■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.103 『ふるさとメール能登穴水』 平成22年12月23日号                           毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  先日、今年の世相表す漢字が発表され、「暑」に決定したという報道があり ました。今年の猛暑は動植物の生育に大きな影響を与え、冬になった今でもそ の余波が続いています。  そのような例年にない異常気象に振り回されているうちに、気づけば今年も 残すところ、あと9日となりました。このところ穴水町では、北陸の冬らしい どんよりとした曇に覆われ、ぐずついた寒い日が続いています。寒さが増すと ともに美味しくなる「かき」。冬の厳しい天候の中、穴水湾に眠る「かき」の 水揚げは、来月下旬から最盛期を迎えます。  穴水町では1月10日より「まいもんまつり“冬の陣”かきまつり」が始ま り、1月29日・30日には、野外特別イベント「雪中ジャンボかきまつり2 011」が予定されています。  穴水湾で育った新鮮なかきは、どんな料理にしても美味しいですが、その中 でも、炭火を囲み、自分で焼いて食べるアツアツのかきの味は絶品です!  寒い季節、お出掛けするもの億劫になりがちですが、この機会に穴水町にお 越しいただき、かきをはじめとする穴水町の特産品をぜひお召し上がりいただ きたいと思います。  来年は、明るく希望に満ちた漢字で表現される1年になりますよう、また、 皆様にとって穏やかで幸せな1年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。 良いお年をお迎えください。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり  ☆ 「かきまつり」出向キャンペーン  ☆ まいもんの里 穴水 プレかきまつり  ☆ 特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2011  ☆ ふるさと祭り東京 〜日本のまつり・故郷の味〜  ☆ 能登ふるさと博  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり ★★★★★★★★★★★★★  いよいよ「かき」の美味しい季節となりました。1月10日から毎年恒例の 「かきまつり」が開催されます。穴水町内の飲食店にて、焼きがき、カキフラ イ、かきご飯などの「かきフルコース」をご用意しております。穏やかな穴水 湾で育ったプリプリのかきをぜひお召し上がりください。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/kanko/maimon/kaki.html 日  時:平成23年1月10日(月)〜 3月31日(木) 場  所:穴水町内 穴水まいもんまつり加盟店(前日までに要予約) メニュー:焼きがき、カキフライ、酢の物、かきご飯、お吸物、お新香 料  金:3,990円(税込) (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ 「かきまつり」出向キャンペーン ★★★★★★★★★★★★★★★  大好評の「かきまつり」出向キャンペーン!今年も白山市と金沢市で開催し ます。炭火で焼いた新鮮なかきを、お一人様2個ずつ、先着500名様に無料 配布いたします。無くなり次第終了となりますので、お早めにお越しください。 ≪ 白山市 ≫  期  日:平成23年1月8日(土)午前11時〜  会  場:アピタ松任店 ≪ 金沢市 ≫  期  日:平成22年1月9日(日)午前10時〜  会  場:香林坊アトリオ広場 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ まいもんの里 穴水 プレかきまつり ★★★★★★★★★★★★★  毎年大盛況の「雪中ジャンボかきまつり」を穴水駅において再現いたします。 上りホームに炉端焼コーナーを設け、ご購入いただいたかき貝を炭火で焼いて お召し上がりいただけます。また、能登ワインや地酒、海産物などの特産品の 販売も予定しております。  500円のお買い物券が付くお得なきっぷもありますので、のと鉄道を利用 して穴水町にお越しいただき、美味しい冬の味覚をお楽しみください。 料  金:入場無料      かき貝11個 1,000円(税込) 期  日:平成23年1月16日(日)午前10時〜午後3時 会  場:のと鉄道「穴水駅」上りホーム (お問い合わせ)のと鉄道旅行センター                   TEL(0768)52−0900  ★★★ まいもんまつり“冬の陣”かきまつり      特別イベント 雪中ジャンボかきまつり2011 ★★★★★★★  「かきまつり」のキャンペーン期間中に開催する野外特別イベントで、昨年 は2日間で約3万2千人の方々がご来場くださり、大好評をいただいておりま す。今年も穴水港「あすなろ広場」に総延長300mのコンロを並べ、会場内 でご購入いただいたかき貝などを炭火で焼いてお召し上がりいただけます。  また、能登ワインなどの特産品や穴水町で収穫された農産物・海産物を販売 する「まいもん市」も出店しますので、かき貝以外の様々な穴水の食材をご賞 味いただけます。  当日は無料シャトルバスが運行されます。ご家族、ご近所お誘い合わせのう え、ぜひご来場ください。  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp 料  金:入場無料      かき貝11個 1,000円(税込) 期  間:平成23年1月29日(土)午前10時〜午後4時             30日(日)午前 9時〜午後3時 会  場:穴水港「あすなろ広場」 (お問い合わせ)穴水町観光物産協会                   TEL(0768)52−3790  ★★★ ふるさと祭り東京 〜日本のまつり・故郷の味〜 ★★★★★★★★  日本を代表するまつり、特産物、スイーツなどが一同に集結する「ふるさと 祭り東京」が東京ドームにて開催されます。「全国ご当地どんぶり選手権」に は、能登の新鮮な食材が満載の「能登丼」も参戦します!  東京にいながら、全国各地のまつり・ふるさとの味が楽しめる、またとない お得なイベントです。能登空港から出発するツアーもありますので、ぜひ皆様 お誘い合わせのうえご来場ください。  詳細につきましては、以下のホームページをご覧ください。  ≪ふるさと祭り東京≫  http://www.tokyo-dome.co.jp/furusato/  ≪能登空港ツアー情報≫  http://www.noto-airport.jp/notosypher/www/tour/detail.jsp 日  時:平成23年1月8日(土)〜 1月16日(日)      10時〜20時(1月8日〜10日、15日)      10時〜18時(1月11日〜14日、16日) 場  所:東京ドーム 入 場 料:当日券1,500円(前売り券1,200円) (お問い合わせ)ふるさと祭り東京 実行委員会                   TEL(03)5800−9999  ★★★ 能登ふるさと博 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  食して和む「能登ふるさと博」が開催されます。冬の能登半島には、かきや カニ、寒ぶりなど、このシーズンならではの美味しい食材がいっぱいです。 「雪中ジャンボかきまつり」をはじめとした「うまいものめぐり」のイベント が各地で開催され、新鮮な能登の幸をお召し上がりいただけます。この機会に 能登半島を周遊してみてはいかがでしょうか。  詳細につきましては、能登ふるさと博ウェブサイトをご覧ください。  http://www.hot-ishikawa.jp/notohaku/ 期  間:平成22年1月9日(日)〜 3月6日(日) (お問い合わせ)「ほっと石川」観光キャンペーン実行委員会         (石川県観光推進課内)                   TEL(076)225−1542  ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★  北國新聞*穴水ニュース  ★★★★★★★★★★★★★★★★★ ---------------------------------------------------------------------- 01:穴水町、来月からバス実証運行 東部線の利便性向上探る 02:海から望む桜の名所に 穴水町の新崎漁港 里海里山推進協議会、100   本植樹 03:9年ぶり、笑いの輪 穴水町諸橋 宇加川一座が熱演 町から感謝状 04:穴水町の保養施設キャッスル真名井 管理者候補を決定 ホテル、学生寮   経営業者に 05:能登ワイン新酒をPR きょう発売で来社 06:「39プラン」開始、34店自慢の味提供 穴水町飲食店組合 07:特産品販売用の棚設置 穴水町の江尻屋 石川高専生がデザイン、配置 08:新年へ、青々しめ飾り 穴水町で作業急ピッチ 09:今年も追悼のろうそく作り 穴水町の「いきいき」 被災地交流、神戸市   に寄贈へ 10:冬の味、仕込み本格化 穴水町特産「曽良かぶら寿し」 11:能登パスタ、食べにこんかいな 穴水町で審査会、黒川さん最高賞 中島   菜、カキ、こんかイワシ…入り 12:穴水産アカモク、食事に 金沢市の企業、高齢者施設で導入 13:「盤持ち米」売り出せ 伝統行事で農業振興 穴水町の加代さん コシヒ   カリ6トン 「まちづくり会社 江尻屋」が販売支援 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年11月25日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町、来月からバス実証運行 東部線の利便性向上探る   穴水町地域公共交通協議会は12月1日、路線バス「穴水東部線」の利便性 向上を探るため、コミュニティバスの実証運行を開始した。中居南口以東の既 存路線6系統を見直し、整理するとともに、一部に予約型の運行も取り入れる ことで、旭ケ丘、山中の両地区では実質増便となる。  市街地と東部を結ぶ北鉄奥能登バス(輪島市)の穴水東部線は、運行経路が 複雑に入り組んでおり、利用客から分かりにくいとの指摘が寄せられていた。  新設のコミュニティバスは10人乗りで、向洋小から旭ケ丘口、大郷、東山 の各バス停を経由して中居南口までの1周27・3キロ、約55分間のコース となる。  このうち、午後5時46分以降の便と、大郷から東山を経由して旭ケ丘二区 までの部分約15・9キロは、始発1時間前までの電話予約があれば運行する。  運賃は100円で、穴水東部線の定期券がそのまま使用できる。実証運行期 間は来年11月30日まで。 〈02〉2010年11月28日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎海から望む桜の名所に 穴水町の新崎漁港 里海里山推進協議会、100本 植樹  穴水町の新崎・志ケ浦地区里海里山推進協議会は11月27日、同町新崎の 新崎漁港で、桜の植樹を行った。釣り客でにぎわう同漁港を、海から見える桜 の名所にする初の取り組みで、潮風に強い品種「大漁桜」の苗木100本を植 えた。  同漁港は、クロダイなどの「イカダ釣り」を楽しめる場所として人気が高い。 植樹は、県の「健民桜名所づくり運動」の一環で、メンバー12人が大漁の願 いも込め、空き地の草刈りや高さ約1・8メートルの苗木の植樹に汗を流した。  メンバーは志ケ浦地区にも苗木50本を植えた。岩田正樹会長は「海から望 む桜の景観を、大勢の人に楽しんでもらいたい」と話した。 〈03〉2010年11月29日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎9年ぶり、笑いの輪 穴水町諸橋 宇加川一座が熱演 町から感謝状  穴水町諸橋公民館の第21回諸橋芸能文化発表会(本社後援)は11月28 日、同町宇加川の清水体育館で開かれ、地元住民の演劇グループ「宇加川一座」 が9年ぶりに上演し、会場を盛り上げた。  一座の20人がにぎやかに「水戸黄門」を熱演し、来場者約500人から拍 手が送られた。北國新聞文化センター穴水教室の受講生によるフラダンスや、 前波キリコ太鼓、明千寺獅子舞、沖波大漁太鼓なども演じられた。  会場では、沖波きび加工組合や「能登 清水の里 穴水」が、地元食材を使 ったおにぎりや豚汁、もちなどを販売した。  町から感謝状  発表会に先立ち、町に人工芝マットを寄贈したとして「能登 清水の里 穴 水」を運営するJ・T・Pの森口邦光社長に対し、町から感謝状が贈られた。 森口社長は「古里や 感謝の念を ありがとう」と謝意を示した。 〈04〉2010年11月30日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町の保養施設キャッスル真名井 管理者候補を決定 ホテル、学生寮経 営業者に  穴水町は、初めて公募した町国民保養センターキャッスル真名井など3施設 の指定管理者の候補として、ホテルや学生寮経営の「共立メンテナンス」(東 京)を選んだ。11月28日に開かれた町議会全員協議会で、町側が明らかに した。  共立メンテナンスは、ビジネスホテル「ドーミーイン」や学生寮、社員寮を 全国展開している。  町は提案型公募に応募した5社から、指定管理者選定委員会の意見をふまえ、 ▽集客計画に現実性がある▽指定管理料が1千万円台で2番目に安価▽利益の 町返還を提案―などを評価して同社を候補に選定した。  対象となる3施設はキャッスル真名井と、併設の「コンベンションホール」、 「穴水湯ったり館」。指定期間は来年4月から5年間。町は12月8日開会の 町議会12月定例会に、指定に関する議案を提出し、可決された。  キャッスル真名井は町内最大の80人収容の宿泊施設だが、宿泊客が減少傾 向にあり、2000(平成12)年度から赤字経営が続き、町財政を圧迫して いる。 〈05〉2010年12月01日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登ワイン新酒をPR きょう発売で来社  能登ワイン(穴水町)の村山隆社長らが11月30日、北國新聞社を訪れ、 発売を翌日に控えた新酒「マスカットベリーA(赤、ロゼ)」、「セイベル (白)」をアピールした。  今年は夏の暑さでブドウの糖度が上がり、ワインの仕上がりは上々だという。 赤と白を各1万2千本、国産ワインコンクールで3年連続銅賞を受けたロゼを 1万7千本、北陸三県を中心に販売する。  価格は、いずれも720ミリリットル入り1280円(税込み)。PRには 米田由加利総務課長が同行した。 〈06〉2010年12月02日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「39プラン」開始、34店自慢の味提供 穴水町飲食店組合  穴水町飲食店組合の加盟34店舗が思い思いのメニューを統一料金で割安に 提供する「3(サン)9(キュー)プラン」(北國新聞社後援)は1日始まり、 各店舗はサービスを待ちかねた客でにぎわった。  同町此木の高尾寿司では、ブリやイカ、シマダイの入った地魚の刺し身の盛 り合わせを1日20食限定390円で提供した。店主の高尾千代栄さん(61) は、イベント成功の願いを込めて390円分以上の内容を盛り込んだとしてい る。  プランは、まちを盛り上げるため初めて企画され、各店が来年1月末まで3 90円か3900円の目玉メニューを提供する。期間中、生ビールを390円 に値下げする店や、3900円で飲み放題付きのコース料理を出す店などそれ ぞれが趣向を凝らす。 〈07〉2010年12月04日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎特産品販売用の棚設置 穴水町の江尻屋 石川高専生がデザイン、配置  石川高専(津幡町)建築学科の学生5人は3日、穴水町大町の「まちづくり 会社 江尻屋」で、学生のデザインを基に製作された商品陳列棚の配置作業を 行った。同学科の実習と、地域の交流拠点の整備を兼ねた取り組みで、棚は特 産品販売などに活用される。  穴水町で能登半島地震からの復興支援を続ける村田一也准教授の研究室活動 で、棚は5年生の舩本紗也香さんがデザインし、同町比良の森下家具製作所が 組み立てた。計6点あり、横にすればベッドとしても使える。  学生らは、通常の物販時や災害時、イベント時などに応じて12パターンの 配置案を考えており、この日は物販用の配置を終えた。舩本さんは「色彩と空 間の雰囲気が合った良い棚になった。気に入ってもらえるとうれしい」と述べ た。 〈08〉2010年12月07日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎新年へ、青々しめ飾り 穴水町で作業急ピッチ  正月用のしめ飾り作りが、穴水町甲、金沢しめ飾り組合長濱中弘良さん(7 6)方で本格化している。金沢市内の大型スーパーなどに約3万本を出荷する 予定で、6日も地元のお年寄りや主婦ら約20人が縄をなう作業に追われた。  濱中さん方で作るしめ飾りは、神棚用や自動車用など大小合わせて36種類。 素材には、栽培した専用の稲「瑞(ずい)鳳(ほう)」種を使用し、濱中さん は「今年は平年よりも育ちがよく、青くてきれいな仕上がりだ」と話した。  出荷は9日からで、作業場の天井には、しめ飾りが一面につるされた。12 月中旬にかけて繁忙期を迎える。 〈09〉2010年12月09日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎今年も追悼のろうそく作り 穴水町の「いきいき」 被災地交流、神戸市に 寄贈へ  穴水町のNPO法人「いきいき」は8日、同町大町の作業所で、来年1月に 阪神大震災の追悼行事で使われるろうそく作りを開始した。  ろうそくは直径約6センチの半球状で、メンバー11人がろうにクレヨンを 混ぜ、色とりどりに仕上げた。神戸市中央区の公園「東遊園地」で開かれる 「1・17のつどい」に、約200個を贈る。  つどいへの寄贈は、能登半島地震を機に被災地交流の一環として毎年実施さ れており、3年目を迎えた。ろうそくは、石川宣雄町長や町内の児童が追悼メ ッセージを書き添える竹灯籠(とうろう)20本とともに、24日に発送した。 〈10〉2010年12月11日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎冬の味、仕込み本格化 穴水町特産「曽良かぶら寿し」  穴水町特産「曽良かぶら寿し」の漬け込みが本格化し、10日、曽良かぶら 生産組合の6人が同町曽良の加工所で仕込み作業に追われた。同組合は来年1 月末までに、贈答用やスーパーへの出荷用として約2トンを生産する。  同組合のかぶら寿しは、同町大郷で栽培したカブにサバを挟み込んだ品。今 年はカブの生育に遅れが生じ、例年11月上旬に開始する仕込み作業が中旬に ずれ込んだものの、瀬戸瑠璃子組合長は「例年通り歯ごたえの良いかぶらがで きた」と述べた。  1キロたる3890円(送料、税込み)などがある。問い合わせは、同組合 =0768(58)1180=まで。 〈11〉2010年12月14日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登パスタ、食べにこんかいな 穴水町で審査会、黒川さん最高賞 中島菜、 カキ、こんかイワシ…入り  穴水町地域づくり協議会の「ノトリアーナ創作パスタ料理コンテスト」試食 審査会は12日、同町のとふれあい文化センターで開かれ、グランプリに黒川 薫さん=金沢市=の作品「能登牡蠣(かき)食いにこんかい菜パスタ」が選ば れた。  応募作品約80点から絞り込んだ5作品が調理され、石川宣雄町長、町飲食 店組合員ら10人が審査した。黒川さんの作品は、パスタに中島菜を練り込み、 具にカキ、こんかイワシ、味付けにいしる、塩など能登の食材を効果的に使っ た。  コンテストは、イタリアのイメージで地域資源を発信する「ノトリアーナ・ プロジェクト」の一環。このほか入賞作品には能登ワイン、ふじ貝、ころ柿な どが使われ、同協議会は今後、町おこしメニュー化を検討する。  グランプリを除く入賞者は次の皆さん。  ▽準グランプリ 下野慎吾(穴水町)▽ノトリアーナ特別賞 大積武康(内 灘町)▽まいもん特別賞 落合千夏(穴水町)▽能登ワイン特別賞 水谷千代 子(白山市) 〈12〉2010年12月17日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水産アカモク、食事に 金沢市の企業、高齢者施設で導入  穴水町宇加川で高齢者専用賃貸住宅「能登 清水の里 穴水」を運営するJ・ T・P(金沢市)は、同町沖波で採れる海藻アカモクを、同社グループの県内 15施設で利用者の食事に取り入れることを決めた。利用者の健康づくりとと もに特産化を支援する。  アカモクは、がん抑制効果があるとされる食物繊維「フコイダン」を多く含 む。同社が導入するのは、彦水産(穴水町)が採取する天然のアカモクで、沖 波では「まつ藻(も)」と呼ばれている。  これまで彦水産は、町内外の固定客を中心に郵送でアカモクを販売してきた。 今後、沖波の特産品として出荷を拡大したい考えで、J・T・Pが購入するこ とで下支えする。森口邦光J・T・P社長は「まつ藻を加工した特産品づくり も検討したい」としている。 〈13〉2010年12月19日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「盤持ち米」売り出せ 伝統行事で農業振興 穴水町の加代さん コシヒカ リ6トン 「まちづくり会社 江尻屋」が販売支援  穴水町下唐川の農業加代(かだい)正さん(61)は18日までに、同地区 の伝統行事「盤持ち大会」にちなみ「磐持太朗」と銘打った米の販売に乗り出 した。ブランド化を図り、高齢化が進む中山間地の農業振興と発信につなげる 考えで、同町の「まちづくり会社 江尻屋」が支援する。1月には地区内の農 家に、取り組みへの参加を呼び掛ける。  同地区の盤持ちは、江戸時代に隠し田で栽培した米を、担ぎ上げて力比べを しながら食べ、秋の夜長を楽しんだのが発祥とされる。下唐川公民館で10月 に開催された盤持ち大会(北國新聞社後援)では、重さ60〜90キロの新米 がぎっしり詰まった米俵を、児童や若者が担ぎ上げた。  美しい棚田が広がる同地区一帯のコメの生産量は、担い手不足や高齢化によ り、減少傾向にある。加代さんは、今年の新米のコシヒカリ約6トンを「磐持 太朗」として販売し、農業再生のきっかけ作りを目指す。  江尻屋は、金沢市のイラストレーター新矢伸子さんに依頼し、ふんどし姿で 米俵を担ぎ上げる若者のキャラクターをつくった。これを包装に取り入れた1 キロ入り真空パックや10キロ入り紙袋などを、同町大町の同社店舗で販売す る。  加代さんは同地区産のコシヒカリについて「清浄なわき水が豊富で、寒暖差 もあるため、うまい」と話し、普及に期待している。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------