■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.101 『ふるさとメール能登穴水』 平成22年10月28日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  秋晴れとなった10月11日、穴水まいもん体験農園駐車場において「牛& ワインまつり」が開催されました。5回目を迎えた今年、来場者数は2千人を 超え、大盛況となりました。  販売コーナーでは、限定の能登牛ステーキ50枚を求めて、販売開始前から 長蛇の列ができ、その他の国産牛肉、グラスワインなども好調な売れ行きでし た。牛の丸焼きコーナーでは、炭火で豪快に肉の塊が焼かれ、脂の焦げた美味 しい香りが辺り一面に広がり、見た目の迫力と香りに誘われて、たくさんの方 が集まっていました。  また、今年も山梨県から「やまなしキッズカンパニー」の子どもたちがイベ ントに参加し、山梨県の特産品を元気な声でアピールしながら、まつりを一緒 に盛り上げました。  さまざまなステージイベントが催され、賑やかな雰囲気に包まれる中、会場 が最も盛り上がったのが、谷本県知事と宮下県議がご来場されるというサプラ イズでした。ふるさとコーラス隊の澄んだ歌声や、煌びやかなバリ舞踊「ティ アラ・チャンティ」をご覧いただきながら、能登牛やワインを召し上がってい ただきました。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.lg.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次 ★ 穴水町情報  ☆ 第45回穴水町文化祭  ☆ 24時間カラオケ大会 in 穴水  ☆ 第55回穴水町駅伝競争大会  ☆ 穴水大市  ☆ ふるさと応援隊 募集中  ☆ ふるさと納税のご紹介 ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 第45回穴水町文化祭 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  芸術の秋にふさわしいイベントです。 美術作品の展示や、民謡・吹奏楽といった芸能の発表など、のとふれあい文化 センターをメイン会場に、穴水町文化祭を開催いたします。 日  時:平成22年11月3日(祝)〜 4日(木)      ≪開会式・功労者表彰式≫        のとふれあい文化センター ラベンダーホール        3日(祝)午前10時 〜 午前10時30分      ≪展示部門≫        のとふれあい文化センター・B&G海洋センター        3日(祝)午前9時30分 〜 午後5時30分        4日(木)午前9時    〜 午後3時      ≪芸能部門≫        のとふれあい文化センター ラベンダーホール        3日(祝)午前10時40分 〜 午後3時30分 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局                   TEL(0768)52−3720  ★★★ 24時間カラオケ大会 in 穴水 ★★★★★★★★★★★★★★★  能登半島地震復興記念・穴水町文化祭参加事業と一環として、24時間カラ オケ大会を実施します。その他、長谷部太鼓龍組の演舞、まいもん市、能登ワ インヌーボーの試飲会も開催されます。入場は無料です。皆様お誘い合わせの 上、ご来場ください。 日  時:平成22年11月6日(土)午後1時 〜 7日(日)午後3時      ≪長谷部太鼓龍組≫        6日(土)午後1時 〜      ≪ショータイム≫        7日(日)午後12時 〜      ≪カラオケ王座決定戦≫        7日(日)午後1時 〜 午後3時 場  所:のとふれあい文化センター ラベンダーホール (お問い合わせ)あすなろ懇話会(レストラン・スマイル内)                   TEL(0768)52−3333  ★★★ 第55回穴水町駅伝競走大会 ★★★★★★★★★★★★★★★★★  今年も伝統ある駅伝競走大会が開催され、37チーム、259名が出場しま す。全チームが優勝を目指し、平日夜や休日を利用して練習に励んでいます。 皆様の温かい声援をよろしくお願いいたします。 日  時:平成22年11月14日(日)雨天決行      ≪開会式≫        清水体育館(旧諸橋小学校) 午前8時30分      ≪スタート≫        古君集会所 午前10時      ≪ゴール≫        穴水町営陸上競技場 (お問い合わせ)穴水町教育委員会事務局                   TEL(0768)52−3720  ★★★ 穴水大市 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  毎年恒例の「しまい市」が開催され、さまざまなお店が軒を連ねます。ご家 族揃ってお出掛けください。 日  時:平成22年10月27日(水)〜 31日(日) 場  所:穴水町商店街通り (お問い合わせ)穴水町大市運営委員会                   TEL(0768)52−0002  ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品 等)をお送りいたします。  「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細につきましては、当町ホームページをご覧ください。  http://www.town.anamizu.ishikawa.jp (お問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625  ★★★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ---------------------------------------------------------------------- 01:能登藍染めを特産に 辻が花染めに生かす 穴水町の新谷工芸 地元産の   藍使用 10月、ストール発売 02:水圧だけで強い回転力 洗浄機で特許出願 穴水町の高野さん 鉄工所再   生の切り札 03:旧保育所を無償貸与 穴水町が民間と契約 寮や交流拠点に 04:「秋の陣」は牛肉で 「まいもんまつり」試食会 穴水町 05:限定ラベル、じわり浸透 能登ワイン、ブランド定着 誕生記念、宴の席   札代わりなど 節目彩る「祝い酒」に 06:糖度は高め 穴水町の能登ワイン ブドウ収穫始まる 07:穴水町発のブランド米に 上中生産組合、「峨山道のお米」 標高180   メートル、清浄な環境で栽培 販売を本格化、江尻屋も協力 08:能登の牛肉、ワインを堪能 穴水町で「まつり」 丸焼きに長い列 09:震災からの復興祝う 穴水町、シンボルロード開通 まちづくり支援施設   も起工 10:鋳物の生産で栄えた郷土の歴史にちなんだ学習に取り組む 穴水町向洋小 11:観光ツアー客6601人、前年超え のと鉄道 4〜9月、都市圏から誘   客 オリジナルグッズ販売強化 12:被災地結ぶコイ 新潟→穴水町の真名井川 来秋放流へ試験飼育 商店主   ら企画 13:穴水町由比ケ丘公園緑地で草刈り奉仕 穴水電子工業 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年09月23日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登藍染めを特産に 辻が花染めに生かす 穴水町の新谷工芸 地元産の藍 使用 10月、ストール発売  穴水町宇加川の新谷工芸はこのほど、穴水産の藍(あい)から作った染料 「能登藍」を完成させた。能登藍をはじめ能登の動植物約250種類から採取 した天然染料約20種類を使って「辻が花染め」の技法で染めたストールを発 売し、能登の新たな特産品作りを目指す。  能登藍の原料は、岩手県産の寒さに強い品種「赤茎」。新谷茂代表(57) が十数年前に種を取り寄せ、同社敷地内で栽培してきた。  新谷工芸能登草木の染め研究室スタッフで、金大能登里山マイスター講座を 受講する家安祐美さん(46)が、昨年から実験を重ね、藍の葉の色素を水に 溶かし出し、乾燥・固形化して染料に仕上げた。染めるときには染料を水に溶 かして使う。  室町時代に流行した辻が花染めの研究を約20年間続けている新谷代表は、 能登藍を辻が花染めに生かし、さわやかな藍色を能登の色として根づかせたい としている。  10月14日から金沢市の香林坊大和で開かれた物産展でストールなどを販 売した。 〈02〉2010年09月24日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎水圧だけで強い回転力 洗浄機で特許出願 穴水町の高野さん 鉄工所再生 の切り札  穴水町此木の高野鉄工所社長の高野長太郎さん(77)はこのほど、水道に ホースでつないで使う筒状の洗浄機を開発した。放水しながら、電気を使わず 水圧だけで先端のスポンジを回す仕組みで、強い回転力を生む「低水圧回転機 構」を特許出願した。主力だった鉄骨の需要減少を受けて、新たな「エコ製品」 をてこに鉄工所再生を目指す。  開発した洗浄機は、伸縮可能な直径約2センチのアルミ製パイプの先端に、 回転力を生み出す装置とスポンジが付いている。最長で約270センチ、約1 30センチの2種類。水道水を流すと、「手で止めることが困難」(高野さん) な力でスポンジが回る。洗車や業務用トイレの清掃など多用途を想定している。  特許出願したのは、回転力を生み出す装置で、8センチ四方で厚さ1・5セ ンチのアルミ製ケースに塩化ビニール製の水車が収めてある。真ちゅう製ノズ ルで水圧を高めた水を当てて水車を回し、スポンジを回すための動力を得る。 ケース内の気圧低下で回転力が落ちるのを防ぐため、空気穴を4カ所開けたこ とが開発の鍵となった。  ディーゼルエンジン製作に携わった経験を生かして装置を発明した高野さん は「穴を開ける工夫に3年掛かった。電気に頼らず十分な力が出る。ぜひ普及 させたい」と話した。  高野さんは、10月15日に県産業展示館で開かれた「しんきんビジネスフ ェア」で洗浄機を発表した。 〈03〉2010年09月29日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎旧保育所を無償貸与 穴水町が民間と契約 寮や交流拠点に  穴水町は9月28日、同町宇加川で高齢者専用賃貸住宅「能登 清水の里  穴水」を運営するJ・T・P(金沢市)と、旧諸橋保育所を無償貸与する契約 を交わした。同社は施設を社員寮や農作物保管庫に活用し、地域交流の拠点や 消防団員の練習場所としても提供する。  施設は同社の高齢者専用賃貸住宅に隣接しており、鉄筋コンクリート平屋建 て、延べ床面積611平方メートル。6年前に閉所し、2年前まで放課後児童 クラブに使用されていた。町が旧保育所を無償貸与するのは初めて。  石川宣雄町長と森口邦光社長が同日、町役場で契約を交わした。森口社長は 今後、施設を改修し、地域住民のギャラリーなどに生かすとともに、広場や部 屋を町消防団諸橋分団の練習と休憩用に提供する考えを示した。 〈04〉2010年10月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「秋の陣」は牛肉で 「まいもんまつり」試食会 穴水町  「能登半島穴水まいもんまつり“秋の陣”牛まつり」(北國新聞社共催)は 10月1日、穴水町内の加盟12店舗で始まった。9月30日には、町観光物 産協会が同町川島の「ふぁみりぃれすとらん スマイル」で試食会を開き、関 係者がメニューを最終確認した。  新田良孝副会長があいさつし、試食モニター8人とともに牛ステーキ(15 0グラム)、しゃぶしゃぶ(50グラム)など6品のフルコースを味わった。  牛まつりは10月31日までで、9店で1人前3990円(税込み)のフル コース、3店で単品を提供する。予約が必要。問い合わせは同協会事務局=0 768(52)3790=まで。 〈05〉2010年10月01日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎限定ラベル、じわり浸透 能登ワイン、ブランド定着 誕生記念、宴の席札 代わりなど 節目彩る「祝い酒」に  能登ワイン(穴水町)が客の要望に応じて製作する限定ラベルのワインの販 売本数が、今年度が始まって3カ月間で前年度1年間の実績に迫る約800本 に達した。結婚の引き出物や企業の記念品などに活用が広がっており、節目を 彩る能登ブランドの「祝い酒」として浸透してきた格好だ。  能登ワインは2006(平成18)年度から、限定ラベルを張った贈答用ワ インを販売している。当初、約300本だった販売本数は「能登ワイン」のブ ランド定着に伴って年々増加し、09年度は約1千本に。10年度は7〜9月 だけで前年度実績に迫るペースとなり、年間で倍増となる2千本を目標に掲げ、 4年連続の前年度実績超えを見込んでいる。  限定ラベルのワインの使い方は多彩で、娘の誕生に合わせて名前や誕生日を 記し、「成人したら一緒に飲みたい」と購入する父親や、客の名前を記し、結 婚披露宴のテーブルに席札代わりに並べるケースがある。  穴水町が10月11日に実施した「町復興まちづくり支援施設起工式」と、 震災復興シンボルロードの「完成を祝う会」の記念品に100本を発注したほ か、民間企業の周年事業にも利用されている。  同社は町による公設民営で整備され、農業関係者の出資が半数以上を占める。 新田良孝常務は「能登のブランド品として認知が進んできたおかげ。北陸3県 や首都圏にも売り込みたい」と売り上げ増に意欲を示した。 〈06〉2010年10月02日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎糖度は高め 穴水町の能登ワイン ブドウ収穫始まる  能登ワイン(穴水町)は1日、同町沖波の畑で、ワインの原料とするブドウ 「ヤマソーヴィニヨン」の収穫を始め、深みのある色合いに育ったブドウを社 員らが次々と摘み取った。  ヤマソーヴィニヨンは、山梨県に自生していたヤマブドウと欧州系のカベル ネ・ソーヴィニヨンを交配した品種。同社は、この品種名と同じ名前の赤ワイ ンを主力製品としている。  同社によると、今年産のヤマソーヴィニヨンは例年より小粒となったものの、 色合いがよく糖度が高い。この日は、休暇村能登千里浜(羽咋市)の観光ツア ーの12人が畑を訪れ、収穫に加わった。 〈07〉2010年10月10日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町発のブランド米に 上中生産組合、「峨山道のお米」 標高180メ ートル、清浄な環境で栽培 販売を本格化、江尻屋も協力  穴水町の上中峨山道米生産組合はこのほど、同町四村(よむら)地区の一部 で栽培されたコシヒカリを「峨山道(がざんどう)のお米」と銘打ち、本格的 に販売を始めた。中山間地で栽培するため収量は少ないものの、清浄な環境で 育った味の良さを前面に押し出す。同町の「まちづくり会社 江尻屋」が販売 に協力し、穴水発のブランド米を目指す。  四村地区は、穴水町と輪島市門前町との境に位置し、標高は約180メート ル。同町の曹洞(そうとう)宗總持寺二祖の峨山韶(じょう)碩(せき)禅師 が、羽咋市の永(よう)光(こう)寺の住職を兼務した1340(暦応(りゃ くおう)3)年から約20年間、毎日往復したと言い伝えられている峨山道が 通る。  組合は、峨山道付近の水田で収穫したコシヒカリを昨年、「峨山道のお米」 として試験販売した。今年は約2・4トンを収穫し、2キロと3キロ、5キロ、 10キロの4種類のパックで売り出す。江尻屋が、物産展などイベントを通じ て浸透を図る。  組合長で穴水町の大東建設社長の白坂政治さん(55)は、きれいな水で育 った米の品質の良さを強調するとともに、公共工事が減少する中で「将来的に ブランド化が進めば、会社で受託生産に取り組みたい」と話した。 〈08〉2010年10月13日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登の牛肉、ワインを堪能 穴水町で「まつり」 丸焼きに長い列  穴水町観光物産協会「能登半島穴水まいもんまつり“秋の陣”牛まつり」 (北國新聞社共催)の特別行事「牛&ワインまつり」は11日、同町旭ケ丘の 穴水まいもん体験農園駐車場で開かれた。町内外の約2100人(主催者発表) が、能登牛などのステーキや能登ワインに舌鼓を打った。  来場者は、長さ約50メートルの炭火焼きコーナーに陣取り、能登牛や国産 牛とワインの取り合わせを堪能したほか、「牛ブロック丸焼きコーナー」に長 い列をつくった。会場には12店舗が並び、ワイン原料のブドウを使ったアイ スが初披露されたほか、甲府市の特産品も販売された。  特設舞台では、穴水中のブラスバンドや地元の「ふるさとコーラス隊」など が出演して会場を盛り上げた。  谷本正憲知事も訪れて牛肉やワインを味わい、「能登ワインこそ本物のワイ ン。これからしっかりと売り出したい」と発信に意欲を示した。 〈09〉2010年10月13日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎震災からの復興祝う 穴水町、シンボルロード開通 まちづくり支援施設も 起工  能登半島地震で被災した穴水町中心部で県が整備を進めていた復興シンボル ロード(都市計画道路大町通り線)が11日、開通した。同日は同道路付近に 建設する「復興まちづくり支援施設」も起工し、町や県関係者らが震災からの 復興を祝い、奥能登の「玄関口」のにぎわい創出に期待を寄せた。  大町通り線は大町―川島間の延長160メートルで、のと鉄道穴水駅と中心 商店街を結ぶ。町は同線近くの大町地内に子育て支援や図書館、公民館、観光 情報発信機能を備えた防災・交流拠点として復興まちづくり支援施設を建設す る。鉄骨造り2階建て延床面積1527平方メートルで総事業費5億4700 万円。来年8月末の完成を目指す。  施設の起工式と同線の「完成を祝う会」には約60人が出席し、石川宣雄町 長が「奥能登の玄関口として魅力の発信を図りたい」と力を込めた。谷本正憲 知事があいさつし、桜井廣明、宮下正博の両県議、小坂孝純町議会議長が祝辞 を述べた。  テープカットに続き、出席者は穴水町平野の中瀬和男さん(75)ら3世代 夫婦や子ども神輿(みこし)とともに、同線に新設された大川新橋の渡り初め を行った。 〈10〉2010年10月14日(木)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎鋳物の生産で栄えた郷土の歴史にちなんだ学習に取り組む 穴水町向洋小  穴水町向洋小6年生17人が13日、江戸期に中居鋳物の生産で栄えた郷土 の歴史にちなんだ総合的な学習に取り組んだ。  能登半島地震で被災した鋳物製の町文化財「明泉寺台燈籠(とうろう)」が 修復され、11月7日に町能登中居鋳物館に戻るのにちなみ実施。  身近な物では、鋳物の技術が現在も水道の蛇口などに使われていることなど、 児童は興味津々の様子で聞き入った。 〈11〉2010年10月19日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎観光ツアー客6601人、前年超え のと鉄道 4〜9月、都市圏から誘客  オリジナルグッズ販売強化  のと鉄道(穴水町)を今年度上半期(4〜9月)に利用した観光ツアー客が 6601人となり、09年度同期を681人上回ったことがこのほど、同社の まとめで分かった。前年度比で倍増となる約1万人が訪れた09年度の勢いを 維持している格好で、同社は観光客向けのオリジナルグッズ販売の強化で収入 増を図っている。  同社は2004(平成16)年度から、人口減少で運賃収入が先細りとなる ことを見据えて、収益確保のために観光客誘致に取り組んでいる。初年度は、 05年3月の穴水―蛸島間廃止で鉄道愛好者が詰め掛けたことなどから約1万 人が訪れたものの、翌05年度は500人足らずに減少した。  しかし、同社が関東や関西、中京の旅行会社に対して営業活動を続けたため、 観光ツアー客は年々増加し、08年度に4885人、09年度に1万304人 に上った。 〈12〉2010年10月20日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎被災地結ぶコイ 新潟→穴水町の真名井川 来秋放流へ試験飼育 商店主ら 企画  中越地震の被災地のニシキゴイが来年秋にも、能登半島地震で被災した穴水 町中心部を流れる真名井川に放流される。同町の商店主有志らがこのほど、地 震をきっかけに交流している新潟県の旧川口町(長岡市)の養殖業者に協力を 求め、了解を得た。商店主らは、まちなかを泳ぐコイを被災地交流と震災復興 の象徴としたい考えだ。  穴水町と旧川口町の商店主らは毎年、両地域のイベントへの出店を通じて相 互交流を続けている。旧川口町は37業者が養殖に携わるニシキゴイ産地。穴 水町川島の酒店経営、七海友也さん(46)らが17日、長岡市錦鯉養殖組合 のうち旧川口町有志と懇談し、放流への協力を取り付けた。  その際、穴水町の商店主有志らは旧川口町の本町通り復興活性委員会のメン バーから真名井川の水に慣らすための試験用の稚魚約30匹を無償で譲り受け た。体長は7〜12センチで、同川の水を入れた容器で飼育を始めている。  穴水町の商店主有志らは今後、稚魚が無事に生育するかどうかを確認し、旧 川口町側と放流する稚魚の数や時期などを具体的に協議する。 〈13〉2010年10月24日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町由比ケ丘公園緑地で草刈り奉仕 穴水電子工業  穴水電子工業(穴水町)は23日、同町由比ケ丘公園緑地で、緑化で地域貢 献を図る「あなみずの森」活動の一環として、草刈りや清掃などの奉仕作業を 行った。  同社は昨年から3年計画で、緑地約1千平方メートルにのとキリシマツツジ 「能登峨山きりしま」を植えるなどして憩いの場づくりを進めている。この日 の作業には社員約70人が参加し、刈り取った雑草や落ち葉を集めたほか、の とキリシマツツジ育成のための堆肥(たいひ)を作った。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------