■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.105 『ふるさとメール能登穴水』 平成23年2月24日号                         毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  先月末「野外特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2011」が開催され ました。準備期間中は、連日の雪で会場の除雪が追いつかず、さらに、かきま つり当日の天気予報は「大雪・大荒れ」。イベントの開催自体が危ぶまれまし たが、2日間とも雪は降るものの、時折晴れ間も覗く天候となり、今年も3万 人近くの皆様にご来場いただきました。  総延長300メートルの炭火焼コーナーは大盛況で、あちこちから殻付きか きの焼ける美味しい香りが漂っていました。また、会場を囲むように立ち並ん だまいもん市では、穴水町の海産物や能登ワインなどの特産品を求めてたくさ んの人たちが集まり、大いに賑わいました。  雪中ジャンボかきまつりが終わっても、まだまだ「かき」の美味しい季節で す。穴水町内のまいもんまつり加盟店にて、焼きがきやカキフライ、かきご飯 などの「かきフルコース」をお召し上がりいただけます。この時期しか食べら れない新鮮プリプリなかきをぜひご賞味ください。皆様のお越しをお待ちして おります。 (本日発送した2月24日号に読みにくい部分があり、再送いたしました)             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり  ☆ かき食談  ☆ 穴水のまいもん勢揃い〜かき、このわた、くちこ  ☆ 石川県縦断ピアノコンサート2011 in 穴水  ☆ 能登ふるさと博  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ★★★★★★★★★★★★★  毎年恒例の「かきまつり」が好評開催中です。  穴水町内のまいもんまつり加盟店にて、焼きがき、カキフライ、かきご飯な どの「かきフルコース」をご用意しております。加盟店は12店舗。どのお店 もオススメです!あと1ヵ月の期間中、いろんなお店を巡ってみてはいかがで しょうか。美味しさの詰まった穴水の新鮮なかきをこの機会にぜひお召し上が りください。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kanko/maimon/kaki.html 日  時:平成23年1月10日(月)〜 3月31日(木) 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:焼きがき、カキフライ、酢の物、かきご飯、お吸物、お新香 料  金:3,990円(税込) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ かき食談 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  まいもんまつり加盟店「かき浜」のご主人による、かきの養殖にまつわるお 話や旬のかき料理の数々…まさにかきづくしのひとときです。またとないこの 機会にぜひご参加ください。 日  時:平成23年3月3日(木)午後6時30分 〜 場  所:穴水町「かき浜」 参 加 費:4,000円(税込) 定  員:20名 (お問い合わせ)穴水町観光交流推進室                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 穴水のまいもん勢揃い〜かき、このわた、くちこ ★★★★★★★★  「このわた」づくりや「くちこ」の加工で有名な森川さんを迎え、「かき」 や「このわた」、「くちこ」料理を楽しみます。ぜひこの機会に高級珍味の数 々をお楽しみください。 日  時:平成23年3月5日(土)午後6時30分 〜 場  所:穴水町「もりそば」 参 加 費:8,000円(税込) 定  員:15名 (お問い合わせ)穴水町「もりそば」                   TEL(0768)52−0025  ★★★ 石川県縦断ピアノコンサート2011 in 穴水 ★★★★★★★★★  今年のテーマは「ウィーンのシューベルト」その名曲を地元の若きピアニス トたちが、国内一流アーティストとともにリレー演奏を行います。穴水公演で は、ゲストピアニストとして高田匡隆さんが登場します。 日  時:平成23年3月6日(日)午後1時30分開場 午後2時開演 場  所:のとふれあい文化センター ラベンダーホール 入 場 料:500円(全席自由) (お問い合わせ)(財)穴水町文化・スポーツ振興事業団                   TEL(0768)52−3401  ★★★ 能登ふるさと博 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  食して和む「能登ふるさと博」が開催中です。冬の能登半島には、かきやカ ニ、寒ぶり、甘エビなど、このシーズンならではの魅力的な食材がいっぱいで す。冬の美味しい能登を能登人(のとびと)が心を込めておもてなしいたしま す。  また、能登有料道路で使用できる「みちカード」のプレゼントや、能登丼・ 酒蔵めぐりスタンプラリーなどのキャンペーンも実施中です。  能登各地で繰り広げられる美味しいイベントを満喫すれば、ココロもカラダ もポカポカに!ぜひこの機会に能登半島へお越しください。  詳細につきましては、能登ふるさと博ウェブサイトをご覧ください。  http://www.hot-ishikawa.jp/notohaku/ 期  間:平成22年1月9日(日)〜 3月6日(日) (お問い合わせ)「ほっと石川」観光キャンペーン実行委員会         (石川県観光推進課内)                   TEL(076)225−1542  ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ---------------------------------------------------------------------- 01:UAEの柔道界けん引 穴水町出身の米田さん 外務大臣表彰を受賞 3   0年余、現地で指導 02:別荘地町内会、新たに4世帯 穴水町岩車の椿崎 県内外から「第二の古   里」 03:ふるさと、自慢の味 穴水町で「まつり」開幕 初日どっと1万2千人    熱々カキ パスタやパン、新メニューも 04:能登カキ最高! 穴水町で雪中ジャンボまつり 最終日は1万6千人  05:地域医療研を拡充 公立穴水総合病院 医師確保へ病棟改修  06:穴水町の味、フジガイ再生へ 岩車同志会が試験放流 愛知県産15キロ    貝採り楽しめる海に 07:相撲全国優勝 佐藤君を祝う 穴水町 08:穴水町シルバー人材センターも法人化 県内全センターで完了  09:「魔鏡」が校長賞に 穴水町の職業能力開発短大 卒業制作を発表 10:卒業記念に能登ワイン 金沢星稜大 坂野学長ら、独自のラベル貼る 11:新年度、運転体験を倍増 のと鉄道、より楽しく 穴水町の江尻屋 申し   込み次々、20回に 新たに実施 車両を下から見学 12:穴水の絵本を英訳 国際交流員のザラさん 長谷部信連を紹介 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2011年01月26日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎UAEの柔道界けん引 穴水町出身の米田さん 外務大臣表彰を受賞 30 年余、現地で指導  アラブ首長国連邦(UAE)で柔道普及に努める穴水町大町出身の米田豊明 さん(61)は、日本の外務大臣表彰を受けた。UAEの柔道発展に30年余 り貢献し、両国の相互理解と友好親善を促進したと評価された。米田さんは北 國新聞社の取材に対し、「両親に反対されて海外に渡り親不孝をしたが、喜ん でくれると思う」と喜びを語った。  米田さんは1973(昭和48)年に金大教育学部を卒業後、79年からU AEで柔道普及に取り組んでいる。当時について、「現地では柔道という言葉 も知らず、野外にマットを敷き、警察に実演するところから始めた」と振り返 った。  UAEの柔道界をけん引してきた米田さんは現在、レスリング・柔道・柔術 連盟・柔道普及委員長や柔道連盟の昇段・昇級理事会理事長を務め、ナショナ ルチームの指導にも携わっている。  表彰式は昨年12月21日、首都アブダビのホテルで行われ、在UAE日本 大使館の渡邉達郎特命全権大使から米田さんに表彰状が手渡された。米田さん は、坂下元町収入役に手紙と写真を贈り、故郷に受賞を伝えた。 〈02〉2011年01月27日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎別荘地町内会、新たに4世帯 穴水町岩車の椿崎 県内外から「第二の古里」  穴水町岩車の能登椿崎別荘地に定住した10世帯で組織する椿崎町内会に今 春、県内外から新たに4世帯が加わる見通しとなった。人口減少に歯止めが掛 からない同町で、逆に、世帯数が増える町内会は異例。町外からの移住者が大 半を占める同町内会は、風光明媚(めいび)な別荘地を「第二の古里」に選ぶ 仲間の増加を歓迎している。  椿崎町内会は能登半島地震のあった2007(平成19)年、被災後に7世 帯で発足した。現在の10世帯のうち9世帯を、金沢市や東京、名古屋市など からの移住者が占める。元市職員や元高校教諭、元テレビ局社員など多彩な顔 ぶれとなっている。  町内会長の山崎義則さん(70)は、航空会社の1等航空整備士だった。旧 田鶴浜町出身で、横浜市に住居を構えていたが、退職後に趣味の釣りを楽しめ る生活環境を求めてUターン。住民とともに静かな湾内での船釣りや、家庭菜 園での栽培を満喫している。  町内会の発足は、一帯が名相開発(同町)の分譲、管理する私有地であるた め、被災を機に「地域と町とのつながりが薄いと不安を抱いた」(山崎さん) ことがきっかけ。発足後は、町による除雪や道路整備が実施されるようになっ た。  同町内会と名相開発によると、町内会設置と生活環境の整備に伴い、4月に は椿崎別荘地に新居を建てたり、中古物件を購入した首都圏や金沢市の住民ら 4世帯が町に住民票を移して町内会に加入する見通し。  車でなければ病院や買い物に行けないのが難点だが、住民の一人である中山 久敏さん(67)は「体が弱ったら施設のお世話になるのは都会でも同じ。こ こなら健康に年を取れる。終(つい)の棲家(すみか)と思っている」と笑顔 で話し、新たな住民を心待ちにしている。 〈03〉2011年01月30日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ふるさと、自慢の味 穴水町で「まつり」開幕 初日どっと1万2千人  熱々カキ パスタやパン、新メニューも  穴水町観光物産協会の「雪中ジャンボかきまつり2011」(北國新聞社共 催)は1月29日、同町あすなろ広場で2日間の日程で開幕し、初日は約1万 2千人(主催者発表)が総延長約300メートルの炭火コーナーにずらりと陣 取った。今年はパスタやパンなど新名物を狙った多彩なカキ料理が提案され、 来場者は熱々の焼きガキをはじめとする能登の「まいもん(うまいもの)」を 堪能した。  今年は前年比約4割増となる約9万個のカキが用意され、町内の業者や各種 団体が計36のブースを出店。町地域づくり協議会が新たな町おこしメニュー としてカキや中島菜、こんかイワシを使ったパスタを初披露したほか、カキの チリソース丼、かきカレーパンなどが販売された。  来場者は、1袋11個入り千円の殻付きカキや魚介類を次々に買い求め、炭 火で焼いて味わった。同僚らと訪れた奈良市の会社員柴田智裕さん(36)は 「毎年、最も楽しみにしているイベント。雪景色の中で海産物を味わえるのが うれしい」と話した。  金沢星稜大生と穴水高生らが運営を手伝い、穴水ライオンズクラブは募金活 動を展開した。特設ステージでは、穴水町出身の歌手浅田あきらさんや長谷部 太鼓保存会などのショーが繰り広げられた。  ジャンボかきまつりは、3月末まで町内の飲食店で実施される「能登半島穴 水まいもんまつり“冬の陣”かきまつり」の特別行事。 〈04〉2011年01月31日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登カキ最高! 穴水町で雪中ジャンボまつり 最終日は1万6千人   穴水町観光物産協会の「雪中ジャンボかきまつり2011」(本社共催)は 最終日の1月30日、同町あすなろ広場に約1万6千人(主催者発表)が訪れ、 焼きがきなど能登の味覚を堪能した。  断続的に雪が降る中、総延長約300メートルの炭火コーナーには、午前9 時の開場から家族連れやグループが詰め掛けた。来場者は焼きたてのカキや魚 介類をはじめ、カキのパスタや能登丼、能登ワインなど多彩な特産品に舌鼓を 打った。家族と訪れた金沢市旭町の中島恵美子さん(60)は「雪の中で焼き たてを食べると風情がある。能登のカキは最高です」と笑顔で話した。  2日間の来場者は約2万8千人だった。まつりは、3月末まで町内の飲食店 で実施される「能登半島穴水まいもんまつり“冬の陣”かきまつり」の特別行 事として開かれた。 〈05〉2011年02月01日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地域医療研を拡充 公立穴水総合病院 医師確保へ病棟改修   穴水町議会は1月31日、臨時会を開き、公立穴水総合病院の病棟5階の改 修事業費を盛り込んだ今年度一般会計補正予算案7572万円(累計61億5 769万円)など議案2件を可決、閉会した。病棟改修では、地域医療の充実 と医師確保に向け、金沢医科大の能登北部地域医療研究所を拡充する。  病棟5階は一昨年3月末の病床数縮小により、現在は使われていない。この うち約700平方メートルを今年度内に改修し、同研究所を管理棟3階から移 設。面積を約7・5倍に広げ、医学生や研修医の専用スペースを新設して受け 入れ態勢を整える。  地域医療連携室や訪問看護のスタッフルームも病棟5階に集約し、在宅医療 の強化につなげる。事業費855万円を計上した。  補正予算案では、子宮頸(けい)がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌の3ワク チン接種費用を2月から全額助成とする事業費237万円を計上した。会期を 1日間と決めた後、石川宣雄町長が提出議案を説明した。 〈06〉2011年02月02日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町の味、フジガイ再生へ 岩車同志会が試験放流 愛知県産15キロ  貝採り楽しめる海に  穴水町で家庭の味として親しまれている「フジガイ」を七尾湾北湾で増やそ うと、同町岩車の青壮年でつくる「岩車同志会」は1日までに、同地区沖合に 約15キロ分を放流した。地元住民らによると、湾内のフジガイは近年生息数 が激減しており、同会は今後、フジガイが豊富に採れる海の復元を目指す。  フジガイは穴水での通称で、標準和名はオニアサリ。殻の長さ3・5センチ、 高さ3センチの丸く厚い二枚貝で、砂地にすむ。岩車の岩崎水産代表、岩崎哲 好さん(65)らによると、かつては住民が潮干狩りなどで採取し、みそ汁や 酒蒸しなどにしていた。貝のうまみに加え、独特の苦みが味わえる。  二十数年前には半日にバケツ1〜2杯分が採れたものの、「近年はほとんど 採れない」(岩崎さん)という。岩車同志会の坂政一会長(61)や岩崎さん は「湾内の水温上昇で死滅したのではないか」とみている。町内のスーパーな どでは愛知県産を販売し、現在も穴水の家庭料理の食材として使用されている。  同会は、再び貝採りを楽しめる海にしようと、初の取り組みとしてフジガイ を試験的に放流することを決めた。会費の一部で愛知県産を購入し、会員らが 先月下旬に岩車沖合約50メートル、水深3メートルの場所に貝を放った。  坂会長は「フジガイが増えてくれればうれしい。しばらく様子を見守り、対 応を考えたい」と話した。 〈07〉2011年02月07日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎相撲全国優勝 佐藤君を祝う 穴水町  全日本小学生相撲優勝大会6年生の部を制した佐藤淳史君(穴水小)の「優 勝を祝う会」は6日、穴水町川島のときみね海遊で開かれ、約50人が一層の 活躍に期待を込めた。  昨年12月に東京で行われた大会のビデオを見た後、石川宣雄町長、小坂孝 純町議会議長が祝辞を述べ、諸橋志津子町教育委員長の発声で乾杯した。佐藤 君は「中学横綱を目指して頑張る」と力を込め、佐藤君のほか穴水少年相撲教 室の児童らも活躍を誓った。 〈08〉2011年02月11日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町シルバー人材センターも法人化 県内全センターで完了   穴水町シルバー人材センターは10日までに、これまでの任意団体から一般 社団法人へ移行し、金沢地方法務局輪島支局に登記した。これに伴い、県内の 18センターすべてが法人化された。  法人化によって同センターの運営費の一部に国庫補助が充てられる。設立総 会では、山岸春雄副町長を理事長に選んだ。役員の任期は2年間。  同センターは2002(平成14)年4月に任意団体として発足し、会員数 は1月末現在で121人。町道や家庭の草刈り、掃除、水道メーターの検針な どが業務の中心となっている。  理事長を除く役員は次の各氏。  ▽副理事長 高宮佐和夫▽常務理事 中出水剛▽理事 蔵瀬助定、鍜治定治、 吉川義則、池田秀康、高磯吉弘、山下トシ、吉間篤▽監事 白藤栄一、高田一 〈09〉2011年02月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「魔鏡」が校長賞に 穴水町の職業能力開発短大 卒業制作を発表  石川職業能力開発短大(穴水町)の「2011ポリテックビジョンin穴水」 は11日、同町のとふれあい文化センターラベンダーホールで開かれ、今年度 の卒業生52人が計13件の成果を発表した。校長賞には「魔鏡(まきょう)」 と呼ばれる金属鏡の卒業制作が選ばれた。  魔鏡は、光を鏡面に反射させて壁に投影すると、鏡面裏側の図柄が写し出さ れる。生産技術科の阿部羅寛人さん、岡田優毅さん、坊谷昌則さん、吉岡優さ んの4人が製作した。  4人は、ヤスリで仕上げた真ちゅう製の魔鏡を納めた箱を展示。箱ののぞき 窓から、魔鏡によって写し出された図柄を確認できる仕組みで、来場者は生徒 が鏡の裏に描いた石川県章が浮かび上がるのを見て楽しんだ。  このほか主な表彰者は次の皆さん。  ▽優秀賞 壁面歩行ロボットの製作(尚和大介、高恭平、坂東大輔、三宅俊 秀)小型CNC工作機の製作(田中大樹、林研斗、広山智幸、正木孝明) 〈10〉2011年02月12日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎卒業記念に能登ワイン 金沢星稜大 坂野学長ら、独自のラベル貼る  金沢星稜大の坂野光俊学長らは11日、穴水町旭ケ丘の能登ワインを訪れ、 今春卒業する人間科学部1期生に贈る記念のワインに独自のラベルを貼った。 同大は今後、能登ワインと町との産学官連携を強める。  記念ワインは、ゼミごとの集合写真や大学の風景画などで作った独自ラベル を貼った赤、白、ロゼの3種類。教授陣が経費を負担し、卒業生らに贈る。  同大の池田幸應教授のゼミと町、能登ワインとの交流がきっかけとなり、寄 贈することになった。坂野学長は、宮崎正史人間科学部長(副学長)、村山隆 能登ワイン社長、山岸春雄副町長とともにラベルを貼り、「今後も地域に生き る大学として協力したい」とあいさつ。山岸副町長は「これからも住民に元気 を与えてほしい」と述べた。  独自ラベルのワインは約200本生産され、3月18日の卒業式で学生に手 渡される。 〈11〉2011年02月16日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新年度、運転体験を倍増 のと鉄道、より楽しく 穴水町の江尻屋 申し込 み次々、20回に 新たに実施 車両を下から見学  のと鉄道(穴水町)は新年度、廃線となったレールで実施している列車の運 転体験の回数を、今年度の当初計画の倍となる年間20回に拡大する。定員を 上回る申し込みが県内外から相次いだためで、新たに車両の検査や修理を行う 「検修庫」見学も体験コースに加えるなど内容も拡充し、観光誘客を図る。  運転体験は一昨年6月から、交流人口の拡大や地元客の「マイレール意識」 の醸成につなげるため、穴水町の「まちづくり会社 江尻屋」と連携して実施 している。今年度は冬季を除く月1回ペースで10回を計画していたが、関西、 中京、関東方面などから申し込みが相次ぎ、1回当たりの定員10人を上回る 状態が続いた。  このため、運転体験の運営を担当する江尻屋が、受け入れ枠の拡大を提案。 のと鉄道側は2回増枠したほか、現在の人員で可能な範囲として新年度の倍増 を決めた。  運転体験は1人当たり1万円を支払えば、机上講習を経て、廃線となった軌 道約200メートルで列車を2往復させることができる。新たに実施する検修 庫見学では、車両を下から眺めることができる。さらに、廃止された「お座敷 列車」の見学もコースに加える。  今年度の最終回は急きょ増枠した3月20日で、定員まで残りわずかとなっ ている。のと鉄道の蜂須賀和行常務鉄道部長は「奥能登観光の活性化を図りた い。地元客の一層の利用にもつながれば、ありがたい」と述べた。 〈12〉2011年02月17日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水の絵本を英訳 国際交流員のザラさん 長家の伝承を紹介  穴水町国際交流員で米国オハイオ州出身のザラ・リーアさん(26)は16 日までに、と加賀八家の一つである長家にまつわる穴水住民の伝承「なあげそ うけ」を紹介する絵本を英訳した。米国に穴水の歴史と文化を伝えたいとして いる。  ザラさんは一昨年8月に着任し、昨年秋から絵本の英訳を進めてきた。元諸 橋保育所長の村上真寿美さんが出版した絵本が題材で、計14ページ。来月か ら町ホームページで閲覧できるようにする。  絵本は、菜っ葉を洗う竹ざる「菜上げそうけ」を、殿様が「名上げ」に通じ るめでたい品として自軍の飾りにしたとの伝承を描いている。  19日には町保健センターで、英訳した絵本を児童らに朗読し、自身と町教 委職員の計8人による「ザラ一座」による伝承の寸劇も披露した。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------