菜、こんかイワシなどが使わ れている。2店舗のうち同町此木の「来夢来人(らいむらいと)」では、初日 から注文が相次いだ。岡浦啓子さん(63)=輪島市三井町=は「カキと中島 菜の風味のバランスが良かった」と話した。  もう1店舗は、七尾市小島町の「イル・ピアット・ハタダ」で、事前注文が 必要。さらに穴水町川島の料理旅館「竹亭」でも、別の入賞作であるフジガイ を使ったパスタをコースに組み込んだ。 〈06〉2011年03月10日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎旬のイサザ、躍り食い きょうから穴水町で「まつり」 公募モニターが試 食  穴水町観光物産協会は9日、「能登半島穴水まいもんまつり“春の陣”いさ ざまつり」(本社共催)の試食会を同町川島の飲食店「もりそば」で開き、一 般公募モニターが躍り食いなどで旬のイサザの味覚を堪能した。  町内では、昔ながらの四つ手網を使ったイサザ漁が春の風物詩となっており、 今年も1日に解禁された。いさざまつりは10日から4月10日まで開かれ、 卵とじや揚げ物など計8品のフルコース(税込み3990円)や単品が加盟店 で味わえる。予約が必要。  試食会ではフルコースが提供された。東大阪市出身で躍り食いを初めて体験 した会社員美間伸彦さん(24)=同町川島=は「口の中で跳びはね、のどを 通るイサザの食感がたまらない」と話した。  まつりの問い合わせは、同町観光物産協会=0768(52)3790=ま で。 〈07〉2011年03月10日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水のナマコ、まんじゅうに 地蔵とともに名物へ 北川さん 震災復興目 指し かぶとみそで風味付け  穴水町川島の北川良治さん(41)は9日までに、地元産ナマコを素材に使 ったまんじゅうを、同町の「まちづくり会社 江尻屋」と共同開発した。ナマ コに含まれるコラーゲンに着目し、同町甲地区特産の「かぶとみそ」で風味付 けした。地元の「千日地蔵尊」にちなみ、「千日地蔵まんじゅう」と名付けて 新名物を目指す。  まんじゅうは直径約3センチの丸形。小麦粉の生地に、乾燥させて粉末にし たナマコと、かぶとみそが練り込まれているほか、地元産の小豆をたいたあん こが入っている。  北川さんは同町川島のスーパー「フレッシュフーズストアーキタカワ」に勤 務。県産業創出支援機構の「産業復興販路開拓等支援事業費補助金」を活用し、 昨年6月からまんじゅうの開発に取り組んできた。江尻屋が、ナマコの粉末化 を担当した。  千日地蔵尊は約1・2メートルで、同町川島の地蔵堂に安置されている。毎 年8月10日に扉が開けられて「千日地蔵まつり」(北國新聞社後援)が開催 され、この日に参拝すると、千日分の功徳があるとされる。能登半島地震で被 災し、地元住民が修復に向けて募金を集めている。  北川さんは、豊かな地元食材とともに千日地蔵尊を広く発信し、震災からの 復興につなげたいとの思いでまんじゅうを開発。「甘さと塩加減のバランスが 良く、おいしく仕上がった。コラーゲン入りで美容効果も期待できる」と話し た。 〈08〉2011年03月11日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎市町議会(10日) 穴水町 「物忘れ外来」を新設 公立穴水総合病院  禁煙外来も検討  穴水町議会3月定例会は10日、本会議を再開し、山本祐孝、大中正司、蔵 瀬助定、伊藤繁男(以上無所属)の4氏が一般質問した。町側は、公立穴水総 合病院に、認知症の早期発見や治療に取り組む「物忘れ外来」を新設する計画 を示した。同外来の開設は、奥能登の公立病院では初めてとなる。  倉知圓院長が、3月中旬に同病院で稼働予定の磁気共鳴画像装置(MRI) と、改良された核医学診断装置を駆使して、認知症に取り組むとした。西願司 内科医長を担当医に、4月開設を目指す。  倉知院長は、禁煙外来の新設も早急に実現したいと述べた。新年度にコンピ ューター断層撮影装置(CT)を更新し、2012(平成24)年度に電子カ ルテを導入する計画も示した。  このほか主な答弁は次の通り。  ▽能登有料道路別所岳サービスエリアで奥能登2市2町が連携し、農産物な どを販売し観光情報を発信する▽駅前広場の整備計画を策定し、一部事業を (今年度内に)前倒し実施する 〈09〉2011年03月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎自然石護岸で海再生 穴水町の里海里山推進協議会 ナマコ、稚貝のすみか に 海洋センターが追跡調査  穴水町の新崎・志ケ浦地区里海里山推進協議会は、同町の新崎漁港の堤防沿 いにナマコや稚貝などのすみかを作り、コンクリート堤防によって失われた、 豊かな生態系の復元を目指す活動に乗り出す。27日に自然石をスロープ状に 積み、どのような動植物が増えるか、のと海洋ふれあいセンター(能登町)が 追跡調査する。  自然石による護岸整備は、豊かな海の再生を図りたいとする同協議会の提案 を受け、同センターが助言した。海と垂直に接するコンクリート堤防沿いに、 会員らが直径20〜30センチを中心にした自然石を投げ入れる。  岩田正樹会長によると、堤防沿いでナマコなどの収穫量が減ったという。同 センターが毎年、七尾湾沿岸で行う動植物のモニタリング調査でも、コンクリ ート護岸で生物の多様性が低くなっている現状がみられる。同協議会は自然石 のスロープを作ることで、豊かな生態系を取り戻すことに加えて、子どもたち が安全に海の動植物と親しむことができる環境づくりにもつなげたいとしてい る。  同センターは、自然石の護岸が整備される場所で昨年6月、動植物の調査を 行った。整備後には、今年6月をめどに動植物を調べるとともに毎年、定期的 に観察を続けていく。  同協議会は、県から先駆的里山保全地区に選定されている。岩田会長は「ナ マコやモズクが豊富に採れる海を再生したい」と話した。 〈10〉2011年03月21日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎イサザ漁、手軽に体験 穴水のまちづくり会社企画 ミニチュアの網使い  穴水町大町の「まちづくり会社 江尻屋」は20日、観光客に同町伝統のイ サザ漁を疑似体験してもらう初の取り組みを始めた。加賀市から訪れた家族連 れがミニチュアの四つ手網と水槽を使い、透き通った魚体をすくって歓声を上 げた。  同町川島の小又川の岸辺で、7年の経験を持つ中山惟於さん(51)=同町 川島=が笠(かさ)と蓑(みの)を身に着けて漁を実演。ミニチュアの網など を使いイサザのすくい方を指導した。  漁体験は、同町で開催中の「能登半島穴水まいもんまつり“春の陣”いさざ まつり」(本社共催)などを発信する狙い。参加した加賀市大聖寺の中畑健二 さん(70)は、同まつりでイサザ料理のフルコースも食べ、「伝統的な漁法 を間近で見ることができた」と満足そうに話した。 〈11〉2011年03月21日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎東日本大震災 住民一丸で「能登」の恩返し 救援物資の集約、搬送加速 ●穴水町 東松島市へトラック  4年前の能登半島地震に被災した奥能登で、東日本大震災の被災地へ届ける 救援物資の収集、搬送が加速している。穴水町は20日、当時支援してくれた 宮城県東松島市へ、町や町民が提供した物資を満載した4トントラックを出発 させた。輪島市では、市民から計18カ所で募っている物資の集約が始まり、 「今こそ恩返しを」と一丸となった住民の善意が体育館の床を埋めた。  穴水町は東松島市から、能登半島地震の際に義援金や救援物資の提供、職員 4人の派遣を受けた。同市役所とは、まだ連絡が取れず、宮城県を通じて物資 提供を伝えた。  出発したのは、町が準備した五目ご飯1250食分、飲料水288本、米7 20キロ、マスク約1万7千枚のほか、使い捨てカイロ、紙おむつ、生理用品 など。町民10人から寄せられた米や毛布、タオルも加えた。  町役場前で行われた出発式では、石川宣雄町長がトラックと同行する職員を 激励し、被災地を見舞うメッセージを手渡した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------