■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.102 『ふるさとメール能登穴水』 平成22年11月25日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  11月14日、天候は曇り。この時期としては気温が高めで、風もなく穏や かな天気となったこの日、第55回穴水町駅伝競走大会が開催されました。昨 年はインフルエンザの影響で順延となり、大会の開催自体が危ぶまれましたが、 今年は当初の日程どおり行われ、昨年より15チーム多い、全37チームが優 勝を目指して力走しました。  平日の夜間や休日を利用して練習した成果を発揮し、どの選手も立派な走り を見せ、沿道や各中継地点では、住民やチームメイトの熱い声援が飛び交って いました。  「一般の部」一部では喜楽会、二部では穴水高校野球部Aが優勝を手にしま した。「オープン」では、昨年に引き続き参加した、金沢星稜大学池田ゼミの 学生たちが若さ溢れる走りを見せ、大会を盛り上げてくれました。  走り終えた選手たちは、息を切らしながら流れる汗を拭い、とても苦しそう な表情でしたが、一息つくと誰もが自信に満ちた晴れやか笑顔で「また頑張ろ う!」と早くも来年に向けて健闘を誓い合っていました。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 南アルプス市「かきまつり・まいもん朝市」  ☆ いにしえの能登めぐり 〜あえのことを訪ねて〜  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 南アルプス市「かきまつり・まいもん朝市」 ★★★★★★★★★★  姉妹都市である山梨県南アルプス市(旧八田村)において、穴水町の特産物 を販売するイベントを開催いたします。1万5千個を超える新鮮なカキ貝を炭 火焼きにてお召し上がりいただけます。また、能登ワインの試飲やイカの無料 配布なども予定しております。本場よりひと足お先に「雪中ジャンボかきまつ り」をお楽しみいただけるチャンスです!ぜひ皆様お誘い合わせのうえ、ご来 場ください。 日  時:平成22年12月12日(日)午前10時 〜 午後3時 場  所:山梨県南アルプス市 総合交流ターミナル「ハッピーパーク」 (お問い合わせ)ハッピーパーク                   TEL(055)285−0011  ★★★ いにしえの能登めぐり 〜あえのことを訪ねて〜 ★★★★★★★★  能登で古くから伝わる「あえのこと」神事。暮れに田の神様を迎え入れる 「田の神迎えの行事」と春先にその神様を送り出す「田の神送りの行事」が、 今でも各地で行われています。穴水町では「暮れのあえのこと」が見学できま す。  詳細につきましては、能登ふるさと博ホームページをご覧ください。  http://www.hot-ishikawa.jp/notohaku/index.html 日  時:平成22年12月5日(日)午後3時 〜 場  所:穴水町 森川裕征さん宅 定  員:10名(要予約) (お問い合わせ)奥能登あえのこと保存会                   TEL(0768)26−2314  ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。 「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625 ★★★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ---------------------------------------------------------------------- 01:創基150年 地物で乾杯 学生考案の金大ワイン 穴水町の企業と共同   開発へ 能登産 活躍中 02:アジサイで町に恩返し 穴水町・元収入役の坂下さんが植樹 キャッスル   真名井 赤字施設、魅力高める 1000本目指す 03:金沢星稜大生と穴水高 地域連携拠点へ旧兜小整備 04:人工芝コートを開放 穴水町「清水の里」 グラウンドゴルフ楽しむ  05:ライダーの憩いの場誕生 穴水町の江尻屋 一日千円、24時間利用可    全国に利用呼び掛け 06:田舎暮らし 穴水町で体験 石川県がモデルツアー 愛知県の夫婦参加 07:復興の歌声、24時間響け 穴水町でカラオケ大会 08:能登峨山きりしま 雪囲い作業始まる 穴水町の上中園芸組合 09:鉄燈籠「里帰り」祝う 穴水町 文化財保護へ決意新た 10:統一料金で地魚味わう 穴水町の飲食店組合 震災復興へ34店 12、   1月、感謝込め390〔サンキュー)円と3900円  11:豊かな香りに乾杯 穴水町の能登ワイン新酒発表会 あす発売 12:のと鉄道に新名物 「のの字巻」弁当 江尻屋 「すしどころ穴水」を発   信 13:交通安全へ町全力 事故多発の乙ケ崎を検証 きょう穴水署、県など 町   側は改良要望 14:事故防止へ「減速マーク」 穴水町や署、県 多発の乙ケ崎で検証 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年10月27日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎創基150年 地物で乾杯 学生考案の金大ワイン 穴水町の企業と共同開 発へ 能登産 活躍中  金大の学生有志と能登ワイン(穴水町)がオリジナルワインの共同開発に取 り組んでいる。2012(平成24)年の同大創基150年を記念したワイン で、学生が原料となるブドウの収穫や味見、ラベルのデザインなどを手掛ける。 手作りのワインで節目を祝うとともに、金大ブランド商品の一つとして発信す る。  同大の学生でつくるボランティア団体「グループ150」が企画した。穴水 町沖波の能登ワインブドウ畑で行われた収穫では、メンバーら約30人が、赤 ワイン用品種「ヤマソーヴィニヨン」を摘み取った。  収穫したブドウは、能登ワイン工場で醸造し、12月中旬ごろに瓶詰めして 約2年間熟成させ、720ミリリットル入りボトルで約3千本を製品化する。 2012年秋ごろに行われる記念式典でお披露目し、金大生協で販売する。  グループ150代表の片岡雅知さん(21)=人文学類3年=は「記念のワ イン作りができてうれしい。学内はもちろん、能登や県外の方にも味わってほ しい」と話した。 〈02〉2010年10月28日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎アジサイで町に恩返し 穴水町・元収入役の坂下さんが植樹 キャッスル真 名井 赤字施設、魅力高める 1000本目指す  元穴水町収入役の坂下●(王ヘンに幾=たまき)さん(87)=同町川島= は先月、同町国民保養センターキャッスル真名井の周辺で、アジサイの苗木約 500本を植える作業を開始した。美しい景観で利用者をもてなす集客の目玉 としたい考えで、坂下さんは、町に「恩返し」をしたいと張り切っている。  坂下さんは、町総務課長や穴水公民館長を歴任し、1987(昭和62)年 まで2期8年間、収入役を務めた。退職後には、穴水城址のある町城山公園と 町役場裏手の一帯にアジサイ約800本を植えて、同公園の特色づくりに一役 買った経緯がある。  坂下さんはキャッスル真名井の周辺に昨年、約500本を植えている。今秋 から来年春まで植え続け、計約1千本とする計画。自宅から丘の上にあるキャ ッスル真名井まで、主に自転車で足を運んでいる。  キャッスル真名井は町内最大の宿泊施設だが、赤字経営が続き、来年4月に は指定管理者制度が導入される。坂下さんは「少しでも施設の付加価値を高め たい。町役場で働いた者として、お返しをしたい」と話した。 〈03〉2010年10月31日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎金沢星稜大生と穴水高 地域連携拠点へ旧兜小整備  金沢星稜大生と穴水高生らは10月30日、閉校となった穴水町の旧兜小校 舎を利用した「地域連携・交流センターかぶと」で、室内の片付けや清掃を行 った。今後、地域活性化などに向け、住民との連携や交流にセンターを本格的 に活用する。  作業には、同大の池田幸應教授とゼミ生、野外スポーツ部員、同校の生徒会 とボランティア部の生徒ら約50人に加え、地元住民らが参加。机やいすを磨 いて並べ替え、2階の2部屋に町役場提供の畳を敷き、施設内の図書も整理し た。  センターは今後、民泊体験の交流や地域イベントの会場、同大の地域連携講 座などに使われる。旧兜小卒で同大4年の岡本聡さんは「地元住民の学びやと して復活させたい」、同校2年の新木莞奈さんは「自分たちも利用したい」と 述べた。 〈04〉2010年10月31日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎人工芝コートを開放 穴水町「清水の里」 グラウンドゴルフ楽しむ   穴水町宇加川の高齢者専用賃貸住宅「能登 清水の里 穴水」を運営するJ・ T・P(金沢市)は、同所の清水体育館に人工芝マット約620平方メートル を張り、地域の愛好者に開放する目的でグラウンドゴルフやゲートボールなど の屋内コートとして使えるよう整備した。同日は完成記念大会(北國新聞社後 援)が行われた。  同住宅は旧諸橋小の校舎を活用しており、体育館も施設の一部。開会式では、 森口邦光社長が「心身一如の精神で、地域の皆さんと一つになって楽しみたい」 とあいさつし、布施東雄町教育長らが祝辞を述べた。  同コートは、11月28日の諸橋芸能文化発表会を皮切りに地域のイベント 会場としても活用される。大会には42人が参加した。 〈05〉2010年11月02日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎ライダーの憩いの場誕生 穴水町の江尻屋 一日千円、24時間利用可 全 国に利用呼び掛け  穴水町の「まちづくり会社 江尻屋」は1日までに、同町大町の同社2階に バイク愛好者向けの休憩所「ライダーハウス」をオープンした。24時間利用 可能で、ツーリングなどで奥能登観光に訪れるライダーの拠点とし、交流人口 の拡大や、周辺の飲食店のにぎわい創出を図る。  江尻屋は、能登半島地震で廃業した呉服店を活用して昨年3月に開業し、ま ちづくりや観光関連の事業を展開している。「交流創出のきっかけにしたい」 (池上康人専務)と、空き室となっていた和室7部屋を、県内では珍しいとさ れる「ライダーハウス」として提供することにし共同の洗面所、風呂、トイレ、 台所を整備した。  利用には予約が必要で、午前9時から午後5時まで予約受け付けと1日千円 となる利用料の徴収を行う。防犯対策として、利用客の免許証をコピーし、社 員らが積極的に交流を図る。  同社は、北海道から九州まで約130カ所の類似施設にチラシを送付し、全 国のライダーに利用を呼び掛けた。  試験的に利用した兵庫県姫路市の会社員桑野孝男さん(47)は「能登は初 めて。景色がよく、地元の方ともうち解けた」と笑顔。東京のとび職本田伸幸 さん(31)は「沈む夕日を見たくて来た。能登の海は最高です」と述べた。 〈06〉2010年11月04日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎田舎暮らし 穴水町で体験 石川県がモデルツアー 愛知県の夫婦参加  田舎暮らしを希望する人を対象とした県の「第二のふるさとモデルツアー」 は3日、穴水町で始まり、愛知県犬山市の夫婦が同町岩車の能登椿崎別荘地の 別荘で3泊4日の生活を開始した。  参加したのは、今春に電機会社を定年退職した林悟さん(61)と妻の圭子 さん(58)。町役場で職員から生活環境について説明を受けた後、能登椿崎 別荘地で、県外から移住した住民と懇談した。林さんは「第二の人生をどう生 きるか探っている。穴水はのどかで住民も和気あいあいとしており、良い印象 を受けた」と述べた。  2人は別荘に滞在し、4日は地元住民と一緒に郷土料理を作って味わったほ か、船釣りを体験した。  ツアーは、過疎化が進む能登地区の定住人口増加に向け、定住への不安解消 につなげる狙い。県は、宝達志水町、能登町でも実施を計画している。 〈07〉2010年11月07日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎復興の歌声、24時間響け 穴水町でカラオケ大会  穴水町の町おこし団体「あすなろ懇話会」の「24時間カラオケ大会in穴 水」(本社後援)は6日、同町のとふれあい文化センターラベンダーホールで 始まった。参加者が次々とステージで歌声を披露し、能登半島地震からの復興 ムードを盛り上げた。  開会式では、地元の長谷部太鼓龍組が演奏を披露し、米里秀一会長が「復興 を記念し、町を元気にしたいと企画した」とあいさつ。児童からお年寄りまで がマイクを握り、拍手や歓声が送られた。  7日まで個人やグループ約220組が1曲ずつ歌い、点数機器による採点の 上位15人が王座決定戦に臨んだ。 〈08〉2010年11月07日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登峨山きりしま 雪囲い作業始まる 穴水町の上中園芸組合  穴水町上中園芸組合は6日までに、同町四村地区のほ場で、キリシマツツジ の一種で特産の「能登峨山(がざん)きりしま」の雪囲いを始めた。同日の作 業には、東京のNPO法人「田舎時間」の2人や町商工会青年部有志らもボラ ンティアで参加し、交流を深めた。  能登峨山きりしまは深紅の一重咲きが特徴で、同組合は約1万本を栽培して いる。一行は、休耕田を活用した同町上中のほ場で、白坂優子副組合長の指導 を受けながら、丁寧に雪囲いを仕上げた。  ボランティアの参加は、首都圏からの航空運賃を助成する町の支援事業の一 環。参加した千葉県四街道市の会社員井上正将さん(36)は、「将来、家を 買ったら庭木にしたい」と話した。 〈09〉2010年11月08日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎鉄燈籠「里帰り」祝う 穴水町 文化財保護へ決意新た  能登半島地震で被災した穴水町指定文化財の鉄燈籠(とうろう)「明泉寺台 燈籠」の修復完了と里帰りを祝う記念セレモニーは7日、同町能登中居鋳物館 で行われ、約100人が郷土の文化財保護に決意を新たにした。  石川宣雄町長と、同館震災復興記念事業実行委員長の布施東雄町教育長が燈 籠を除幕。布施教育長が「燈籠を核に地域活性化を図りたい」とあいさつし、 修復作業を監修した国立民族学博物館(大阪府吹田市)の日厄ス晋秉擽擬・函「 文化財保存修復学会の中村晋也さんに感謝状を贈った。石川町長、小坂孝純町 議会議長が祝辞を述べた。  東四柳史明金沢学院大教授が基調講演し、日厄サ擽擬・・どユ・箸砲弔い胴ヨ 演した。中居鋳物の文化について考えるパネルディスカッションも行われた。 〈10〉2010年11月10日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎統一料金で地魚味わう 穴水町の飲食店組合 震災復興へ34店 12、1 月、感謝込め390〔サンキュー)円と3900円   穴水町飲食店組合は12月1日から来年1月末まで、加盟店のうち34店舗 が思い思いのメニューを統一料金で提供する「39(サンキュー)プラン」 (北國新聞社後援)を実施する。加盟店が連携して行う初の試みで、震災復興 が進むまちに活気を呼び込む。各店舗は、地魚の刺し身や中華料理を組み合わ せた飲み放題コースなどを低価格で提供する検討を進めている。  「39プラン」では、飲み物や料理などを390円としたり、コースを39 00円とする。料理旅館、居酒屋が生ビールや一品料理などを提供し、喫茶店 は朝食セットを390円に値下げした目玉メニューを設ける。パブやスナック は通常5千円の焼酎のボトルを3900円とする。  同プランには組合加盟店の大半が参加し、組合はチラシ5千枚を作成し、今 後、町役場やのと鉄道穴水駅、町内のガソリンスタンド、コンビニエンススト アなどで周知する。  組合によると、人口減や景気低迷に伴い、町内の外食需要は減少し続けてい る。同町川島で中華料理「香林」を経営する中橋政次組合長は「穴水は人口の 割に飲食店が多い地域。自分たちが中心となって、まちを盛り上げたい」と話 した。 〈11〉2010年11月12日(金)付北國新聞夕刊----------------------------☆ ◎豊かな香りに乾杯 穴水町の能登ワイン新酒発表会 あす発売  能登ワイン(穴水町)は12日、同町旭ケ丘の醸造所で、今年産ブドウを使 った13日発売の新酒「能登ワインヌーボー」の赤、白の発表会を開き、関係 者約30人が豊かな香りと味わいを堪能した。  ツバイゲルトレーベ種を中心にブレンドした赤4千本とミュラトルガウ種を 主体とした白2千本が発売された。発表会では、村山隆社長、山岸春雄副町長 があいさつし、吉村多作町商工会副会長の発声で乾杯した。  試飲した中橋政次町飲食店組合長は「今年のヌーボーは香りがいい。特に白 はフルーティーでおいしい」と話した。  価格は、赤、白ともに720ミリリットル入りで1470円(税込)。同社 は今年、猛暑の影響で収穫量が減少したものの、良質なブドウが生産できたと し、約8万本の醸造を見込んでいる。 〈12〉2010年11月14日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎のと鉄道に新名物 「のの字巻」弁当 江尻屋 「すしどころ穴水」を発信  穴水町の「まちづくり会社 江尻屋」は21日から、のと鉄道(穴水町)の 列車運転体験の参加者に、新たな名物として「のの字巻(まき)」弁当を提供 する。同鉄道の名称にちなみ、地元すし店が海苔(のり)を「の」の字に巻い た太巻きを使用し、同鉄道の活性化と合わせて「すしどころ穴水」の発信につ なげる。  「のの字巻」は、のと鉄道を発信する同社のオリジナルキャラクター「のっ とちゃん」の得意料理に設定されている。具は自家製卵焼きやキュウリなど4 種類で、同鉄道穴水駅前の「江戸ッ子寿司(ずし)」が製造を担当する。  江尻屋は、のと鉄道が廃線となったレールで実施している列車運転体験の運 営を受託している。申し込み者数が、1カ月当たりの定員10人を上回る状況 が続いたため、12月は倍の2回計20人に増やす。この運転体験のコースに 独自の弁当を付けることで、さらなる魅力付けを図る。  同すし店は、12、1月に同鉄道の「つこうてくだしフリーきっぷ」を提示 した客に限り、390円で「のの字巻」とみそ汁を販売する。町飲食店組合の 加盟34店が個別メニューを統一料金で提供する初の試み「39プラン」(北 國新聞社後援)の一環となる。  同店の福島栄太郎店主(69)は「まちと鉄道の活性化のために、自分も協 力したい」と話した。 〈13〉2010年11月18日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎交通安全へ町全力 事故多発の乙ケ崎を検証 きょう穴水署、県など 町側 は改良要望  穴水町と穴水署、県奥能登土木総合事務所は18日、同町乙ケ崎の国道24 9号で相次ぐ交通事故の原因や対策を探るため、現地検証と会議を開く。町は、 事故多発区間の拡幅を含む道路改良を2年連続で県への重点要望に盛り込んで おり、整備の働き掛けを強めたい考えだ。  町によると、事故多発区間は延長300メートル余りの緩やかなS字カーブ で、2004(平成16)年6月から死亡2件を含む計8件の人身事故が発生 している。今月7日には乗用車が正面衝突し、東京から妻とドライブに来てい た男性が死亡した。  08年には、歩行者1人の死亡を含む交通事故3件が相次ぎ、地元乙ケ崎区 が県奥能登土木総合事務所に拡幅を要望。町は能登総合開発促進協議会による 10年度、11年度の国、県への重点要望をはじめ、県町長会や県議会の視察 を通じて、改良を働き掛けてきた。  町基盤整備課は、乙ケ崎の事故多発区間について、死亡を含む事故が町内で 最も多発しているとして問題視している。町は7日の死亡事故現場の検証と、 町役場での対策会議を通じ、穴水署に原因、県に対策を聞いた。 〈14〉2010年11月19日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎事故防止へ「減速マーク」 穴水町や署、県 多発の乙ケ崎で検証  穴水町と穴水署、県奥能登土木総合事務所は18日、同町乙ケ崎の国道24 9号で相次ぐ交通事故の原因や対策を探るため、現地検証と会議を開いた。県 側は対策として、近く、路面に白線で「減速マーク」を設けることを明らかに した。  会議には、山岸春雄副町長のほか各機関の職員ら約10人が参加し、道路構 造上の危険は特に認められないと意見が一致。県側は穴水署の要請を受け減速 マークを設けることを決めたと説明した。  路面に溝を刻み、車両通過時に警戒音を発する措置を取るかどうかを今後検 討するとした。  町側は、緩やかなS字カーブとなっている乙ケ崎の危険個所の拡幅を要請。 県側は、将来的に検討するとした。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------