■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■   Vol.94 『ふるさとメール能登穴水』 平成22年3月25日号 毎月第4木曜日発行 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■  『ふるさとメール能登穴水』が6周年を迎えました。ご愛読いただいている 読者の皆様に深く感謝を申し上げます。  今年も小又川には早朝から、いさざ漁に精を出す方を目にするようになり、 春の訪れを実感します。昔に比べると少し寂しくなった小又川の沿岸ですが、 今でも穴水町では伝統的ないさざ漁が春の訪れを告げています。  当町では6日よりまいもんまつり春の陣いさざまつりが行われており、町内 加盟店13店舗では春の味覚を味わうことができます。  さて、平成19年に発生した能登半島地震から本日で、ちょうど3年を迎え ます。大町川島地区を始め、多くの被害をもたらしましたが、今日では町並み も従来どおりの姿を取り戻しつつあります。  また、駅前には児童館、図書館機能を兼ね備えた防災拠点施設が23年度中 に完成予定で、災害時は避難所としても活用でき、町の防災対策の拠点なりま す。  当町では、震災前よりさらに災害に強い町づくりを目指し、復興が進んでい ます。             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●              発 行:穴水町企画情報課              TEL:(0768)52−3625              URL:http://town.anamizu.ishikawa.jp/              メール:anamizu@town.anamizu.ishikawa.jp             ●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○● ▼目次  ★ 穴水町情報   ☆ 能登半島穴水まいもんまつり「春の陣」いさざまつり   ☆ 第19回 花見だよ!in「能登さくら駅」   ☆ ふるさと応援隊 募集中   ☆ ふるさと納税のご紹介  ★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★ 能登半島穴水まいもんまつり「春の陣」いさざまつり ★★★★★★  穴水の春を告げる小魚として珍重されるいさざ料理のフルコースを町内13 の加盟店(飲食店、民宿など)が用意します。フルコースは3,990円(税 込)で味わえます。  メニュー:いさざのおどり喰い、いさざの卵とじ、小バチメの唐揚げ又はい       さざの揚げ物、ハチメの塩焼き、お刺身(魚)、ご飯、いさざの       お吸物       香の物  料  金:3,990円  期  間:平成22年3月6日(土)〜平成22年4月11日(日)  店  舗:町内加盟飲食店     (穴水町役場のホームページをご覧ください。)  そ の 他:前日予約制です。  (問い合わせ)穴水町産業振興課内「穴水町観光物産協会」                    TEL(0768)52−3670 ★★★ 第19回 花見だよ!in「能登さくら駅」★★★★★★★★★★★★  のと鉄道の能登鹿島駅は、プラットホームに並ぶ数十本の桜が線路上に桜の トンネルを作ることから、「能登さくら駅」と呼ばれます。地元の「能登鹿島 駅桜保存会」が花見のイベントを開催します。会場には、アトラクションや祭 りの屋台が用意されます。  日 時:平成22年4月11日(日)午前10時〜  場 所:のと鉄道 能登鹿島駅構内  主 催:能登鹿島駅さくら保存会  後 援:北國新聞社  (問い合わせ)穴水町産業振興課                    TEL(0768)52−3670 ★★★ ふるさと応援隊 募集中 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  今は穴水町外にお住まいの方で、「穴水が好き。穴水ファン。ふるさとであ る穴水を応援したい。・・・」等 穴水町にゆかりのある方々に、町のPRや まちづくりのご意見など、町の振興・発展に協力をお願いしています。登録さ れた方には町のホットな情報をお届けします。(入隊登録は無料)  詳細についてはホームページをご覧ください。                 http://www.town.anamizu.ishikawa.jp  (問い合わせ)穴水町企画情報課                   TEL(0768)52−3625   ★★★ ふるさと納税のご紹介 ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★  穴水町では「ふるさと応援寄附金」(ふるさと納税)の募集を行っておりま す。穴水町を応援くださる方、こよなく愛する方、穴水のまちづくりにご寄附 をお願いいたします。また、3万円以上ご寄附頂いた方には、記念品(穴水町 の特産品等)をお送りいたします。  「がんばる穴水、穴水町を応援してください!」  詳細についてはホームページをご覧ください。                   http://www.town.anamizu.ishikawa.jp  (問い合わせ)穴水町企画情報課                    TEL(0768)52−3625   ★★★★ 北國新聞*穴水ニュース ★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ---------------------------------------------------------------------- 01:運転体験、全国からファン 「のと鉄道」 本物の車両で走行  02:穴水町で児童ら演奏 県縦断コンサート「ショパンピアノ祭典」 03:川から 穴水町のイサザ 四つ手網で 魚群狙う 04:「だごだい祭り」 穴水町下唐川の当宿方で宵祭り 05:鉄燈籠、11月に「里帰り」 震災の修復終え 穴水町文化財  06:「いさざまつり」へ試食 穴水町観光物産協 躍り食いを満喫 07:アテ蒸留液で入浴剤 能登森林組合 建材以外の活用策発信 08:地震復興を祈念、活気呼び込む 穴水町 09:松葉菊植栽、復興PR 穴水町の東町町内会青壮年団、河川敷で活動 10:能登半島地震、3年 支援学生ら穴水町に集い活動報告 ---------------------------------------------------------------------- 〈01〉2010年02月26日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎運転体験、全国からファン 「のと鉄道」 本物の車両で走行   本物の列車を運転できる、のと鉄道(穴水町)の「1日運転士体験」が、全 国から参加者を呼び込み、好評を得ている。3月12日出発便で定期運行が終 わるJR寝台特急「北陸」や急行「能登」を乗り継いで訪れた鉄道ファンから も大きな反響があったため、同鉄道は新年度も継続することを決めた。  運転体験は、のと鉄道が、同社と業務提携する「まちづくり会社 江尻屋」 (穴水町)の協力で、能登への誘客と鉄道の利用促進を図るため、昨年6月か ら実施している。  希望者は講習を受けた後に穴水駅構内の営業外線路でディーゼルカーNT2 00を運転する。同鉄道の運転士に計器の操作などを習い、帽子を被り、制服 を着て、汽笛を鳴らし、直線距離約200メートルを2往復する。  毎回5人以上10人が定員で、2月は13日に9人、14日に7人が参加し た。これまで県内をはじめ、東京や大阪など全国から計59人が訪れた。現役 で運行されている車両をだれでも走らせることができる点が鉄道ファンに人気 で、口コミで評判が広まっている。3月は20、21日に行われ、4月以降は 月1回のペースで続ける。 〈02〉2010年03月01日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎穴水町で児童ら演奏 県縦断コンサート「ショパンピアノ祭典」  県音楽文化振興事業団の県縦断ピアノコンサート「ショパン ピアノの祭典 in穴水」は28日、穴水町ののとふれあい文化センターラベンダーホールで 開かれ、オーディションで選ばれた地元小学生らが清新な音色を広げた。  1部はオーディションで合格した穴水町の児童2人と金沢市の4人が出演し、 ショパンの名曲を奏でた。2部では、ピアニスト若林顕さんが「英雄ポロネー ズ」などを演奏し、聴衆を魅了した。 〈03〉2010年03月02日(火)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎川から 穴水町のイサザ 四つ手網で 魚群狙う  イサザ漁が1日、能登の河川で解禁された。穴水町の小又川では、春の風物 詩となっている四つ手網を使った漁が始まり、みのがさ姿の町民らが岸辺から 張り出した足場で魚群を待った。  イサザは体長5センチほどのハゼ科の小魚で、水がぬるみ始めると産卵のた め海から川へ遡上(そじょう)する。県から敷網による採捕の許可を得た町民 が、川に網を垂らし、透き通ったイサザが見えると、さっと網を引き揚げた。 この日は午後から雨が降り出し、水が濁り、漁は振るわなかった。  穴水では5月末までが漁期となっている。6日から4月11日まで、町観光 物産協会の「能登半島穴水まいもんまつり・春の陣 いさざまつり」(北國新 聞社共催)が開かれ、旬のイサザ料理が楽しめる。 〈04〉2010年03月03日(水)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「だごだい祭り」 穴水町下唐川の当宿方で宵祭り  穴水町下唐川の「だごだい祭り」は2日、当宿(とうやど)方で宵祭りが行 われ、「落ち着きの膳(ぜん)」が振る舞われた。  昔、京都に働きに出た村人が神様の宿る石を持ち帰ったが、ごちそうがなく、 質素な料理でもてなしたのが由来とされる。  松木義明さん(66)方で住民らが「だごだい」と呼ばれる団子とセリの煮 物、ハコベのあえ物を味わい、春を感じ取った。 〈05〉2010年03月05日(金)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎鉄燈籠、11月に「里帰り」 震災の修復終え 穴水町文化財   能登半島地震で被災した穴水町指定文化財の鉄燈籠(とうろう)「明泉寺台 燈籠」の修復作業が終わり、今年11月に同町中居の能登中居鋳物館に戻る運 びとなった。町は、お披露目に合わせて同館を主会場に震災復興記念事業を行 い、かつて鋳物で栄えた中居の文化に光を当てる契機とする。  高さ2・6メートルの燈籠2基は約160年前の幕末に造られ、現存する中 居鋳物では最大という。1995(平成7)年の鋳物館開館時に、同町明千寺 の明泉寺から寄贈され、玄関ホールに展示されていた。  能登半島地震で倒壊し、2007(平成19)年12月から、国立民族学博 物館(大阪府吹田市)で同館と元興寺(がんごうじ)文化財研究所(奈良市) によって修復作業が進められた。  修復は同博物館の日厄ス晋秉擽擬・・愆・掘・紡燦捗蠅魘裟気掘・睇瑤巴譴ネ なる耐震性の「支持体」を設計、製作して組み上げた。  4日、穴水町の能登中居鋳物館震災復興記念事業実行委員会の初会合が町役 場で開かれた。11月7日に同館で燈籠の除幕式を行い、企画展やシンポジウ ムなどを開催することを決めた。 〈06〉2010年03月06日(土)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎「いさざまつり」へ試食 穴水町観光物産協 躍り食いを満喫  穴水町観光物産協会は5日、「能登半島穴水まいもんまつり・春の陣 いさ ざまつり」の試食会を同町川島の料亭雁月で開き、一般公募モニターが躍り食 いなどで旬のイサザを賞味した。  町内の河川では、許可を得た住民が解禁の1日から、四つ手網でイサザを捕 り、風物詩となっている。いさざまつりは6日から4月11日まで開かれ、加 盟店でフルコース(税込み3990円)など、イサザ料理の粋を楽しめる。  試食会では、フルコースのメニューが用意され、器の中でピチピチ跳ねる透 明の魚体がシーズン到来を感じさせた。躍り食いを体験した参加者は「箸(は し)でつまむのは初めて。おいしい」などと話した。 〈07〉2010年03月14日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎アテ蒸留液で入浴剤 能登森林組合 建材以外の活用策発信  県産材の能登ヒバ(アテ)から抽出した蒸留液と木炭の製造過程で得られる 珠洲産の木酢(もくさく)液を配合した入浴剤が開発され、能登森林組合(穴 水町)が13日までに、販売を始めた。同組合は、奥能登の地域資源PRにつ なげたいとしている。  入浴剤は、木工機器を販売する吉岡機販(金沢市)が、アテに含まれる抗菌 成分と芳香性に着目し、独自のシステムで蒸留液を抽出し、抗菌性が高いとさ れる木酢液とのブレンドで完成させた。  奥能登産の天然素材にこだわり、アテは間伐材や廃材を活用し、珠洲で広葉 樹を原料に製炭課程で抽出される木酢液を使っている。  能登森林組合によると、建材などに使われるアテは腐りにくい特性を持つ一 方、廃材処理が課題となっている。同組合は「建材以外の活用策として、新た な視点で能登ヒバの魅力をアピールしたい」としている。 〈08〉2010年03月21日(日)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎地震復興を祈念、活気呼び込む 穴水町  能登半島地震の発生から丸3年となる25日を前に、被災地穴水町で20日、 被害の集中した町中心部の住民らが防災訓練に取り組んだ。商店街では、復興 を祈念し、まちなかに活気を呼び込むためのイベントが繰り広げられ、住民ら は震災の記憶を風化させず、「自助共助の精神」でまちづくりを進める意識を 高めた。  防災訓練は、2軒が倒壊するなど大半の家屋が被災した同町大町の出町と江 川町の2町内会が合同で実施した。会場は、被災後に建て替えられ、町が避難 場所に指定している穴水小体育館と運動場で、計69世帯から約100人が参 加した。  住民たちは、奥能登広域圏穴水消防署の協力と指導で自動体外式除細動器 (AED)を使った救命講習や応急担架作製などの訓練に臨んだ。消火器や住 宅用火災警報器の重要性を学び、防災の知識を深めた。  穴水大町商店会の能登半島地震復興祈念イベント「わいわい かきまつり」 (北國新聞社後援)は穴水町大町、川島の駐車場と県道の一部を歩行者天国に して始まった。熱々の焼きガキを味わう家族連れが集い、活気にあふれた。  まつりはまちなかへの誘客を目指し、2007(平成19)年3月25日に 初開催を予定したが、地震発生のため当日になって中止された。翌年から、震 災の記憶を風化させず、穴水に元気を呼び込む行事として3月に続けられてい る。  炉端焼きコーナーが設けられ、クチコ、コノワタなど物産のテントも並んだ。  中越地震震央地で被災地の商店街交流を続ける新潟県川口町の本町(ほんち ょう)通り復興活性委員会が3年続けて出店した。 〈09〉2010年03月22日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎松葉菊植栽、復興PR 穴水町の東町町内会青壮年団、河川敷で活動  穴水町川島の東町町内会青壮年団は、地域の美観を整え地震からの復興をア ピールすることを目指し、小又川河川敷に松葉菊の苗を植栽した。  小又川沿いの道路は町民の散歩コースになっており、花の彩りが潤いと癒や しを町民に提供する。町からの沿道植栽業務の補助金を活用し、町内会が維持 管理に当たる。  団員22人はシャベルを手に、延長約50メートルの河川敷に千株の苗を約 30センチ間隔で植えた。7月下旬ごろにピンク色の花を咲かせる。 〈10〉2010年03月22日(月)付北國新聞朝刊----------------------------☆ ◎能登半島地震、3年 支援学生ら穴水町に集い活動報告  「能登半島地震復興3周年記念 江尻屋の集い」(北國新聞社後援)は21 日、穴水町大町の江尻屋店舗で開かれ、穴水の復興支援にかかわった学生やボ ランティアら約30人が、足湯ボランティアの取り組みなどを報告し合った。  足湯隊の神戸大生や石川高専、関西学院大、京大の研究者や学生、NPO法 人レスキューストックヤード(名古屋市)のメンバーらが参加した。  神戸大生は、震災発生直後から能登を訪れ、穴水の仮設住宅談話室などで足 湯を提供し、被災者と触れ合った経験を語り、石川高専の教員は被災して空き 店舗となった江尻屋を交流の場として再生支援する取り組みなどを紹介した。  店舗では足湯コーナーが設けられ、学生と住民が再会を喜び合った。  学生らは穴水中央商店会が復興を願って設置した商店街のベンチに、「この ベンチは『じんのびとした穴水商店街』を目指して置かれたものです」と記し た真鍮(しんちゅう)製の銘板を取り付けた。 ---------------------------------------------------------------------- ・この記事は北國新聞の記事データベース「ホッコクシンブン・ドットコム」  から抽出しました。申し込みはhttp://www.hokkokushimbun.com/まで。 ・北國新聞「穴水ニュース」の記事本文はすべて北國新聞社の著作物です。コ  ピーや加工、再配付はしないでください。 ・ふるさとメール・穴水の申し込みや解除は穴水町や北國新聞のホームページ  から行うことができます。   穴水町のホームページは http://www.town.anamizu.ishikawa.jp/   北國新聞のホームページはhttp://www.hokkoku.co.jp/ ----------------------------------------------------------------------